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頑張ってるけど仕事ができない、もしかしてADHDでは?

Date:2013.09.23

ADHDってなに?

ADHDは、日本語にすると「注意欠陥多動性障害」です。日本では長い間、子供にしか起こらないものとされ、大人のADHDについてはなんの対処もありませんでした。

この問題について述べる前に、ADHDとは何かについて考えておきましょう。あなたはこういうことはありませんか?

1.人とのコミュニケーションはとれるが、よく「KY」だと言われてしまう。
2.何かをするとき、よく集中力が途切れてしまう。
3.整理整頓や掃除が苦手だ。
4.一生懸命頑張っているのに、周りの人のようにスムーズに仕事をこなすことができない。
5.得意分野はあるが、苦手な分野に対してはとことん苦手だ。
6.テーブルが乱れていたり、部屋が汚れていたりしても気がつかない。
7.~し忘れがよくある。
8.「どんくさい」とよく言われる。
9.お酒の席で、会話と上司にお酒をつぐことを同時にすることなど、「~しながら」ができない。逆にできる人が信じられない。
10.人一倍不器用だ。

これがADHDの症状ですが、大人になってから表れることはまずありません。ADHDという障害は、幼少期からその傾向があった場合にのみ、表れるのです。

どうして私は他の人のようにうまくできないんだろう。そう思ったことはありませんか?そして、それが実際の社会生活に大きな問題を抱えたとき、それはADHDの傾向があるということになります。

あなたはADHD?

先ほどの項目にあてはまり、幼少期からそういった問題を抱え、今もそれが原因で悩んでいる。そんな人は、本当に私はADHDなのだろうかと思ってしまいますよね。

実際に医師の診断を受けないと、確定はできない問題です。精神科や心療内科でも、大人のADHDを診断してくれるところは、ごくわずかに限られています。

子供のADHDに向けた薬は存在しますが、大人のADHDのための薬はごくわずかで、また効力も人によってぜんぜん違います。薬による副作用もあります。

そして悲しいのは、大人のADHDなど存在しない、と思っている医師も多いことです。そういう医師にあたると、あなたの苦しみは別の病名や障害名で診断され、誤った処方をされることもありえるのです。

ただ、これは日本のことです。常に几帳面に、きっちりとしていることを好む日本の習慣は、ADHDの人たちを辛い目に遭わせています。

特に女性は、気遣いやホスピタリティを求められる立場にありますから、男性よりも苦しむことが多いのです。たとえば、会社のデスクの上が乱れていても、男性なら許されるのに、女性なら顔をしかめられたりしますよね。

日本と違い、大人のADHDについて認識し、それを世間に恥ずかしくないものとして配慮を始めたのは、どこの国でしょうか。言わずと知れた、自由の国アメリカです。

アメリカでのADHDの扱い

まず、ADHDとして公言しても恥ずかしくないような風潮が出来上がっています。著名人も、自分がADHDなどの発達障害であると公言している人が多くいます。

そして何より、その配慮が行き届いているのです。たとえば、大学の試験など、ADHDの人は試験時間を長くしてもらえます。

職場においても、能力さえあればADHDであることを前提に採用してくれることが多く、まかされる仕事もADHDにとって苦しい「集中力」や「器用さ」は必要とされません。

日本では辛いADHD。どうすればいい?

残念ながら、その流れは、今のところ日本には来ていません。ADHDは子供だけに表れる障害とされ、大人のADHDは認識されないまま、「仕事ができない人」「空気が読めない人」とレッテルを貼られて終わりです。

でも、あなたが大人のADHDをみてくれる病院に行き、診断されたとします。これまで、努力しているのに「努力が足りない」、そもそも乱れていることに気づかないのに「整理がどうしてできないの」と言われ続けたあなたの気持ちは、少し晴れませんか。

自分が障害者だとわかったときの苦しみは同時につきまといますが、それは恥ずかしいことではなく、あなたの努力ではどうにもならないことなのです。

今、日本には成人女性を対象にしたADHDのコミュニティも作られようとしていますし、徐々にADHDという障害が世間に知れ渡るようになってきています。時機を待てば、いずれ大人のADHDというものが日本でも認識される日が来ると信じています。

ADHDのために社会で不自由を感じているあなた。それは、最悪の場合、うつを呼び起こします。そうなる前に、ADHDの診断をしている病院に行き、診断を受け、医者と相談してください。今は苦しくても、抜け道はきっとあるはずですから。

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