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子供も読みたい!くまのプーさんなどディズニー作品の原作小説の魅力?

Date:2013.11.07

あなたは、「くまのプーさん」を知っていますか?それが、1920年代イギリスで生まれたものだと知っていましたか?

「えっ!ディズニーのキャラクターじゃないの?!」と思う方も多いのではないでしょうか。実は、ディズニーのオリジナルの作品って意外と少なくって、様々な国の民話や、小説などを“ディズニー流”にアレンジしているものが多いのです。

今回は、そんなディズニー作品の“元ネタ”である、プーさんの原作について紹介したいと思います。

くまのプーさん

くまのプーさんは、イギリスの作家、アレン・アレクサンダー・ミルンによって作られました。1926年の『くまのプーさん』、1928年の『プー横丁にたった家』という二つの本が元となっています。

これらの本はいずれもかなりの好評を得て、当時からプーさんたちの愛くるしい姿は、様々なキャラクター商品となって大人気でした。

作者のミルンは、もともとは批評家・劇作家として成功していた人でした。イギリスの有名な風刺雑誌『パンチ』の編集者の一員として活躍していました。

シニカルなユーモアたっぷりの言葉が得意だった彼が、子ども向けの作品を執筆したきっかけは、自身の子どもの誕生でした。この、ミルンの子どもこそが、世界一有名な子どもとなった、クリストファー・ロビンなのです。

そして、クリストファー・ロビンの最初の親友は、くまのぬいぐるみ、プーだったのです。知っていました?クリストファー・ロビンもプーさんも実在の人物(くま)だったのです!ちなみにこの本物のプーさん、いまはニューヨークの図書館に展示されています。

さらに、物語の舞台となる100エーカーの森も、イギリスのハートフィールド村に存在します。(実際は500エーカー程の森ですが)。ここにある、コッチフォード・ファームというところに、ミルン一家は住んでいました。

プーさんファンであるというブライアン・ジョーンズ(ロックバンド、ローリング・ストーンズのメンバー)はこの家を買い、ここで息を引き取っています。
というトリビアはさておき・・・。

このクリストファーが彼のお気に入りのぬいぐるみ、プーさんと遊んでいる様子を見て、ミルンはプーさんの物語を思いついたのでしょう。

ディズニーではおなじみのピグレット、ティガーたちも、みんな本当にクリストファーの友達だったのです(ラビットとオウルはぬいぐるみではありませんが、クリストファーが遊んでいた森には実際にウサギ、フクロウは身近な動物だったのでしょう)。

ディズニーのプーさんと、ミルンのプーさん

プーさんがディズニーのものとなったのは、ウォルト・ディズニーの娘がきっかけでした。自分の娘が夢中になって読んでいた本こそがミルンの「プーさん」だったのです。

娘さんを通じてヒントを得たウォルトは、早速プーさんの映像化の権利を得て、ディズニー流のプーさんとして、次世代のプーさんを新たに作り出しました。それが、皆さんもよくご存じの、赤いシャツに黄色のまるまるとしたプーさんです。

もともとミルンのプーさんは、普段はシャツを着ていません。ミルンの小説の挿絵を担当したのは、E・H・シェパードという、当時人気の挿絵画家でした。

ディズニーのプーとの大きな違いは、何といってもその表情です。プーさんはもともとぬいぐるみであるため、表情がありませんでした。

ところが、ディズニーでは、愛くるしいにっこりスマイルが出来るように大きな口があります。“ディズニー流”はこうしたところにも顕れているのかもしれません。

はじめてプーさんがスクリーンにデビューしたのは1966年。『くまのプーさんとはちみつ』という短編として公開されました。

後に公開された『プーさんと大あらし』、『プーさんとティガー』という短編と合わせて、1977年に『くまのプーさん』という一本の長編映画になりました。

この映画はすべて原作のストーリーが元となっています。プーさんが風船で雨雲に変装してハチミツを取ろうとしたり、ラビットの家の穴に詰まってしまったり、とどれも原作にあるストーリーです。

ですが、ストーリーの結末や細部はディズニーらしく、“はっきり・わかりやすい”面白さに変わっています。この違いを、是非原作と比べてみて、両方のプーさんを楽しんでいただけたらと思います。

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