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クレンジングの種類と効果。自分の肌質にあったクレンジングの選び方

Date:2016.11.21

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クレンジングの種類と効果。自分の肌質にあったクレンジングの選び方|女性の美学
https://josei-bigaku.jp/hadashitsubetsu7900/

shutterstock_440166898クレンジングには色々種類がありますが、自分の肌にあったものを使わないと、乾燥やニキビなど肌トラブルの原因になってしまうこともあります。

「でもたくさんありすぎてどれを使ったらいいのかわからない!」
「自分の肌にあっているのはどれ?正しい使い方は?」

など、クレンジングの悩みはつきませんね。

クレンジングひとつで肌は今よりももっときれいになります。そのためにはどんなものを使ったらいいのでしょうか。

クレンジングの種類別の使い方やその効果などをご紹介します。ぜひ自分の肌にあったクレンジングを見つけて下さい!


意外と知らないクレンジングと洗顔の違い

たいていの女性はメイクをしていますから、クレンジングは毎日行っていますよね。

単なるメイク落しとあなどるなかれ、美肌を作る上でとても大切なスキンケアなのです。

色々高価な美容液やクリームを使っているのになかなか肌がきれいにならない、化粧品の効果が実感できない、という人は、もしかしたらクレンジングで肌を傷めてしまっているのかもしれません。

クレンジングはメイクを落とすためのもの

まずはクレンジングと洗顔の違いについて知っておきましょう。

クレンジングはメイクを落とすためのもの、ファンデーションなど油性の汚れを主に落とすものです。

油性のメイクは水では落ちないので、界面活性剤を使って乳化させて落とすのがクレンジングの役割です。

洗顔は肌の汚れを落とすためのもの

それに対して洗顔は肌の汚れ、具体的には

  • 皮脂汚れ
  • 角質
  • 表面のホコリ

などを落とすために行うものです。

ですから、オイルフリータイプのファンデーションやメイク用品を使っている場合は、洗顔料や洗顔石けんだけで落ちる場合もあります。

メイクを落としたら石けんや洗顔フォームなどで続けて洗いますよね。

クレンジングと洗顔、2回洗うことで質の違う汚れを落とすことを「ダブル洗顔」といいます。

クレンジングの種類とその効果

クレンジングには大きく分けると、アイメイクなどを落とすためのポイントメイク専用のリムーバーと、ファンデーションなどベースメイクを落とすためのものがあります。

そして、それぞれオイルタイプやミルクタイプなど、素材やテクスチャーの違いによっても種類が分かれます。

その種類ごとに、向いている肌質やメイクのタイプも違ってきますし、使用感の好みなどもありますよね。

あなたは今どのクレンジングを使っていますか?それぞれの特徴にあわせて使い分けて下さいね。

アイメイクなどを落とすポイントメイクリムーバー

ウォータプルーフタイプのマスカラや口紅を落とすのはポイントメイク専用のリムーバーを使います。

主に顔料を落とすためのものなので、顔全体には使わないで下さいね。

使用する時は手で塗るのではなく、

  • コットン
  • 綿棒

にとってから優しく拭き取ります。

まぶたに顔料が残っていると色素沈着の原因にもなりますし、肌に負担をかけるので、しっかり落としましょう。

メイクがよく落ちるオイルタイプクレンジング

オイルタイプとはいってもとてもさらさらしているものが多く、顔に伸ばすとメイクとすぐになじんでスルッと落ちるタイプです。

<使い方>

  1. オイルを適量手にとり、顔全体になじませます。
  2. するすると軽い感触なので、力を入れずにくるくるとマッサージしましょう。
  3. 最後は拭き取るか洗い流します。

メイクを乳化させたら洗い流すタイプが多いですね。オイルですが洗い上がりはさっぱりしています。

洗浄力が強いので、

  • しっかり濃いめのハードメイク
  • ウォータープルーフタイプのメイク

をした日におすすめです。

さっぱりとした感触のジェルタイプクレンジング

ジェル状のクレンジングで、顔に伸ばしてくるくるとマッサージしているうちに、メイクとなじむとフッと指が軽くなります。それが乳化の合図です。

<使い方>

  1. 適量を手に取って顔全体になじませます。
  2. 顔の内側から外側に向かって、円を描くようにしながらメイクとなじませていきましょう。
  3. メイクとなじんでくるとジェルの色が変わったり感触が変わります。
  4. 最後は拭き取るか洗い流します(表示通りにして下さい)。
  • オイルが入ったタイプ
  • 入っていないオイルフリーの水性タイプ

があります。

オイルが入っていないタイプはマツエクをしている人でも安心して使えますね。

油性タイプはやや濃いめのメイクでもしっかり落とすことが出来ます。

洗い上がりはどちらかというとさっぱりしています。普通のメイク~やや濃いめのメイクの日におすすめです。

化粧水のようなローションタイプ

化粧水をつけるような感覚でスルッとメイクを落とせるローションタイプ。コットンにつけて使います。

<使い方>

  1. コットンの裏側まで濡れるくらいローションをつけます。
  2. コットンを中指と薬指にのせ、人差し指と小指で両端を抑える形にして持ちます。
  3. 濡れた部分でくるくると円を描くようにしてメイクを拭き取ります。

つける量が少ないと肌をこすってしまって刺激になるので、たっぷりとつけましょう。

なるべく肌にやさしいコットンを使って下さい。普通のメイク~やや軽いメイクの日におすすめです。

コットンの汚れを見るとメイクが落ちているかどうかわかりやすいのと、小鼻の周りなど細かいところも拭き取りやすいというメリットがあります。

コットンで拭き取ることで、角質ケアも出来るので一石二鳥ですね。

肌に優しいミルクタイプクレンジング

乳液のような少しとろみのあるミルクタイプのクレンジングです。オイルタイプに比べるとずっと肌には優しいですが、洗浄力はやや劣ります。

<使い方>

  1. コットンを中指と薬指にのせ、人差し指と小指で両端を抑える形にして持ちます。
  2. たっぷり目にコットンにクレンジング剤をのせます。
  3. ミルクがついている部分でくるくると円を描くようにしてメイクを拭き取ります。

最後は拭き取るタイプと洗い流すタイプがあり、普通のメイク~軽いメイクの日におすすめのクレンジングです。

しっとりクリームタイプクレンジング

クレンジングの中では最も保湿力の高いクレンジングで、普通のメイク~軽いメイクを落とすのに向いています。

肌の潤いは残したまま、メイクを落とすことが出来ます。

<使い方>

  1. 適量を手に取って顔全体になじませます。
  2. 顔の内側から外側に向かって、円を描くようにしながらメイクとなじませていきましょう。
  3. メイクとなじんでくるとクリームの感触が変わります。
  4. 最後は拭き取るか洗い流します(表示通りにして下さい)。

使う量が少なすぎると肌への負担となるので、適量を心がけます。

お手軽なシートタイプクレンジング

あらかじめコットンにクレンジング剤が染み込ませてあるタイプ。

  • 時間の無い時
  • 旅行先

での使用に適しています。

ただし、マスカラもファンデーションも一気に落とす、コットンに染み込ませたタイプのクレンジングがありますが、あれは洗浄力が強すぎて肌への負担がとても大きなものです。

そもそも濃さの違うメイクを一度の落とそうとすることに無理があるのです。

使い続けるほどに肌が乾燥したり、トラブルが起きる可能性もあるので、あくまでも時間が無い時の緊急対応として使うようにして下さい。

クレンジング剤以外で行うメイク落とし方法

化粧品としてのクレンジング剤以外にも、クレンジングに使える素材があります。

天然100%の植物オイル

油汚れには油が一番。オリーブオイルなどの植物オイルでもメイクは落とせます。

アロマテラピーマッサージでも使われ、キャリアオイルとも呼ばれている植物オイルは、メイクだけでなく、

  • 皮脂汚れ
  • 角栓ケア

も出来る優れものです。毛穴の黒ずみも解消できますよ。

<オイルクレンジングの方法>

  1. 先にポイントメイクを落としておきます。
  2. クレンジング剤のように手にオイルを取ります。
  3. 手の平で温めるようにしてから顔全体に広げましょう。
  4. くるくるとマッサージしながらメイクとなじませます。
  5. ティッシュでオイルを吸い取らせるようにして拭き取ります。決してこすらないように。
  6. その後は普通に洗顔します。

植物オイルは保湿力も高く、メイクもしっかり落とせるので乾燥肌の人にも向いています。おすすめのオイルとしては、

  • オリーブオイル
  • ホホバオイル
  • マカデミアナッツオイル
  • スイートアーモンドオイル
  • アルガンオイル
  • 椿油

などがあります。

ココナッツオイルは常温では固体です。肌の上でオイル状に戻りますが、少し重めのテクスチャーなので、美容オイルとしてはおすすめしますが、クレンジングにはあまり適していないかもしれません。

植物オイルはクレンジング以外のケアにも使えるので、1本もっておくと便利ですよ!

キッチンにあるオイルでもいいのですが、できれば美容用に精製されたものの方がおすすめです。

乳液やクリームでもメイクが落ちる

フェイスパウダーだけで済ませた日など、ごく軽いメイクの日は乳液でも落とすことが出来ます。

乳液も油分が入っていますよね。ですからメイクとなじませればクレンジングと同じように使うことが出来ますよ。

使い方は、少し多めに手に取って顔になじませるか、コットンにとってくるくるとメイクとなじませて下さい。落としたら普通に洗顔します。
  • 肌が弱い人
  • 肌が敏感になっている時

などにおすすめの方法です。

肌を傷めない正しいクレンジングの方法

クレンジングは出来ればしない方が肌のためではあるのです。毎日クレンジングをするということは、それだけ肌に刺激を与える、ということですから。

でも、メイクをしないわけにはいかないですし、メイクをしたら落とさないといけませんよね。

できるだけ肌に負担をかけない正しいクレンジングの方法をマスターして下さい。

絶対ダメ!強く肌をこすらないこと

洗顔でも同じことなのですが、肌をこするということは肌への刺激になってしまい、

  • シミなどの色素沈着
  • シワ

などの原因になります。

とにかくやさしく、こすらないようにすること!これが基本中の基本です。

表示通りの適量を使うこと

たとえば、

  • 500円玉大
  • サクランボ大

など、使う量の目安が表示されていると思いますが、その量通りに使っているでしょうか?

これは意外と大事なことで、少なすぎるとメイクとなじまない、肌をこするといった肌に刺激を与える原因になりますし、多すぎても洗う時に時間がかかりよくありません。

使う量は商品によって違うので、どのくらいが適量なのかを確認してから使うようにしましょう。

メイクの濃さによって使い分ける

クレンジングはメイクの濃さに応じて選ぶことが大事ですね。

洗浄力の強いクレンジングはそれだけ肌への負担は大きいのです。かといって、洗浄力が弱いとメイクが残ってしまい、それはそれで肌トラブルの原因になります。

たとえば、薄いメイクの時に強い洗浄力のクレンジングは必要ないので、薄いメイクの日は作用の穏やかなものを使います。

濃いメイクの日は、ある程度の洗浄力のあるクレンジングを使うなど、メイクの濃さによって使い分け、出来るだけ短時間でメイクを落とせるような工夫が必要です。

肌に刺激が無い方がいい、と洗浄力の弱いものばかり使っていると、濃いめのメイクの時によくこすらないとメイクが落ちないため、逆に肌に負担をかけてしまいます。

クレンジングの選び方一つで、肌への刺激がかなり違ってきます。

1回のダメージは小さくても、積もり積もったらそれなりになりますから、その日のメイクにあわせてクレンジングを選ぶようにして下さい。

クレンジングの前に手を洗う

手は体の中で一番汚れているところです。見えないけれど雑菌だらけ。

手が汚れていると、クレンジング剤を手の平にとったときに、手の汚れを先に落としてしまうため、メイク汚れがきちんと落ちないことも。

また、手の雑菌を顔全体に伸ばしてしまうことにもなるので、まず手を石けんでしっかり洗って下さい。

正しいクレンジングの順番とポイント

まずはアイメイクやリップなどのポイントメイクを先にしっかり落としましょう。専用のリムーバーを使います。

目の周りの皮膚は特に薄いので、普通のクレンジングでごしごしこすってしまったら大変!メイクが落としきれずに色素沈着したり、小じわの原因にもなります。

<クレンジングのポイント>

  1. 基本的には手や顔が濡れていない状態で行います。
  2. クレンジングをするときは顔の内側から外側へ、下から上に向かって。
  3. 小鼻の横など落としにくいところは丁寧に指先でなじませます。
  4. 洗い流す時は水かぬるま湯で。熱いお湯は肌への刺激になるので使いません。
  5. ティッシュで拭き取る時は、力を入れずにそっと拭き取ります。

クレンジングはマッサージではありませんので、出来るだけ手短にメイクを落とすようにします。

洗って拭く時も、タオルでごしごしこすらないように!とにかく肌に刺激を与えないように、優しく行って下さい。

肌質別のおすすめクレンジング。肌の調子で使い分けを!

肌のタイプによって適したクレンジングは違います。

また、季節の変わり目などに肌の調子が変わりやすい人は、その時の肌のタイプによってクレンジングを使い分けることも必要でしょう。

乾燥肌/敏感肌の人におすすめのもの

肌があまり丈夫でない人は、肌に優しく、保湿力もある

  • ミルクタイプ
  • クリームタイプ

のクレンジングがおすすめです。

出来れば保湿成分が入っている肌にやさしいものを選んで下さい。

脂性肌/ニキビ肌の人におすすめのもの

肌の皮脂やニキビが気になるオイリー肌には、さっぱりしたジェルタイプがおすすめです。

ただし、肌の表面はべたべたしていても、中は乾燥しているインナードライ肌の人は、あまり油分を取りすぎるとさらに乾燥がひどくなり、皮脂が出てしまう可能性もあります。

そんなときは、まずメイクを軽くして、ミルクタイプなど肌に優しいクレンジングを使って適度な油分を残しつつ、メイクをしっかり落とし、その後の基礎化粧品の浸透を良くしていく工夫も大切です。

普通肌/混合肌の人におすすめのもの

普通肌の人はたいていのクレンジングは使えるのですが、混合肌の人は、弱い部分にあわせてクレンジングを選ぶといいでしょう。

たとえばTゾーンはべたつくけれど頬はカサつく、といった場合、Tゾーンにあわせてしまうと洗浄力が強くなるので、頬にあわせてミルクタイプを使います。

べたつきが気になるところは、クレンジングの前に軽くティッシュで油分を吸い取っておくといいですよ。

あまりオススメできないクレンジング

オイルタイプのクレンジングは洗浄力が強いので、メイク落ちは抜群なのですが、普段のメイクの濃さなら必要ないでしょう。

10代~20代前半の皮脂の分泌が盛んなころであればまだいいのですが、20代後半~30代、40代と年齢が進むに連れて肌はどんどん乾燥しています。

オイルタイプのクレンジングを使うと必要な皮脂までとってしまうので、乾燥がさらにひどくなることも。

よほど濃いメイクや海やプールのレジャーでウォータープルーフのメイクをしたとき以外は、あまり使わない方がいいでしょう。

▼肌に負担をかけないオイルクレンジングの方法はコチラも参考に!

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毎日のクレンジング次第で肌はもっときれいになる!

たかがクレンジング、されどクレンジングです。毎日行うことなので、やり方次第で5年後の肌が確実に変わってきますよ。

ちょっとこすっているくらいなんでもないと思うかもしれませんが、その積み重ねが色素沈着やシワになるのです。

お肌にとってはメイクはただの汚れですから、毎日きちんと落としてあげて下さい。

肌にあったものを使って優しく落としてあげることで、今よりもっときれいな肌を手に入れることが出来るでしょう。

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クレンジングの種類と効果。自分の肌質にあったクレンジングの選び方|【女性の美学】
https://josei-bigaku.jp/hadashitsubetsu7900/
ライター:奈南有花

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