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他人事じゃない!DVって何?DVにあったらどうしたらいいの?!

Date:2013.09.22

女性が被害にあうことが非常に多いと言われている「DV」。小説・マンガやドラマのテーマとして描かれたり、ニュースで取り上げられたりするようになって、この「DV」という言葉の意味や存在は、少しずつ知られるようになってきました。

DVとは、一体どういったものなのでしょうか。またDVにあったり、DVをしてしまったり、DV被害を受けている人を見かけた際には、私たちはどのようにしたらよいのでしょうか。今回は、そんなアレコレをご紹介してみたいと思います。

DV=ドメスティックバイオレンスってどんなものなの?

「DV」とは、「ドメスティックバイオレンス」を英語にした際の頭文字をとった表現・略語で、主に「親しい間柄での暴力」という意味で使われています。

以前は「配偶者間暴力」とだけ言われていましたが、現在では、必ずしも婚姻関係にあるカップルだけの問題ではなくなっています。

昔は「夫婦喧嘩は犬も食わない」と言って夫婦喧嘩には第三者は立ち入らない、というのが「マナー」であり「常識」であるとされていましたし「妻は殴ってしつけるのが夫の甲斐性」などという言葉を信じている人たちも多くいました。

しかし、少しずつ「これはおかしい」という声があがるようになってきて、ようやくこの言葉が浸透するようになったのです。

現在では「DVをやめよう!」というような啓発活動も盛んに行われていますが、それでも「結婚している女性の3人に1人は被害経験がある」と言われていますし、「殺される危険がある」ような被害者の割合は23人に1人の女性となっています。

また、DVの加害者・被害者の関係にある夫婦がいて、その夫婦に子どもが存在していた場合、この子どもが直接的に何かされていたのではなかったとしても、DVの様子を見せてしまったことで、子に対しては虐待行為を行っているということが言えるかと思います。

DVの加害者はパートナーだけでなく、子にも被害を被らせてしまっているのですね。

DVにはどんな種類のものがあるの?

「DV」にはいくつかの種類があり、カテゴリーとしては5つにわけることができます。1つ目は「身体的暴力」です。一般的に「DV」という言葉を聞いた際には、こちらを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。殴ったり、蹴ったり、物を投げたり、といったものがこれに当てはまります。

2つ目は「心理的暴力」です。大声で怒鳴ったり脅迫したりと言ったもののほか、ひどくけなしたり無視をし続けたり、といったものも当てはまります。

3つ目は「性的暴力」です。「夫の性処理を行うのは妻の役目」と言ったようなことを当然のように思っている人は現代でも実は驚く程多くいらっしゃいますが、決してそんなことはありません。

自分の身体は自分のものなのです。ですから、自分が望んでいない性行為を迫られたり無理矢理行為を行われてしまったり、といったことは「暴力」に当たります。また並行して、「避妊に協力してくれない」といったものも性的暴力に当てはまります。

4つ目は「経済的暴力」です。「夫が生活費を入れてくれない」という場合もあるでしょうし「夫に働きに行くことを止められている」というような場合もあるでしょう。

働きに行くこと自体は止められていないけれど、実質的に「これでは働きに行けない……」というような条件や環境をつくられてしまっている場合も当てはまります。

そして5つ目が「社会的暴力」です。たとえば交友関係を制限したり、携帯電話やインターネットの利用を制限・監視してプライベートを奪うような行為をしたり、と言ったものが当てはまります。

「自分以外の男の連絡先を全て消せ!」といったものや「他の男と遊びに行くなんて許さない」というような言動もこれに当てはまります。

DVは、夫婦間だけでも異性間だけでも男から女へのものだけでもない

DVというと「結婚している夫婦間のもの」というイメージはまだまだ強いかと思います。しかし「デートDV」という言葉も有名になってきたように、DVは結婚前のカップル間でも生じるものですし、異性間だけでなく同性間カップルの間でも起こりえる事柄です。

また被害者の圧倒的多数は女性ですが、もちろん、女性から男性へのDVもあります。

逃げないのでなく、逃げられない。事前に見破ることもできない

DVにはまだまだ多くの誤解があります。「どうして逃げなかったんだ」と言われるようなこともあれば、「そんな相手を選んだ方も悪いんだ」という言葉を投げつけられることや「もっと危機感を持って過ごすべきだった」と言われること、またDVをDVと気づけないような事例も多く存在しています。

DVから逃げることは非常に困難です。なぜなら被害者は、逃げるという正常な判断をすることができないような精神状況・環境に追い込まれているためです。

またDVの加害者は、パートナーにのみ、様々な形態での暴力的行為をするのであって、その他の人間にはそうした面を決して見せません。常識的で、理性的で、周囲からは基本的に「理想の相手」とさえ思われていることが大半なのです。

そうした相手にあらかじめ危機感を持っておくことは、基本的に不可能だと考えていた方がよいでしょう。

DVにあったら・あっている人を見かけたらどうしたらいい?

DVにあってしまったら、もしくはあっている人を見かけたら、できることは「逃げ場所を確保する」ことしかありません。

逃げるために、警察や福祉事務所にとりあえず飛び込んでしまう。自分のお金を少しずつでも貯めておく。暴力を受けたら写真や日記に逐一おさめて証拠を残しておく。弁護士に相談する(無料の相談ダイヤルなどもあります)。

友人から相談をされた場合は、とにかく話を聞き、決して否定せず、意見を押し付けないことです。その上で、上述のような手段を伝えてあげること、などができるかと思います。

いかがでしたでしょうか。深刻で、なかなか難しいことも多くあるトピックではありますが、決して1人で悩まず、悩ませずに、助け合って、乗り越えていきたいですね。

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