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明治と平成の美人コンテスト比較 美しい女性とは?

Date:2013.12.06

いまから100年以上前、明治時代にも美人コンテストがあったということをご存知ですか。その時のコンテスト上位者への賞品は、ダイアモンドのネックレスと着物の帯。ダイアモンドは今も女性の憧れですが、帯も賞品になっていたというのは明治らしいですね。

また入賞を逃した人には、参加賞として白米と梅ぼしが進呈されたといいます。これも当時の食卓には必須のものだったのでしょう。昔の美人コンテストを覗き見ながら、美について考えてみませんか。

明治時代の美人コンテスト

今から遡ること100年以上前の1891年、東京の浅草で美人コンテストが開催されました。しかも、100人もの美女を集め大々的な催しとなりました。順位は、一般市民の投票によって決められます。最終的には4万8千票もの投票があり、激しい順位競争が行われました。

この美人コンテストの前年は、初の帝国議会選挙が行われた年であり、選挙で美人を決めるという方法が、人々の気持ちを盛り上げたのでした。

今でいうと、AKB総選挙みたいなものでしょうか。ただAKBは48人なので、そのおよそ2倍の規模になりますね。明治時代にこのような美人コンテストが行われていたというのは驚きです。

明治時代の美人と平成の美人、顔立ちは異なる?

明治時代と言えば、かなり昔の時代。さすがに平成の時代に生きる美人とは顔立ちも異なるのではなどと思いませんか。明治時代に描かれた絵画を見ると、目が細く浮き世絵のように描かれていて、あまり美人には見えなかったりします。

現代の女性の方がきれいでしょうと思ってしまったりします。しかし、実際に各時代の美人の写真を比較してみると、なんと、顔立ちにそれほど違いはないのです。今のアイドルやモデルにいそうな顔立ちの美人が、実は明治時代にもいたりします。

明治時代であっても、目が大きく、時にはハーフのような顔立ちの人も。着ているものが違うだけで、意外と今も昔も日本人の顔立ちは変わっていないものなのかもしれません。

明治時代の白黒写真の女性も、もし現代のようにカラーのデジカメで撮られていたのなら、現代の普通の可愛い女性のように見えるかもしれません。

では、顔立ち自体はあまり変わらなかったとして、明治と平成の美人コンテストで大きく違っていたことというのはあるのでしょうか。

美人コンテストに出ると退学になった明治時代

美人コンテストに出ることは、明治時代の一般の女性にとって、恥になることでした。ある女子学生は、兄に勝手に応募されてしまい、顔写真が展示されてしまいました。そして、学校でも、その写真が話題に。

結果的には、なんと当時通っていた女学校を退学になってしまったのです。退学までさせられるとは可愛そうな気がします。公に顔をさらすなどといったことは、すべきではないと考えられていたのです。

このように一般の女性が美人コンテストに出ることははしたないこととされたので、ほとんどの出場者は、花街の芸妓達でした。つまり、美しさを普段から仕事の中で活かしている玄人ですね。

花街というのは、つい50年ほど前まで全国各地に存在した、芸妓遊びのできる場所です。座敷に芸妓を呼んで、踊りなどを楽しむことができました。そんな花街の女性の中から選りすぐりの美人がコンテストに出場していたのです。

明治時代の美人

こんな美人コンテストに出場した、明治時代の美人は、言ってみれば手の届かないすでに完成形の美人。コンテスト出場者の写真は絵画のようにきれいに着色され展示されていました。日本間を背景に、日本髪をきれいに結い、ポーズも隙がありません。

そして彼女達は芸妓であり、誰でも気軽に接することができる相手ではありませんでした。相応の経済力がないと、芸妓遊びなんて出来ないからです。ある意味多くの人にとっては、雲の上の存在としての美人だったわけですね。

一般女性も気軽に美人コンテストに出場できる現代

明治時代とは対照的に、現代は一般女性が積極的に美人コンテストに出ても、はしたないと言われることはありません。他薦ももちろん、自薦でもかまわないのです。

地域のゆかたクイーンや、ご当地美人コンテスト、大学のミスコン、ミス・ジャパン、ミス・ユニバースまで、一般女性が参加をしてもまったく不思議には感じません。

平成の美人

平成の美人とはどのようなものでしょうか。明治時代には、ある意味手の届かない存在であった美人。しかし、今では同じ学校や職場、友達関係の中など身近なところに目を向ける人が多くなっているようです。

大学のミスコン出場者の自己紹介欄には、趣味、似ていると言われる動物、何フェチかといった項目が並び、見た人に親近感を感じさせる仕掛けになっています。自分の周りにいるような親近感のあるお姉さんや女の子を求める気持ちが高まっているわけですね。

また、自分らしさや雰囲気を持っていることも重要のようです。あるゆかたクイーンコンテストの審査基準は、ゆかたを自分らしく着こなしていることでした。

またAKBなどのアイドルグループでは、メンバーがそれぞれまったく違う個性をもっていたりしますよね。ファンは好みに応じて自分のお気に入りを選んだりします。

クールでかっこいい女性、やわらかい雰囲気の女性、個性的でエッジがきいた女性、自分のタイプを客観的に理解していて、表現できているかということが重要です。こういうことも含めて、美の一部と判断されるのが、現代なのかもしれません。

これは、明治時代の美人コンテストとは全く異なる部分。出場した芸妓たちも、ほとんど同じポーズで画一的に写真に映らなければなりませんでした。そして一般の女性は出場さえも社会的にいぶかしがられたのでした。

現代の女性は、明治の女性のよりも、もっと自由に自分の普段の姿やありのままの個性を\現できる立場にあります。こんなお得な時代に生まれている私達は、もっと自分の魅力を惜しむことなく表現していくべきかもしれませんね!

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