• 美容
  • ライフスタイル
  • 健康
  • ファッション
  • スピリチュアル
  • DIY女子部
  • 恋愛
  • 大人の美学

重い腰を上げ、現実的な美を認め始めたファッション業界

Date:2013.10.16

ファッション業界での新たな動き

今月、大阪に傘下にある2つのブランドをオープンし、益々日本でも注目されてきている、スウェーデンのファッションブランドH&M。

そのH&M社がこの夏の水着キャンペーンに13号サイズのモデル、いわゆる、プラスサイズ(大きいサイズ)モデルを起用し、話題を呼んでいるそうです。この「プラスサイズ」モデル及び、ファッションは最近のファッション業界の傾向とも言えるようになってきています。

プラスサイズ傾向の理由

この新たな動きには多方面からの社会的な圧力や一般からの抗議がかなり影響しているものと考えられます。

例えば、思春期のまだ発育途中である若い女の子達が細身のファッションモデルに憧れ、極端なダイエットをし、拒食症などの摂食障害等を患ったり、体重が原因でイジメに合うケースが多発し、その責任がファッション業界に向けられている事。

また最近、元ヴォーグ誌の編集者がファッション業界の実情を暴露した本を出版し、その本の中で、パリで活躍するトップモデル達が体重維持の為、立っていられ無くなる程絶食し、空腹を満たす為にティッシュを食べているという衝撃の事実が明らかにされました。

そして更に冷たい社会の目がファッション業界に向けられ、細見のモデルを起用する事が徐々に難しくなってきているのです。現にH&Mも以前にオンラインショッピングサイトでモデルの写真を合成し、細見のボディーを貼り付けて掲載し、かなり批判を受けた経歴を持っています。

なので、H&M社は公式に認めてはいませんが、このプラスサイズモデルの起用は当時受けたブランドイメージへのダメージを修復する目的も含まれていたのかもしれません。

非現実的から現実的ファッションへ

このプラスモデル及びファッションへの移り変わりは、実はもうずいぶん前から始まっていて、2005年、ゴルチエのパリコレクションの最後はプラスサイズモデルによって幕を閉じ、ラルフ・ローレンも去年の秋に初のプラスサイズモデルとの契約に踏み切りました。

また、世界中でプラスサイズファッションショーが行われる回数も増え、更に、イギリスではこの春に、マーク&スペンサーからおへそまですっぽり隠れる、大き目のデザイン、いわゆる「おばさんパンツ」が復活し売り出され話題になるなど、益々、非現実な細すぎるモデルから現実的な普通サイズモデルやデザインが、ファッション業界を賑わし始めました。

ただ、このファッション業界の動きには思わぬ影響もあります。

このプラスサイズの女性モデルの傾向は男性モデルの起用にも影響を与えているそうで、「一般的な男性像では無い」という理由で、肌がツルツルで腹筋が6つに割れた男性モデルをファッション雑誌等で見られなくなるかもしれないとアメリカの雑誌が掲載したそうです。

これには少し女性達の落胆の声が聞こえそうですね。

この記事をシェアする

関連記事