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何か印象的!普段使い出来る舞台メイクのテクニック教えます

Date:2013.08.08

舞台メイクの基本は、立体感づくりにあります。顔をキャンバスに見立てて、かなり大胆に色を入れていく感じですが、光を集めることを目的にした化粧法で肌がキレイに見えるため、私は普段のメイクでもこの方法を取り入れています。

シェイディング

ファンデーションは、もちろん舞台用のドーランではなくごく普通のメーカーのものですが、私は4種類使って仕上げています。

1. リキッドファンデーション <ナチュラル>
2. パウダーファンデーション <濃い目>
3. パウダーファンデーション <ナチュラル>
4. 粉おしろい <真っ白>

肌色と同じリキッドファンデーションを乗せたあと、そのまま塗ったら小麦色になりそうなぐらいの濃いトーンのパウダーファンデで、顔の輪郭をシェイディングしていきます。

まず、エラから頬骨の下までを、濃い色パウダーで四角く塗ります。まるでデーモン閣下のような感じに、かなり大胆に入れます。そのまま顎のラインに沿っておとがいまでと、逆方向はこめかみまで、濃い色ファンデを伸ばしていきます。

髪の生え際にも同じ色を入れます。特に、おでこの出っ張りからこめかみまでは、エラを潰したときと同じように四角く潰します。極端な表現をすると、この段階までで、濃い色パウダーを塗っていない部分は十文字に見えるような感じです。

ノーズシャドウも同じ濃い色パウダーで、眉頭から鼻先まで、鼻柱の左右を長い逆三角で囲むように影づけをします。

ダブルライン

舞台化粧で言うダブルラインとは、アイホールに引く 1本の筋のことで、外国人や老人、病い顔を作るときの化粧法です。

普段メイクでは、濃い色パウダー、もしくは同じ色味のマットタイプのアイシャドウを使います。

これを筆に取ったら、目のくぼみに沿って目頭側から目尻に向けて、だんだん細くなるように線を引きます。言わばまぶたの上に眉を描くような感じで、これも濃く入れて大丈夫です。

ぼかし込み

濃い色ファンデで作った影の境目を、スポンジでぼかしていきます。ノーズシャドウは、鼻すじが残るように気をつけながらぼかします。ダブルラインのシャープさはお好みで、ノーズシャドウから繋げてアイホールに馴染むように自然にぼかしていきます。

ハイライト

粉おしろいを使います。私はこれだけは、舞台用の三善の20番の粉白粉を使っています。粒子が細かく、白の発色がとても良いので、普段メイクには本当に少しだけの使用で充分です。舞台女優の秘密兵器的なアイテムかもしれませんね。

この白粉をTゾーンに叩き込みます。鼻すじをスーっと通すような感じですね。頬骨と顎の一番とがった部分にも少しだけ入れます。

仕上げ

ナチュラルパウダーを顔全体に叩いて入れていきます。濃い色パウダーでつけた影を、今度は上から潰して、パッと見ではシェイディングが分からないようにするのがポイントです。

仕上げに限らず、パウダーファンデーションを乗せるときには、表情筋の流れを意識して、中央から側面へ、下から上へと叩き込んでいきます。この方が化粧崩れがしないように思います。

このままでナチュラルな立体感が出る仕上がりになっているので、私は普段はチークはつけません。

隠し味としてのファンデーションづくり

お化粧と言えばアイメイクという意識が強いかもしれませんが、もっとも作り込むべきは、やはりファンデーション部分だと思います。面積も一番広いですから、ここを丁寧に作ってあると、全体の印象がいわゆる垢抜けた感じになりますよね。

秘かに施されている大胆な立体造形の影響で、シェイディングしなかった部分の肌が光をきれいに集めるので、少し離れて見られたときには美しさの差がハッキリ分かります。特に写真撮影では威力を発揮するメイク法です。

アイメイク

個人的には、たっぷりとしたボリュームのつけまつげは、あまりオススメできないんですよね。お人形さんのような可愛らしい瞳になるのは確かですが、肝心の目の表情を殺してしまいがちになるので、とてももったいないと感じています。

これを分かっているせいか、若い舞台女優さんでも普段からつけまつげをしている人は、ほとんど見たことがないですね。みんな同じ顔に見えるということもあると思いますが。

つけるなら、目尻だけの部分つけまつげが、それぞれの目の個性を引き立てて、色っぽさも出るので素敵だと思います。

色っぽいと言えば切れ長の目ですが、特に目の間隔が離れている人は、アイラインを目頭から1ミリほどはみ出させて引くことで、涼やかな目もとを作ることができます。時代劇などでよくみるメイク法ですね。

また、和化粧から使えるテクニックが、目の端に赤系の色をさすことです。下まぶたから目尻までのあの三角地帯がうっすら赤く染まっていると、女らしくて色気のある目もとになります。

「最少時間で最大効果」 が舞台化粧の本領です

立体感のあるメイクには、なぜか気品もかもし出されるのが不思議ですよね。やっぱり内側から輝いている印象は、女性としてのグレードづくりには欠かせないポイントなのかもしれませんね。

4種類のファンデーションを使うなんて、文字で書くととても手間をかけているように見えそうですが、実際には3、4分で出来るベースづくりです。開演までの短い時間の中ですることですから、効率のいい時短メイクの極みなんですヨ。

何か違う、と思わせる女性になるための参考にしていただけたら幸いです。

~舞台女優が教える美のレッスン

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