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腰痛の対処法。痛みの状態によって正しいケアを選ぶべき!

Date:2017.09.22

腰痛は今や「一生の内に80%の人が経験する」と言われるほどメジャーな症状です。

しかもその症状はひとつではなく、人によっては様々な状態が複数同時に起こったりすることもあります。

  • 痛みがあるもの
  • 熱発が生じるもの
  • しびれが起こるもの
  • だるさや疲労感につながるもの
  • 立てないなど日常に影響するもの

こうした状況になってしまった時は、原則としては「病院に行く」のが大前提です。しかしすぐに病院に行けない時は誰にでもありえることですよね。そうした場合はひとまずの応急処置が必要です。

正しい対処作はそれ以上悪化させないための予防にも繋がります。もしも腰痛を起こしてしまった時に役立つよう、主な症状に合わせた対処法をご紹介いたします。


腰の痛みがある時の対処法

腰痛の中で最も困った症状が「痛み」です。日常の何でもない姿勢が取れなくなったり、酷い場合には立つことも座ることも出来ないといった状態さえ起こしてしまいます。

悪化させないように素早い処置を行いましょう。

▼腰痛の原因についてはコチラも参考にしてください!

腰痛の原因の記事のトップ画像キャプチャ

鋭い痛みがある時や熱発時

鋭い痛みがある時や患部が赤くなる、熱を持つなどの状態の時はなんらかの「急性症状」が起き患部やその周囲の組織に炎症が起きている状態です。

応急処置の鉄則でもありますが、炎症がある時は「冷やしながら病院へ行く」のがベスト。炎症を放置してしまうと炎症範囲が広がったり、患部をかばおうとする動きによって別の部分にダメージが蓄積してしまうことがありますので注意しましょう。

冷やす、と言っても水で濡れたタオルを当てるだけでは、皮膚は冷えてもその下の炎症部位まで冷却効果が届きません。

すぐ用意出来るようであればコールドスプレーで瞬間的に冷却し、そののちアイスパック(保冷剤)で冷やします。

勘違いされる方も多いのですが、コールドスプレーや湿布は炎症部位に届くほどの冷却効果はありません。

その後に行うアイスパックや氷を使用したアイシングの効果を高めるものと捉え、「コールドスプレーをしたからもう大丈夫」とは思わないように気をつけて下さいね。

鈍痛や慢性的な痛みの症状

立てない程の激痛でないとしても、鈍い痛みがあったり何らかの動作の弊害になるような違和感がある場合にはやはり炎症が起きていると考え、冷やして下さい。

  • 慢性的な鈍痛
  • 広範囲の痛み

このような場合には氷を使ったアイシングが理想的です。

  1. コップ3〜4杯分の氷をビニール袋に入れ、コップ1〜2杯分の水を入れます。
  2. ビニール袋の空気を抜きます。口で軽く吸い込むと簡単です。
  3. 軽く手でもんで形をならしたら患部に当て、上から濡れタオルを乗せます。
  4. 15〜20分冷却しながら安静にしましょう。

アイシングは最初は冷たさがつらいかもしれませんが、7〜8分で患部が冷え鎮痛効果が起こります。捻挫や打撲傷などの場合にも同様の手当で対処して下さい。

しびれや冷感がある

体のケアに関わる仕事をしている私個人としては、熱を持った患部や腫れた患部よりも「しびれ」や「冷感(触るとひんやりしている、冷たく感じる)」のほうが自己対処はしにくいと考えます。

なぜならほとんどの場合、そうした症状は患部が「神経」であることが多いからです。

背骨や腰の骨が歪んだり、骨と骨の間のクッション材である椎間板に変形が起きた時などには、その周囲にある神経に組織がぶつかってしびれや痛みを起こす場合があります。

こうした状態の場合、自己対処をすることで神経への圧迫やダメージを増加させるリスクもあるため、極力自己対処はせず病院へ行き、医師の診断を仰ぐべきです。

それまでに出来る対処としては、極力安静にし患部を動かさないようにすること。マッサージなどは逆効果となることもあるので、患部はなるべく触らないようにします。

立っているのがつらい場合には、横向きに体を横たえて、膝を90度にゆっくりと曲げます。できそうであれば、曲げた膝と膝の間にクッションを挟むと腰への負担を軽減出来ます。

漠然としただるさやつらさが気になる…痛みがない時の対処法

「耐えられないような痛みはないけど、つらい」…実は腰痛の割合ではこうした慢性的、あるは漫然としただるさ、つらさのある腰痛の方が多くなります。

こうした症状の場合、整形外科などでも原因がなかなかわからず対処法がつかみにくい場合も大変多くあります。

毎日出来る対処法を諦めずに継続し、少しずつ強張った筋肉を緩めていくように意識することが大切です。

ダルい、重い、辛い

漠然とした重さ、ダルさがある時は「血行不良」が起こっている可能性が考えられます。

  • 同じ姿勢を長時間続けた
  • 過度、急激な運動を行った
  • 日常的に重たいものを持つ姿勢が多い
  • 立ち姿勢や座り姿勢が悪い
  • 何らかの疾患があり血行不良を起こしやすい

血液の循環は様々な原因で阻害されますので、一概に原因を突き止めにくい上に「根本的な原因が腰ではない」といった場合も大変多くあります。

ただ、共通した対処法としては「温める」のが効果的とされています。

患部を温め血行促進を促すことで、周囲の筋肉や神経の緊張がほぐれ「痛み」を緩和させてくれる効果に期待が出来ますので、慢性的なだるさや重さなどの不快症状だけでなくむくみや冷えなどの症状にも効果的です。

体を効率よく温めるには、やはり温かい湯船に浸かるのがベストです。腰という局所ではなく、体全体を温める事ができるので患部が広くても効果が出やすいですし、リラックス効果が痛みやだるさを緩和してくれる効果もあります。

のぼせ易い方、お風呂に長時間浸かる習慣が無いという方は半身浴でも良いでしょう。40〜42度くらいのお湯におへその下まで浸かり、10分程度リラックスします。

時折水を飲むとのぼせにくくなります。

冬場など冷えやすい時期の場合は、上半身に時々かけ湯をし、肩周りの筋肉が冷えすぎないように注意して下さいね。

月経時など特徴的な腰痛の場合

女性の場合、月経期(生理時期)は女性ホルモンの活動によって骨盤が緩みやすくなり、その結果として腰のだるさ、重さを感じる方が多いです。それ以外にも子宮の収縮による痛みや排卵痛などがあり、痛みの種類にも個人差があります。

冷えることで子宮周囲の組織が必要以上に収縮したり、うっ血しやすくなったりして痛みが増加しやすいので、原則として月経期の痛みの場合は温めるようにしましょう。

月経期の場合入浴が困難な人も多いのですが、そうした時に最も手早いのが【カイロ】を利用する方法です。

  1. カイロは2枚用意します。
  2. 腰の後ろ(お尻の骨の真上くらい)に1枚を貼ります。
  3. おへその下あたりにも1枚を貼りましょう。

患部以外に、おへその下を温めることで大動脈に温熱効果が届きやすくなり、温まるスピードが早くなります。この使い方は温湿布の場合も同様です。

カイロの場合直接肌に貼り付けてしまうと低温やけどを起こしてしまいますので、必ず下着や肌着の上から貼るように注意し、6〜7時間たったら剥がしましょう。

ズレたような違和感がある場合

痛みはないとしても、ズレたような違和感を感じる場合は温めながら病院へ行くようにして下さい。セルフマッサージやストレッチはズレを大きくしてしまう可能性が高くなるので行わないようにしましょう。

人間の関節や神経、血管はほんの1mm以下のズレでも敏感に察知し、警報を慣らします。寝違えなど、時間経過によって緩和したり自然治癒したりするものももちろんありますが、中には関節変形や神経の圧迫を起こしているケースもあります。

無理な体勢などを取ることで、ギックリ腰を起こすなど悪化してしまうこともあるため、出来る限り早く整形外科を受診してください。

寝起きなどのこわばりがある場合

寝起きに背中から腰にかけてが強張っている、という方は、寝姿勢や布団(マット)との相性が悪いなどの理由で体の背面に血行不良が起きている可能性が高くなります。

この強張りを無視して急激に起き上がったりすると、背中や腰の筋肉が痙攣したりこむら返りを起こしやすくなり、その場合激痛に変わってしまうこともあるので注意が必要です。

じっくりと寝起きの5分程度をかけてストレッチを行い、寝姿勢によって血行が悪くなった背中の筋肉をほぐすように意識してみましょう。

<毎朝出来るお布団の中のストレッチ>

  1. ゆっくりと仰向けの姿勢を取り、両手を頭上に挙げ両足と引っ張り合いを行います。呼吸を止めないように【5秒伸び、5秒力を抜く】を5回行います。
  2. 次に両足の膝を胸の前に抱え込み、仰向け姿勢のまま体育座りのような姿勢を取ります。【5秒丸まったら5秒で力を抜く】を5回行います。
  3. 仰向けのまま両足をまっすぐ天井に向けます。足の裏を天井に向け、小刻みにブルブルブルっと揺らします。

この3つの運動だけでも、背面の血流がかなり良い状態へと変化していきます。可能であればこの後、お布団の上に起き上がり首や肩のストレッチをあわせて行ってみて下さい。寝起きがスッキリとしてきますよ。

注意点として、体の強張りは何らかの疾患の症状であることもあります。

  • 関節リウマチ
  • 全身性エリテマトーデス(SLE)などの膠原病
  • パーキンソン病 など

慢性的に強張りが起こる、しびれや痛みもあるという場合には無理をせず、整形外科や神経科、リウマチ科を受診して下さい。

痛み止めの薬は飲んでもOK!だけど頼りすぎないで

どうしても痛い時、つらい時は鎮痛剤を飲むことも大切です。

痛みやつらさを我慢しすぎると、患部周囲の組織が患部をかばおうとしてギュッと硬くなり、結果的にその固くなった部位が神経や筋肉にダメージを与えるという悪循環を起こすこともあります。

また、痛みやだるさは精神的に非常に大きなストレスですので、我慢することで日常生活が憂鬱になったり、ちょっとしたその他の痛みにも過敏になったりするという悪影響も起こります。

体のケアに関わることの多い筆者としては、このような状態を起こすよりは鎮痛剤を飲んで痛みを緩和させるべきだと思います。

ただし、鎮痛剤は「痛みを緩和しているだけ」であることを忘れないでください。鎮痛剤はあくまでも【痛みを抑える薬】であり、患部を【治療できる薬】ではないのです。

患部に何らかの異変が起きていたとしても、鎮痛剤だけでは治療することは出来ません。また、痛みを無理やり抑えつけることによって患部の炎症反応まで押さえ込んでしまい、結果的に原因を悪化させてしまう場合もあります。

鎮痛剤は極力、医師の診察の元で上手に利用するべきお薬です。病院に行く時間がないなどで市販のお薬を使用する時は、「常用」ではなく「非常用」であるということを忘れず、頼りすぎないように十分に注意するようにして下さい。

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