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驚き!便秘と悪い姿勢には関係が!正しい姿勢で便秘を解消

Date:2017.09.11

便秘というと、食物繊維不足?運動不足?原因としてはそんなことが一般的には考えられますね。

ところが、便秘には姿勢も関係しているらしいのです。

ということは、いくら食物繊維を摂っても姿勢が悪いと便秘も解消されないということになります。

どんな姿勢が便秘を招くのか、逆にどのような姿勢を心がければ便秘を解消できるのか、姿勢と便秘の関係についてまとめました。


内臓が歪む?便秘と姿勢の関係

姿勢の悪さがどのように便秘の原因となっているのか、その理由を説明します。

そうか、姿勢が悪いとこんなに悪影響があるんだ、ということがわかれば、今日から姿勢を正したくなるはずです。

猫背が便秘を招く

猫背はお腹に力が入らず、ダラ~ンとしていますよね。お腹に力を入れていないと腹筋が弱り、排便する力も弱まるんです。

しかも前かがみになっているので腸を圧迫し、とても窮屈な状態に。

女性の下半身には腸の他にも子宮や卵巣などがありますね。それを圧迫して潰してしまっているような状態なので、腸の動きが悪くなり、便秘になるんです。

大腸が圧迫されて下がっている

悪い姿勢を続けていると、骨盤が歪んだり開いたりして、内臓が本来の位置より下がってしまう原因になります。

内臓が本来の位置に収まっていない上に、段々腸のスペースが狭くなってくるので、腸はずっと上から押し込まれている状態になってしまいます。

当然腸の蠕動運動に影響を与えてしまい、動きが鈍くなって便を排出しにくくなるのです。

腸を圧迫した姿勢を続けていると「落下腸」になる危険性もあります。落下腸とは、大腸が固定されずに骨盤内に下がってしまった状態のこと。

落下腸09111

生まれつきの人も多いのですが、姿勢の悪さから後天的に落下腸になる場合もあるのです。

落下腸になると便秘だけでなく下痢を繰り返したり、下腹部がぽっこり出るなどの症状も起きやすくなります。

呼吸が浅くなり便秘になる

呼吸と便秘、何の関係があるのかと思うかもしれませんね。猫背になっていると肺がつぶれているので呼吸が浅くなってしまうんです。

試しに、正面を向いて胸を開いた時の呼吸と、前かがみになって猫背になった時の呼吸のしやすさを比べてみてください。猫背になっているとたくさん空気を吸えないと思います。

呼吸がきちんとできないと横隔膜も動きが悪くなります。横隔膜とは胸とお腹の境目にある筋肉で、呼吸のたびに伸び縮みしています。

横隔膜の動きは腹圧を上げる役割があるため、ここが弱るとお腹に力が入りにくくなる=便秘になるというメカニズムですね。

便秘にならないためには呼吸も大事なんですよ!

姿勢の悪さが自律神経の乱れを招く

姿勢が悪く、身体が歪んでいると血行も悪くなってきます。それがホルモンの分泌や自律神経にも影響を与えていると考えられています。

自律神経は内臓の働きをコントロールしていて、交感神経と副交感神経が交互にバランスよく働くことで腸の動きもスムーズになるんですね。

ところが自律神経の働きが悪くなると腸の動きにも影響しますから、便秘になりやすくなるんです。

実際、自律神経失調症の人は姿勢が悪い人が多いんだそうですよ。人は前をしっかり見て悩んだりイライラしたりは出来ないものなんです。

下を向くほどにストレスもたまり、自律神経のバランスも乱れていくんです。

腸腰筋が弱っている

腸腰筋とは腰椎と大腿骨を結んでいる筋肉のことで、骨盤の中を通っています。この腸腰筋は腸に働きかけて便通を促す働きもあるので、この筋肉が弱ると便秘になりやすくなります。

腸腰筋09112

腸腰筋は骨盤を支えているので、腸腰筋が弱ると姿勢が悪くなってしまうのですが、そのせいで腸の働きも悪くなって便秘になるのです。

座りっ放しで血行不良になっている

1日中座りっ放しというのは、ダイエット的にも良くないのですが、便秘にももちろんよくありません。

  • 筋力の低下
  • 下半身の血行不良
  • 腸を圧迫する

など、座りっ放しの姿勢には便秘を引き起こす要素がたくさんあります。

しかも、座りっ放しの姿勢は肛門に圧がかかりやすく、痔になりやすいんですね。

痛いからトイレで力を入れられない、それがさらに便秘を悪化させることになります。便秘と痔、両方一度に解決していかないといけませんね。

洋式トイレは便が出にくい

洋式トイレで座っていてもなかなか便が出なくて、結局我慢してしまう、ということはありませんか。せっかく感じた便意を無駄にしてしまっていますよね。

椅子に座った姿勢では下腹部に力が入りにくく、上手にいきむことができないために排便しづらくなるのです。

我慢をすると便秘は余計にひどくなります。洋式トイレは便秘の人にはあまり向いていないようですね。

便秘と肩こりの関係

便秘と肩こり、両方の症状で悩んでいる女性は多いと思いますが、それもそのはず、この2つには大きな関わりがあるのです。

姿勢が悪いことで便秘になると、当然腸内環境が悪化します。腸内環境がよくないということは、老廃物もたくさんたまっているし、身体の巡りも悪いわけです。

そうなると便秘による血行不良を引き起こし、酸素や栄養素が全身に巡らず、疲労物質もたまりやすくなるので肩こりも起こりやすくなるんです。

肩こりは姿勢が悪いことでも起こりますから、どちら先だか分かりませんけど、姿勢の悪さは便秘にも肩こりにも良くないということには間違いありません。

排便しやすくなる姿勢は前かがみ!

本当は和式トイレの方が排便には適しているのですが、安心してください。洋式トイレでも排便しやすくなる姿勢があるのです。

  1. 前かがみになる
  2. 背中をやや丸めておへそを覗き込むようにする
  3. 無理に力を入れずに深呼吸してリラックスする
  4. ゆっくり腹圧をかける

こうすると「直腸肛門角」が開きやすくなり、排便がスムーズになります。

フランスの彫刻家ロダンの「考える人」という彫刻を美術の教科書で見たことがあると思いますが、まさにあの格好ですね。座って少し身体を前傾姿勢にして、おなかに力が入りやすくするんです。

直腸肛門角とは直腸と肛門の一定の角度のことで、普段はこれが90度なので便は出てきません。

これを開いて120度くらいにすると直線に近くなるので排便しやすくなるのですが、その姿勢が上記の「前かがみ」なんです。

出やすい姿勢09113

せっかくトイレに行ったのになかなかでないなという時には、この姿勢でがんばってみてください。

便秘を引き起こさないための姿勢

姿勢を正して便秘を解消する方法をいくつかご紹介しますね。姿勢を良くすれば腸が本来あるべき場所に収まるようになるので、腸の動きも段々良くなってくるでしょう。

また、腹直筋や腹横筋など腹筋全体も鍛えられますから、ぽっこりお腹の解消にも役立ちます。

正しい姿勢を練習してみよう!

猫背が板についてしまっている人は、良い姿勢といわれてもなかなか出来ないと思います。まずは正しい姿勢の感覚を掴むために、膝立ちで練習してみましょう。

床に膝をついて立ち、お尻に手を当てます。こうすると、自然に胸が開きますね。そして骨盤の上に上半身を乗せるようなイメージで、前を向いて良い姿勢を作ってみましょう。

座っている時も歩いている時も、この姿勢が作れるようになれれば大丈夫です。

座っている時にも姿勢を正す

デスクワークをしている人は要注意ですね。1日椅子に座って動かないとどうしても前かがみになってきて、お腹を圧迫してしまいます。

猫背で体が折れ曲がった姿勢を長時間続けているのは腰にもよくありませんし、気がついたら呼吸が浅くなっているということも。

仕事中でも1時間に1度くらい、その場で腕を上げて背伸びをするとか、姿勢を正してみてください。すごく呼吸が楽になると思います。それだけ体に負担をかけているということなんですね。

ちょっとした姿勢の変化で体の上部にある肺が楽になるのですから、腸は言わずもがな、です。ほんのちょっと背筋を伸ばすだけでも腸への負担は減らせます。

立って歩くことを心がける

デスクワークの人はどうしても姿勢が悪くなりがち。動かない時間が長いので、リンパの流れも悪くなりますし、その運動不足の状態が便秘に拍車をかけます。

少ない時間でも身体を動かすことを意識して、仕事中もたまには立って歩き、腸を圧迫から解放してあげてください。

お腹に負担をかけない正しい歩き方

歩く時は背筋を伸ばして前を向き、腹筋をしっかり使って歩くことです。頭を天井からつられているようなイメージで歩いてみてください。

良い姿勢を心がけると、お腹もお尻も自然と引き締まると思います。その姿勢をキープすると自然と腹筋が使えるので、腸の働きも活発になって便秘解消に役立ちますよ。

立っている時の姿勢も気をつけよう

立った時に、横から見て

  • くるぶし

が一直線になっているのが理想の立ち姿。

試しに壁に背をつけて、この姿勢になるように立ってみてください。腰は自然にカーブして、壁と握りこぶし一つ分くらい空いているのが理想です。

背筋を伸ばすことを意識すると、自然と腹筋にも力が入ります。信号待ちの時も、電車で立っている時もその美しい立ち姿を意識してみてください。

腸腰筋を鍛えて姿勢を良くする

腸腰筋が弱っていると良い姿勢をキープするのも難しいので、運動不足で筋肉が弱っているなと感じたら、まずは腸腰筋を鍛えましょう!

おすすめは「その場腿上げ」。その名の通り、その場で腿を高く上げて足踏みをするだけです。

慣れていない人はゆっくりでいいので、腿が床と平行になるまでしっかり脚を上げてください。

こんな簡単な運動だけで腸腰筋を鍛える効果があります。まずは30回から。毎日やって、どんどん数を増やしていきましょう。

そして寝る前にも出来るエクササイズ。1分もあれば出来るので是非やってみてください。

  1. 床に仰向けに寝て、脚を天井に向けて上げます。
  2. 腰、足首は90度、膝は真っ直ぐに伸ばしてください
  3. その姿勢で10秒キープ
  4. これを数回繰り返します。

腸腰筋を鍛えて姿勢を良くする09114

慣れてきたらキープする時間を長くするか、回数を増やしてみてください。

身体の奥の筋肉を鍛えられるので、お腹を引っ込める効果も期待できます。

腹式呼吸で横隔膜を鍛える

肺を膨らませる胸式呼吸では浅く、酸素をたっぷり吸い込めません。姿勢が悪いとついつい呼吸が浅くなっていますから、横隔膜を使えていません。

意識してゆっくり腹式呼吸をすることで横隔膜を鍛えられるようになります。

休憩中でもいいですし、寝る前でもいいです。しっかり腹式呼吸をしてみましょう。

息は吐くことから。口からゆっくり息を吐き、吐ききってから鼻から吸い込みます。回数に決まりはないので、10回1セットを目安に始めてみましょう。

腹式呼吸をすると横隔膜が上下して腹圧がかかります。その動きが腸を刺激して蠕動運動を促しますから、最近便秘がちだなと思ったら腹式呼吸を増やした方がいいですね。

腹式呼吸で横隔膜を鍛える09115

また、腹式呼吸をするとリラックスして自律神経の副交感神経を優位にすることも出来るんです。

これによっても胃腸の働きが良くなって消化活動が活発になりますから、便秘にとっては一石二鳥ですね。

たまには逆立ちをしてみる

長年の姿勢の悪さで内臓の位置が下がってしまっている人は、姿勢を正すだけで便秘を解消するのはとても時間がかかるでしょう。

そんな時にオススメなのが逆立ちです。逆立ちをすることで腹筋も背筋も鍛えられて姿勢が良くなりますし、内臓の位置を元に戻すことが出来ます。

逆立ちといっても体操選手のように両手で身体を支える美しい逆立ちをする必要はありません。お腹の位置が逆さになれば十分なので、ヨガの「肩立ちのポーズ」でもいいでしょう。

肩立ちのポーズ09116

骨盤の歪みをとったり、血行を良くしたりと女性には嬉しいことづくめなので、是非やってみて欲しいと思います。

ヨーグルトを食べても治らない便秘は姿勢が原因かも

ヨーグルトや食物繊維など、便秘にいいというものは意識して摂っているのになかなか便秘が解消されない、という人は、姿勢を見直すだけでも改善されるかもしれないですよ。

女性はただでさえ筋肉が少ないのですから、さらに減らすような悪い姿勢を続けているといつまでたっても便秘は解消されません。

姿勢を良くすると便秘の解消以外にも、元気に見える、若々しく見えるなど、見た目にも変化が現れます。

健康にも美容にもいいことしかありませんから、是非今日から早速良い姿勢を心がけてみてくださいね。

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