我が子は母乳で育てましょう!母乳育児をおすすめする7つの理由
Date:2013.10.25

時代の流れか、母乳で子育てをしようとするお母さんが少なくなってきていると聞きます。仕事をもっていたり、母乳がでにくかったりと、いろいろ理由があるのは分かりますが、少し寂しい気がするのは私だけでしょうか。
今回は、「母乳育児をおすすめする7つの理由」をご紹介します。おっぱいで赤ちゃんを育てることには、たくさんのメリットがあるのです。
これからママになろうという方、出産を控えている女性の皆様は、ぜひ一度目を通してみてくださいね。まずは早速、赤ちゃんの身体にとってのメリットをみていきます。
その1 赤ちゃんに必要な免疫成分を含んでいること
母乳育児でとくに大切なのが、出産してから約一週間の間にでてくる「初乳」を与えることです。やや黄みがかった色をしているので心配する方もいますが、赤ちゃんを守る免疫が含まれています。
初乳を与えることで、細菌やウイルスアレルギーに対する対抗力ができるので、外部の刺激に対して負けない健康な身体つくりの基盤ができます。
その2 栄養たっぷりで身体の発育を助けてくれる
産まれてから数ヶ月の赤ちゃんの成長は、目を見張るものがあります。身体もどんどん大きくなるし、生きていくうえで必要な身体の組織が作られていきます。また、毎日たくさんのことを覚えていくため、脳の発達も不可欠です。
身体の組織を作るためのタンパク質、活動の源になるエネルギー、脳と神経の発達に必要な乳糖が含まれた、バランス栄養食がお母さんのおっぱい。毎日お腹いっぱい飲ませてあげると、我が子の成長に一役買います。
その3 消化が良くて未熟な胃腸への負担が少ない
人工ミルクと比較すると、母乳は消化がいいので未熟な赤ちゃんの胃腸でも安心です。また、消化不良からくるアレルギーを起こすような心配も低くなります。
その分お腹が減るのも早いので1時間おきにミルクをほしがることもありますが、最初のうちは辛抱強くお付き合いしてあげてください。赤ちゃんの方も勝手が分かると飲みだめができるようになってきます。
その4 身体同士のふれあいでママへの安心感が育つこと
おっぱいをあげるときには、必ず身体を寄り添ってだっこした状態で行う必要があります。この身体同士のふれあいから、ママへの安心感と信頼を築いていきます。
大人であっても大好きな人と一緒に過ごす時間、スキンシップを取る時間が長いほど、親密度が増すという感覚は理解できるかと思います。
母乳で育った子は、親や人を大切にできる優しい子どもになってくれるという説があるほど、実は重要な存在です。
ここからは、お母さんにとってのメリットを見ていきます。
その5 ミルク代がかからないので経済的
お母さんの身体からでてくるミルクには、お金は一切かかりません。身体一つあればよく、これ以上ない節約食ともいえるでしょう。
子育てするには、どうしてもお金がかかるもので、赤ちゃんのミルク代も結構馬鹿になりません。ミルクからおっぱいに変更すれば、浮いたお金でもっと別のことをしてあげることもできますよ。
その6 消費カロリーが大きいので産後ダイエットに最適!
母乳を飲ませることって実はかなり体力を消耗する作業です。1日赤ちゃんにミルクをあげたとすると、約500キロカロリーを消費します。用意するものは赤ちゃんへの愛情だけ、どんな状況でも毎日必ず続けられるということで、出産直後のダイエットには最適です。
その7 お母さんになったことを実感できる
毎日母乳を与えていると、「私は本当にお母さんになったんだ」という自覚ができます。自分のおっぱいを飲ませることは、父親にはできないお母さんの特権ですから、「この子は私が守らなきゃ」「大切な私の子」という感情がわいてくるものです。
誰でも最初から完璧なお母さんにはなれません。試行錯誤しながら、子どもとふれあい、ぬくもりを感じて成長していくもの。母乳を与えることは、お母さんになったときの最初の大仕事だと心得ましょう。
以上、ざっと7つご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。おっぱいを良く出すためには、きちんと栄養のあるものを食べたり、十分な睡眠時間を確保するなど、規則正しい生活を送る事が必要です。
子育てには気苦労が絶えませんが、全ては可愛い赤ちゃんのため、なんとか乗り切っていきましょう。
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