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女の魅力は多面性にアリ。日常シーンを演じ分けて恋される女になる

Date:2013.12.08

ナチュラルフラットに生きるって、イイですよね。この時代の女性の1つの理想であり、実現できている方もたくさんいますよね。けれど1つだけ、惜しい!これさえ加われば完璧なのに!と思うものがあるのです。それは陰影です。何のことかと言うと・・・

例えば洋服。

服にはパワーがあります。舞台でも、用意してもらった衣装に袖を通した瞬間、ああ、この役はこういう人だったのかと、役作りというパズルの最後のピースがピタッとハマった体験をすることがよくあります。服は人格なのですね。

コスチュームに限らず、日常で着ている服にだって当然その力はあるわけですよね。そういえば20代の頃は毎日、今日はどんな女で行こうかなと考えていました。

どんな物語をまとうか、人へのアピールよりもむしろ自分自身へのトライアルとして、化けることを楽しんでいました。これがしかし、年を取ると冒険がしづらくなるのですね。装うことが、だんだん面倒になってくるのです。

なぜなら、服にパワーがあるだけに、装う方にも負けない力が要るからです。装うストレスというものがあるのですね。無理せずラクにが主流の現代に、シンプルカジュアルが流行るのも頷けます。

ただ、どこでもそれ一辺倒というのは、実際かなりもったいない話なのです。常に一定イメージに固定してしまうと、立体感がない女になってしまうからです。有り体に言えば、つまらない女に見える。人は多面性に興味を持つのですから。

スーパーで買い物をしている自分と、フレンチレストランでディナーをしている自分では、本当なら仕草も気分も変わるはずです。けれどその折角の変わり目を流して、シンプルカジュアルを通すことで、気を張る楽しみというものも手放してしまっているのですね。

変身を楽しめる女は、生きていることそのものを楽しんでいるようで、かわいい。そんな女には、恋のチャンスもやってくるし、オバサンになることもない。緊張感は心の代謝を促すものだからです。

そう、変身には、外見を変えること以上に心のスイッチを切り替える快感があるのですね。

オフィスにいる自分、店の客としての自分、イベントの中にいる自分など、日常シーンそれぞれを自分の 「見せる舞台」 にして演じ分けることで、意外性や多面性が生まれます。それが陰影です。陰影のある女ほど魅力的なものはありません。

例えば美人。

確かに、美人は得をするのです。立っているだけで注目を浴びるし、巡ってくるチャンスの数も違う。ですが、問題はこのあと。ただの美人は、特別に美人でない女と最終的には同じことになるのです。なぜなら、チャンスを活かせるのは 「素敵な女」 だけだからです。

キレイは 「素敵」 の要素の一つに過ぎないんですね。美の最上階は、キレイではなく素敵なのですから。

階段の一段目で満足して昇り降りの起伏を経験することもなく、キレイがてっぺんと思っている美人は、平面的でつまらないのです。素敵な女とは、つまり陰影に富む女のことなのですね。

美人には実際、気立てのよい人も多いのです。誰からも愛されてすくすくと伸びて来れたからですね。けれど、これは数多の美人女優を身近に見ていての確信ですが、幸せしか知らない美人には深みがないのです。人の痛みや悲哀を、本当には実感できないのです。

地味な存在でもここを掴んでいる女は、ある時突然、物凄い美しさを発揮します。本人は無意識で、人が発見するものなのですが。

これも陰影の魅力です。幸せ美人はお得意の顔1つしか持っていないんですね。陰影のある女には多面的な深みがあって、それが人を惹きつけるのです。

人はやはり、最終的にはその人物の中身を見るんです。つまりは、悲しみを知っている美人は無敵とも言えるわけですが、それはもうただの美人じゃなく、素敵な女ですものね。殿堂入りの人です。

この多面性、陰影をもっとも表現できるのが、日常シーンの演じ分けです。職場に行って帰宅するまでの間に何度も着替えるなんてことは出来ないけれど、「気分の装い」 を変えることは出来ますよね。

一日の内で、ラフな女にもゴージャスな女にもなれる。それってとっても豊かなことです。身体だけでなく心も、いつでも同じシンプルカジュアルを纏ってしまうと、女として大事なものが痩せていきます。女として意識されなくなっていく本当の原因はここにあります。

常に不動の自分でいることが素晴らしいという意識は、少し変えた方がいい。髪型を変えるように、心持ちも変えるのですね。

例えばアフター5。

仕事を終えて飲みに出向く時、口紅の色をヌードからレッドに差し替えるだけでも気分は変わります。イヤリングをつけるとかストールを垂らすとか、たった一点でも変化させることは、舞台で言えば次の場、新しいシーンに臨む気構えを作るということです。

その姿勢が美しいのです。気構えが改まった瞬間、あなたには別の女の影が差す。それが陰影です。見られる心ばえが魅惑的な影を作るのです。

そんな楽しみ方が出来る女は、必ず誰かの視線を浴びています。陰影のある女は面白いから。こんな女がいたら男たちが放っておくはずはありません。

見せる意識も持ち合わせたナチュラル。それが、無理なくラクに生きたい時代の女をキラリと光らせる原泉なのです。この意識がある限り、恋は必ずやってくるし、女はオバサンにはならない。陰影のある女には、人が見惚れる素敵があるんですよ。

~舞台女優が教える美のレッスン

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