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クールな男女限定ブランド、アバクロからホームレス限定ブランドへ?

Date:2013.09.16

アバクロのマーケット設定は差別?それともビジネス戦略?

アバクロことアバクロンビー&フィッチは日本でも10代から20代ぐらいの若い世代に人気のあるカジュアルな洋服を主としたアメリカの有名ブランドですが、このブランドが今ちょっとした社会問題を引き起こしているのを知っていましたか?

モデル並みのルックスを持つ従業員

アメリカのアバクロの店舗ではモデル並みのスタイルとルックスの若い従業員を雇う事を公然の規則として掲げているのをご存じですか?
アバクロのCEO(最高経営責任者)によるとこれは同ブランドの特化性、「クールで人気者の若者たち限定ブランド」を売りにしている為だそうです。

特化したマーケットはファッションメーカーでは当たり前

ファッション業界で特化したマーケットを持つ事は然程めずらしくもありません。
例えば、バストの大きい女性の為のブラや、背の低い男性用スーツそして背の高い女性用の衣料ブランドなど、昨今では大手デパートやショッピングモールに行けば、難なく見つけることができます。
しかし、一昔前はそう簡単には行かず、いわゆる「平均体型」に当てはまらない体型を持つ人達には衣類を買うにも苦労も多かったと思います。なので、特化したマーケットというのはそういう消費者のニーズに応える事の出来きる新たなビジネスチャンスで、消費者から感謝すらされるべき存在であるはずです。

アバクロ、ホームレス限定ブランド計画

そんなビジネスの背景から、アバクロのCEOも彼らのマーケット設定を何の気兼ねも無く公言したのかもしれません。でも、特定したのが「クールで人気者の若者向け」、サイズ等の実用性というより、見た目の限定市場。その上、「クールでも人気者でも無い方々はご遠慮下さい。」とまで言い切ってしまったらしいのです。

案の定、その限定の仕方は大半の客層に受け入れられるどころか、「差別」と取られ、波紋を大きく呼んでしまいました。
そんな中、アメリカ、ロサンゼルスのライターが、アバクロCEOの発言に抗議すべく、「アバクロのマーケット再調整」と名うってキャンペーンを実施。経済的に恵まれない人達に古着等を安値で販売する団体からアバクロ製品だけを買い取り、ロサンゼルスでも路上生活者が多い地域で配り歩き、その活動をネット上で公開。そして皆に「アバクロをホームレスブランドにしよう!」と訴えかけたところ、世界中で大きな反響が起こりました。

特化したマーケット設定は差別?

言うまでもなく、そのロサンゼルスのライターだけが、アバクロの「美しく、クールな若者」志向に不満を抱いた訳では無く、その他多くの人が同ブランドに抗議をしました。中には「アバクロではなぜ、女性衣類にX、XLサイズが無いのか?」と抗議の手紙を同ブランドに送った、プラスサイズ(大きいサイズ)女性サポーター代表なども含まれていたそうです。
しかし、差別とも取れるファッション企業の特化した市場設定はアバクロだけでは無く、その他の企業も「ブランドイメージに合わない人種だからと解雇された」あるいは「身体障害者層を顧客設定に入れていない」などの理由で訴えられる事が絶えないというのが現状です。

確かに、「クールで人気者の若者限定」と言われると、除かれてしまった方にしたら、納得がいかないし、「そこまで限定しなくても良いのでは?」と怒りたくなる気持ちも分かりますよね?
ただ、正にファッション商品は「美しさ、カッコ良さ」を売り、そして年齢や性別等を区別して市場設定するのもビジネスとして合理的で、ごく当たり前の事。
さて、あなたはこの区別をブランドの特徴と取りますか?それとも差別だと思いますか

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