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Vライン・股関節にしこりが!その正体としこりができる原因や対処法

Date:2016.08.17

shutterstock_326143346ふとした時に股関節に違和感を覚えることはありませんか?触ってみると、しこりのようなものがあり、「何か重篤な病気じゃないか」と不安な思いをした経験があるという女性も多いようです。

股関節部分はとてもデリケートな部分、何か病気だったらと悪い方へ考えてしまうということもしばしばです。

股関節部分にできるしこりには、どういう病気があるのでしょうか。また、しこりの予防法や対処・治療法はどうしたらいいのでしょうか。

股関節部分にしこりができる理由には様々なものがある

しこりとは、皮膚の一部分が不自然に膨らむ症状をいいます。

  • 皮下組織
  • 脂肪
  • 筋肉

の一部が硬くなることで、しこりといった形で現れます。

しこりというと、重い病気というイメージがありますが、摩擦などでできる場合もあるため、そのしこりが、どういう病気になるかというのは受診しなくては分かりません。

また、しこりには「痛みを感じるもの」と「痛みが全くないもの」の2種類があります。よく「痛みのないしこりは危険」といいますが、必ずしもそうとは限りません。

股関節部分にできるしこりには、様々な原因があります。股関節部分はとてもデリケートな部分のため、ちょっとした刺激などでも、しこりになることもあります。

股関節部分にできるしこりにはどんなものがあり、どういった症状が出るのでしょうか。また、その症状に対する対処はどうしたらいいのでしょうか。

表皮に老廃物が溜まってできる「粉瘤・アテローム」

粉瘤(アテローム)とは、別名「表皮嚢腫(ひょうしのうしゅ)」と言い、皮膚の表皮にできた袋状の中に、老廃物が溜まる病気です。股関節部分だけでなく、背中や首にできる場合もあります。

本来は、排出されるはずの垢や老廃物がうまく排出されず、表皮にできた袋状の中に蓄積され、どんどん膨らんでいきます。

粉瘤は良性腫瘍のため、すぐに健康を害するということはありませんが、粉瘤が大きくなりすぎると稀にガン化することもあるそうです。

粉瘤ができる原因は、古い角質などの垢です。最初は小さなしこりですが、しこりの中に細菌が入ると炎症を起こし、痛みが出てきます。

特に股関節部分は、下着などで摩擦が起こるため痛みに耐えられないという人も多いようです。

また、ストレスや免疫力が低下するとできやすくなるとも言われており、本当の原因というのは分かっていないというのが実状です。

粉瘤は炎症を起こすと袋状の中に膿が溜まり始めます。老廃物に雑菌が繁殖している状態なので、衛生的にはあまり良くなく悪臭することもあります。

ニキビなどは膿を出せば治ると言われているため、粉瘤も自分で膿を出して市販薬を塗れば大丈夫と思っている人もいるようですが、これでは完治になりません。

粉瘤(アテローム)の対処・治療法

粉瘤は、上記にも書いていますが膿が溜まった時にそれを出したからといって完治というわけではありません。

粉瘤にはニキビなどと同じで、芯があります。芯が取り除かれないと膿を出しても、また再発する恐れがあります。

粉瘤は患部を清潔にし、規則正しい生活を送っていれば自然と消えているということが多いようです。

そういう場合は、病院での診察は必要ありませんが、大きくなったり膿が出てきた場合は、皮膚科や形成外科での受診が必要です。

また、しこりがどんどん大きくなっていくと痛みも増すので、切除手術を行う場合もあります。こういう時は、しこりの中を除去する簡単な手術を受けることもあります。

股関節部分はデリケートな部分なので、女性は病院に行くのが恥ずかしいという人も多いようです。

そういう場合は、婦人科などへ行き相談をすれば紹介状を書いてくれたり、婦人科でできる治療であれば、そこで受けることも可能です。

粉瘤(アテローム)の予防法

粉瘤は原因が分かっていないので、予防法がないと言われています。しかし、ストレスや免疫力が低下している時にできやすいので、日頃から規則正しい生活を送りストレスを溜めないようにすることが大事です。

また、古い角質や垢の排出も影響しているので、常に体を清潔にしておくとことも大事です。特に股関節部分や首元など汗が溜まりやすい部分は、綺麗にしておきましょう。

もう1つ、股関節の場合は下着の摩擦で起こる場合もあります。なるべく摩擦が起きないように注意をすることも必要です。

最近では、股関節部分の摩擦を避けるため、女性でもボクサーパンツを着用している人も増えているそうです。これも、粉瘤予防に繋がります。

傷口から細菌が入って起こる「リンパ節の炎症・腫れ」

しこりで1番多い原因は、リンパ節の炎症による腫れからくるものです。リンパ節とは、全身に流れるリンパ液が流れる通り道を指し、全身にあります。

その中でも、次のような場所にリンパ節が多くあるため、炎症や腫れを感じることが多くなります。

  • 股関節

リンパ節が炎症を起こし腫れる原因は、体内に細菌などの異物が入り、リンパがウイルスや細菌を撃退しようとして戦うと、しこりという形で出てくるようです。

リンパはちょっとした傷や細菌でも腫れることがあり、風邪を引くと首のリンパが腫れるという人も多いようです。

また、女性の場合は生理前にリンパの流れが悪くなるせいか、しこりが出ることも多く、生理が始まるとしこりも小さくなっていくという症状が出ることもあります。

リンパ節炎症・腫れの対処・治療法

リンパ節の炎症からくる腫れの場合、しこりは次第に小さくなっていきます。そのため、あまり気にすることはありません。

しかし、次のような症状がある場合は、リンパ節の炎症や腫れ以外の可能性もあるため、1度病院で診てもらうようにしましょう。

  • しこりがどんどん大きくなる
  • しこりが硬く流動性がない
  • なかなかしこりが治らない
一般的に、流動性があり痛みのあるしこりは良性腫瘍とされています。そのため、流動性がなかったり硬いしこりには注意が必要です。

また、流動性があってもしこりが大きくなる場合は、他の病気が考えられるので注意しましょう。

リンパ節炎症・腫れの予防法

リンパ節の炎症や腫れは予防法がありません。しこりができるような、風邪やケガをしないように日頃の生活に注意する程度です。

生理前にしこりができやすいという人は、生理のどのくらい前にしこりができて、どのくらいで消えるかというのを毎回チェックしておきましょう。

生理前にしこりができて「また、いつものしこりかな」と思っていたら、他の病気があったという場合があるので、要注意です。

40~50代女性に多い良性腫瘍である「脂肪腫」

脂肪種は、脂肪組織からできるしこりを言います。良性腫瘍で、痛みはほとんどありません。

40~50代の女性に多い症状と言われており、しこりの大きさもほぼ変化がありません。

  • 背中
  • 股関節
  • 太腿
  • お尻

こういった場所にできやすく、触るとコリコリとしています。詳しい原因は不明ですが、加齢が原因ではないかとも言われています。

脂肪腫の対処・治療法

脂肪種は、良性腫瘍なので基本的には放置で構いません。しかし、しこりの部分に痛みが出てきたり、大きくなっている場合は1度病院を受診する必要があります。

脂肪種の中には大きくなるものもありますが、そこに痛みを伴う場合は悪性腫瘍に変化している可能性もあるので、注意が必要です。

また脂肪種は、良性でも出術で除去することはできます。気になる場合は、皮膚科か形成外科で診て貰うようにしましょう。

脂肪腫の予防法

脂肪種ができる原因が不明のため、予防法はありません。また、加齢によってできるとも言われていますが、加齢を止めるもできないので、こまめに体をチェックしてしこりができていないかを知ることが予防に繋がります。

脂肪種であれば放置でも構いませんが、やはり「しこり」となると不安という人が多いので、気になる場合は病院で調べてもらうようにしましょう。

男性に多い病気だが若い女性の発症率が高い「鼠径ヘルニア」

鼠径ヘルニアは、本来は腹部内にある腹膜や腸が飛び出してしまう病気を言います。「脱腸」とも呼ばれています。

鼠径ヘルニアの患者は、男性が約80%を占めています。その中でも50~60代の男性に多いのが特徴です。反対に女性の場合は、20代の若い女性に多い病気です。

何故、腹部内の腸が飛び出てしまうのか、それは内臓を支える筋膜や筋肉の力が弱くなり、支えきれず股関節部分から飛び出してしまうそうです。

しこり部分は柔らかく、触っても痛みはありません。また、横になったり手で押すとそのしこりが引っ込んでしまいます。

そのため、つい放置してしまう場合がありますが、そのままにしてしまうと腹膜や腸が壊死する可能性があります。

鼠径ヘルニアの対処・治療法

鼠径ヘルニアは痛みがないため、そのままにしてしまう人もいますが、上記でも書いたように腸や腹膜が壊死する可能性があるため、必ず病院で検査を受けなくてはいけません。

そのままにしておくと、腸や腹膜の壊死だけではなく腸が戻らくなる嵌頓状態になります。

そして、柔らかかったしこりが硬くなることで、押しても戻らなくなってしまいます。この状態になると痛みも出てくるので、その前に病院に行くようにしましょう。

鼠径ヘルニアの予防法

鼠径ヘルニアは、筋膜や筋肉力の低下が原因とされているので、腹筋を鍛えるだけでも予防に繋がります。

また、便秘も鼠径ヘルニアの要因と言われています。それは、便通が悪く、無理に出そうといきむことで腹筋に力がかかり、それで筋膜などが緩み鼠径ヘルニアになりやすいとされています。

特に若い女性の鼠径ヘルニアは便秘が関係しているので、腸内環境を整え便通を良くするだけでも予防に繋がります。

初期症状がないため悪化しやすい「悪性リンパ腫」

悪性リンパ腫とは、血液の癌のことを言います。悪性リンパ腫は、特にこれといった症状がないため気づかないという人が多い病気です。

そのため、気づいた時には症状が悪化しているケースも多くあります。

ホジキンリンパ腫も悪性腫瘍の一種で、人口10万人に対して1年間に女性は約6人の割合で発症すると言われています。

悪性リンパ腫が疑われる場合、次のような症状が出ることがあります。

  • 風邪のような症状が長引く
  • 体調不良
  • 寝ても疲れが取れない
  • 体重減少
  • リンパ節にしこりができる

風邪のような症状や、体調不良で悪性リンパ腫だと気づく人はほとんどいないそうです。

ただ、そういった症状と共に急にしこりができて「おかしい」と病院へ行くという人が多いようです。

ただし、風邪や体調不良でもリンパ節の炎症でしこりができることがあります。

悪性リンパ腫とリンパ節の炎症でできるしこりの違いは次のようなものがあります。

  • しこりが硬く動かない
  • しこりが大きくなっている
  • 痛みがない(できる場所によって痛みが伴う場合もあり)
体調不良が続いて、股関節などのリンパ節にしこりが見つかった場合は、必ず病院で検査を受けるようにしましょう。

また、悪性リンパ腫ではありませんが、

  • 骨肉腫
  • リンパ節癌

で股関節部分にしこりができる場合も稀にあります。

悪性リンパ腫同様、股関節部分のしこりに異常を感じた時は、病院へ行くようにしましょう。

悪性リンパ腫の対処・治療法

悪性リンパ腫は血液の癌なので、治療はがん治療と同じになります。最近は、悪性リンパ腫の完治率も上がっているそうです。治療には、基本的に3つの治療法があります。

  • 抗がん剤治療(化学治療)
  • 造血幹細胞移植
  • 放射線治療

抗がん剤や放射線治療が主で、再発したり抗がん剤などで効果があまり見られない場合は、造血幹細胞移植を行います。

悪性リンパ腫の予防法

悪性リンパ腫は発祥の原因が分かっていません。ウイルスや染色体異常という説もありますが、これも定かではありません。

悪性リンパ腫の場合は、早期発見が重要なので自分の日頃の体調をしっかりと管理し、異変が見つかった時にすぐに病院へ行けるようにするのが予防に繋がります。

膝だけではない!軟骨のすり減りから起こる「変形性股関節症」

変形性股関節症は、股関節部分の軟骨がすり減り炎症が起きることでしこりができます。

最初は、歩きにくさしか感じないことが多いのですが、次第に痛みが出てきて歩行困難になる場合もあります。

変形性股関節症の対処・治療法

変形性股関節症は、股関節部分の軟骨のすり減りが原因のため、手術が必要になります。

また、症状が軽い場合は痛み止めなどで様子を見ることもありますが、将来の歩行に関連するので、歩く時に股関節部分に痛みを感じた場合は、すぐに整形外科に行くようにしましょう。

変形性股関節症の予防法

変形性股関節症は加齢によって起こる症状のため、これといった予防法はありません。

しかし、軟骨を減らさないようにコンドロイチン配合のサプリメントを摂取したり、骨粗しょう症にならないようカルシウムを積極的に摂るようにするだけでも、骨の正常に保つことができます。

女性は妊娠に影響する場合もある「梅毒・性器ヘルペス」

股関節部分のしこりは、性感染症でも出てくる場合があります。特に注意が必要なのが、梅毒と性器ヘルペスです。

梅毒の場合、初期症状として小豆程度の大きさの傷みのないしこりができることがあります。その他、リンパの腫れも出てきます。

性器ヘルペスの場合、性器に痛みが出たり股関節部分のリンパが腫れるといった症状が出ます。この時のしこりは、抑えると痛みを伴います。

また、女性が性器ヘルペスに感染すると重症化することがあり、排尿や排便障害が出る場合もあります。

梅毒・性器ヘルペスの対処・治療法

両方とも、ウイルスによる感染のため病院での治療が必要です。症状が重症化している場合は、入院して治療をすることもあります。

人へ感染するため、投薬や点滴で完全にウイルスを殺してしまわなければ治療は終了しません。

梅毒・性器ヘルペスの予防法

梅毒や性器ヘルペスは性交での感染になります。

梅毒や性器ヘルペスは母体感染もするため、気になるという人は月に1回、婦人科などで検査をしてもらうのも予防に繋がります。

股関節部分のしこりは病気の可能性もあるため要注意

股関節部分にできるしこりは、病院へ行くのが恥ずかしかったり、痛みがない場合は放置して治るだろうという考えから、病院へ行かず様子を見るという人が多いようです。

しかし、しこり全てが良性というわけではありません。ちょっとでもおかしいな、気持ち悪いなと感じた場合は、すぐに病院で診察を受けるようにしましょう。もしかすると、他の病気のサインだったりする場合もあります。

実は私も股関節部分にしこりができたことがあります。その時は、痛みがあったので整形外科に行って見てもらいましたが、ちょっとした傷口からウイルスが入り炎症を起こしていました。

病院で薬を処方してもらったら、炎症も治まり知らない間にしこりも消えていました。

女性の場合は、自己治療をすると傷になる場合もあるので、必ず病院で診察を受けるようにしましょう。

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コメント一覧

  • takaha

    参考になりました。
    わかりやすくまとめてくださりありがとうございます。

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