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うつ病とダイエットの密接な関係。ダイエットの精神面の影響の原因

Date:2016.06.09

shutterstock_261724052現代の女性と切り離せないと言っても過言ではないダイエットですが、このダイエットが原因でうつ病のような状態になってしまう女性が急増しています。

無理なダイエットはストレスを生むだけでなく、栄養も偏り健康を害します。身体の健康が害されると心の健康にも関わってきてしまうのが人の身体。

「痩せたい」と思う気持ちが強ければ強いほど、身体に負担がかかり、その身体への負担が心の負担にもなってしまうのです。

一見関係のなさそうなダイエットとうつ病ですが、せっかく綺麗になっても心が美しくないだなんて嫌ですよね!

では、どういった状況からうつ病状態になってしまうのかを調べてみました。

ダイエットをするとセロトニンが不足する?うつ病との関係とは

そもそもうつ病は心が弱いことでなる病気ではなく、脳の神経伝達物質が上手く分泌・作用されないことによって起こる脳の病気です。

脳の神経伝達物質であるセロトニンは下記です。

  • 喜びを感じるために必要なドーパミン
  • 恐れを感じるために必要なノルアドレナリン
このふたつの神経伝達物質の調節を行い、精神を安定させる働きを持っています。そのため、セロトニンが不足してしまうと、うつ病の症状が出てきてしまいます。

そして、ダイエットは「セロトニン」を不足させてしまうと言われているのです。

ダイエットで乱れてしまったホルモンバランスとセロトニンの関係性

ダイエットを行うと、栄養が偏ってしまい、ホルモンバランスが乱れるというのはよく知られている事と思いますが、このホルモンバランスは実はセロトニンとも大きく関わりを持っています。

セロトニンは女性ホルモンのエストロゲンという卵巣ホルモンの分泌が減ってしまうと、同じように分泌量が低下してしまうのです。

月経前や月経時に落ち込んだり、イライラしてしまったりと精神的に不安定に鳴りやすい人がいますよね。私もそうなのですが、これはホルモンバランスが乱れたことで、セロトニンの分泌量が低下したことによって起きているのです。

セロトニンは、「喜びなどのプラスの感情」と「恐怖などのマイナスの感情」をコントロールしている成分。つまりセロトニンの分泌量が低下するとそのコントロールが上手くできず、精神が不安定になるのです。

ダイエットで栄養が偏ることでセロトニンを増やせなくなってしまう

人の身体には約10mgのセロトニンがあり、そのほとんどである90%は小腸粘膜に存在しています。8%が血小板、そして脳には2%のセロトニンが存在しており、割合的にはとても少ないものです。

しかし、このセロトニンが、

  • 精神的な安定をはかる
  • 食欲を抑制させる
  • 睡眠を促す

などの役割を担っており、その影響はとても大きなものです。

このセロトニンの減量となり増やす力を持っているのが、お肉やお魚、乳製品などの動物性食品に多く含まれているトリプトファンです。

  • 牛肉
  • 豚肉
  • 鶏肉のレバー
  • まぐろ
  • かつお
  • 牛乳
  • チーズ
  • 小麦胚芽
  • 大豆
  • アーモンド
  • バナナ

これらのたんぱく質が多い食材に、トリプトファンが多く含まれているのですが、ダイエットにより栄養が偏り、これらの食材を摂取しないことによって、セロトニンを増やすことができず、不足していってしまうのです。

トリプトファンは必須アミノ酸の一つで、身体の中で作ることができない成分です。また、必須アミノ酸は8種類あるのですが、どれか一つでも不足していると、他のアミノ酸までうまく働いてくれなくなります。

アミノ酸の種類には囚われず、バランスよく摂取することが大事です。

コレステロールは女性ホルモンの原料!摂取しないとセロトニンも減ってしまう

ダイエット中はどうしても脂質を避ける傾向にあります。そうすると、脂質の一つであるコレステロールも摂取を抑えようとしてしまいますよね。

コレステロールはメタボリックシンドロームや生活習慣病の原因ともなるため、摂取を控える人が多くいますが、実は摂取しなさすぎも身体には良くないのです。

コレステロールは女性ホルモンの原料となります。先述したとおり、女性ホルモンのエストロゲンはセロトニン分泌に大きく関わっているため、コレステロールの摂取を抑えてしまうと女性ホルモンの分泌量も減ってしまうのです。

食べ物から摂取するコレステロールの量は全体の1/3程度で、体内でも合成されるコレステロールは量が多ければ合成される量が制限され、一定を保つようになっています。

個人差はあれど、女性は40代前後から脂質の高い食事を摂取すると胃がもたれてしまうから…と避けるようになります。

そうするとただでさえ減りがちな女性ホルモンの分泌量が更に減り、セロトニンが不足し、更年期障害であるイライラや抑うつ症状が出てくるのです。

メタボリックシンドロームや生活習慣病の敵として、悪者にされてしまいがちなコレステロール。

しかし、このコレステロールが少なすぎてもホルモンバランスを崩してしまうので注意して摂取していきましょう。

脳のエネルギーの源であるブドウ糖などの糖質も心の健康には必要!

脳にとっての一番のごちそうはブドウ糖ですよね。米など穀類に多く含まれているこの糖質もダイエットでは敵でも身体にとっては大切な栄養素です。

ご飯を抜いたダイエットを安易にしてしまうと、脳がエネルギー不足になり、

  • 気分が落ち込む
  • 眠くて頭がすっきりしない
  • イライラする
  • 食欲が増幅・減退する
  • 感情の起伏が激しくなる

といった症状に見舞われやすくなります。

また、たんぱく質や脂質、糖質などの栄養素はそれぞれがそれぞれに関わり合うことで、身体の生命維持活動を行っています。

糖質が不足すれば、たんぱく質がブドウ糖の変わりになり、糖質をエネルギーに変えるためにビタミンB1がお仕事をしたりと働いてくれています。

野菜ばかりを食べていたり、カロリーにとらわれて必要な栄養素を見逃していると、身体の中の栄養素が大きく偏り、さまざまな不調をきたします。

そういった身体の不調はメンタルの不調にもつながっていきます。たくさんある食材をバランスよく食べることが大事です。

また、食事だけでなく、運動不足や不規則な生活をしたり、ストレスが大きくかかっても、セロトニンが不足してしまうので生活全体を見直す必要があります。

ダイエット中にビタミンDが不足すると代謝も気分も落ち込んでしまう

サンシャインビタミンと呼ばれ、太陽光に当たることで体内で合成させるビタミンがビタミンD。

  • 気分が落ち込みやすくなる
  • 代謝が悪くなり太りやすくなる
  • 骨粗しょう症の原因になる

ビタミンDが不足するとこのような症状に見舞われます。

ビタミンDはカルシウムの吸収率を上げてくれる上、カルシウム量を保つ働きを持っています。

カルシウムが及ぼす影響は、骨や健康に対してはもちろんのこと、精神的な感情にも関わってきます。

神経は、カルシウムやミネラルが伝達しているもの。そのため、長期的なカルシウム不足は骨粗しょう症など骨に影響がありますが、短期的に一番影響が出てしまうのは精神面なのです。

  • アンコウの肝
  • うなぎ
  • サケ
  • イワシ
  • キクラゲ
  • 干ししいたけ

これらの食材には多くのビタミンDが含まれています。どうしてもこれらの食材を口にできないときは、極力太陽の光に当たりましょう。

美白の観点から太陽に当たることを避ける女性が多いですが、ビタミンDは太陽の力で合成させているので、ビタミンDの補充には欠かせないのです。

また、血中のビタミンDが減ってしまうと、

  • 免疫力が低下する
  • 風邪にかかりやすくなる
  • インフルエンザになりやすくなる
  • 代謝が低下してしまう
  • ダイエットの効果が出にくくなる
  • 糖尿病・動脈硬化の原因にもなる

そして、精神的に落ち込みやすくなってしまう、という悪影響が大きく出てきます。

やる気がでなくなる上に、ダイエットをしても成果をあまり得られないため、更に気分は下がっていきますよね。

意外と見落としがちなビタミンDですが、ダイエットと健康的な生活、そして健康的な精神にも大きな影響を与える栄養素なのです。

ダイエットが原因でビタミンDが不足するわけではなく、日常的にビタミンDを摂取していないことでもこのような事は当然起こり得ます。ただ、ダイエット中にビタミンDが不足してしまうとダイエットにも悪影響が出るということなのです。

また、ミネラルや亜鉛が不足してもうつ病のような症状が出ると言われているので、栄養素には気を付けてダイエットを行いたいですね。

軽視するのは要注意!ダイエットは精神面に大きな影響を与える

ダイエットとうつ病には栄養不足の観点から影響が大きいとお話してきましたが、もちろんそれだけではありません。

ダイエットを行うことで精神疾患に至るもので代表的なものが「摂食障害」です。

  • 拒食症
  • 過食症

などの摂食障害は、幼少期に体験したことやストレスなどから発症することももちろんありますが、一番の原因はダイエットです。

<拒食症に多いダイエット経緯>

  1. 無理な減食、絶食ダイエットをする
  2. 体重計に乗る
  3. 体重が減っていることに喜びを感じる
  4. 食べたら太るという思い込みが強くなる
  5. 食べても吐いてしまう
  6. 1と2を繰り返し栄養失調になる
  7. 自己暗示によって精神的に追い込まれる

「無理な減食・絶食」で体重が減っていることで、ダイエットが成功した!という感覚を得てしまうと、「また食べなければ減る!」と思い込んでしまいます。そして、段々「食べたら太る」と思い込んでいくようになります。

<過食症に多いダイエット経緯>

  1. ダイエットを行う
  2. あまりいい成果を得られない
  3. 食べるから太ると思い込むようになる
  4. 食べたものを自ら嘔吐して吐き出す
  5. 体重が増えていないことを確認する
  6. 食べても嘔吐すれば太らないと思い込む
  7. 食べても嘔吐することを繰り返す
  8. 栄養失調になり、精神的にも追い込まれる

また、ダイエットによって溜まってしまったストレスから「大量に食事を摂取してしまい、このままでは太ると思い込み吐き出した。」という理由から、5の経緯に至り、過食症になる人も多いです。

拒食症や過食症は、女性に多いと言われています。そして、これらの症状が悪化していくと

  • 食べたくても食べられない
  • 食べると激しい吐き気を感じて嘔吐してしまう

という状態に陥り、お肌は荒れ身体はボロボロになります。

食べたいものを食べられないというストレスと、酷い肌荒れや栄養の偏りで髪の毛や肌に艶もなくなり美しいとはいえない姿になっていくことに精神的なダメージを受け、うつ病を併発するケースが多いです。

急激に体重を落とそうと無理なダイエットを行うことによって、ホルモンバランスや自律神経のバランスを崩して精神的に抑うつ状態になってしまうのです。

このようなことから見ても、無理なダイエットは身体と心、両方に大きな負担がかかるので絶対にやめましょう。

ダイエットが原因で精神状態が不安定になったらどうしたらいい?

ダイエットを行っている途中、ダイエットが成功した後に精神的に大きく不安定になっていると感じた場合は、きちんと栄養のある食事をしましょう。

適度な運動をし、友人と出かけたり好きなことをするなどし、気持ちをリフレッシュしたり、基礎代謝を高めて太りにくい体質を作るように心がけることも大切です。

不規則な生活をして生活習慣が乱れていること自体が太る原因にもなり、精神のアンバランスを来たしていることも多くありますので、まずは生活習慣をしっかりと見直し、整えていくことが大切です。

自分に合ったダイエット方法を見つけて心と身体の両方を健康に!

いかがでしたか?無理なダイエットがいけない!と言われる理由は身体に害があるだけではなく、精神的な害にもつながってしまうからなのですね。

精神的な害も身体的な害も時には生死にまで関わってしまう重大なものです。決して安易に考えずに、まずは自分に合ってるダイエットをじっくりと探しましょう。

ダイエットの効果や即効性などももちろんモチベーションを維持するためには大切なことですが、そこだけにとらわれず、長い目で見て自分が本当に成功できるダイエットを考え、必要な栄養素をしっかり摂取できる食生活を考えましょう。

食生活から生活全体まで見回して、できるだけストレスがなく身体と心の健康を維持して行えるダイエットに出会えると良いですね。

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