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外反母趾になる原因…実は靴だけでなく遺伝や習慣にもあった!

Date:2016.08.22

shutterstock_225964102靴だってファッションの内の重要な一つ。でも、歩くときに足が痛くて好みの靴を履くことを断念…という経験はありませんか?

「靴を履くと足が痛い」という悩みの多くは外反母趾に起因しています。

外反母趾は初期症状に気が付かない人が大変多いため、症状が深刻化してからようやく慌てて病院へ駆け込むこともあります。

症状の深刻性や原因・対処法について知っておきましょう。

外反母趾になっている状態とは?こんな症状には注意!

外反母趾とは、文字通り足の母趾(親指)が外側(小指側)に反る病気のことです。

最初は痛みがなかったり、靴下や靴を履いていることでなかなか進行に気が付きにくいのが外反母趾です。

そのため歩けなくなるほど痛みが酷くなるまで症状に気が付かないことも十分あり得るのです。

症状が深刻になってからだと処置も大変なので、初期症状にしっかりと気が付かなければなりません。

外反母趾の初期症状

  • 親指の付け根が腫れている
  • 親指の付け根が出っ張っている
  • 親指の先が小指の方に向かって曲がっている
  • 靴を履いて長時間歩くと足が痛くなる
  • 靴擦れで水ぶくれができるとき、親指の付け根にできる

以上の内、どれか一つでも当てはまっていたら外反母趾を疑う必要があります。

症状が深刻化すれば歩くことや立つこともままならなくなり、日常生活に大変な支障をきたすことになります。

外反母趾は進行性の病気です。「ちょっとくらいの痛みなら…」という油断がとても危険ですので、しっかり気を付けて症状を悪化させないようにしましょう。

外反母趾が起きやすい4つの原因

外反母趾には、誰もが症状を起こす可能性が存在します。

日常生活の思わぬところにも外反母趾になる原因は潜んでいるので、他人事とは思わずに自分にも原因がないかチェックしてみてください。

自分の足に合わない靴を履いている

外反母趾になる人の原因として最も多いのがこの「合わない靴を履く」というものです。

これを聞いた多くの女性がハイヒールやパンプスを連想するでしょうが、実はそれだけではなくスニーカーや運動靴でも外反母趾になる可能性は潜んでいます。

サイズの小さい靴を履いている場合
自分の足よりサイズの小さな靴を履いていると、足先がぎゅっと束ねられるように変形してしまいます。その結果として親指が反り、外反母趾の原因になります。

よく耳にする「ハイヒールやパンプスが外反母趾になりやすい」という話は、この足の変形からくる外反母趾に由来しています。

足先に向かって尖る形のハイヒールやパンプスは確かに外反母趾を招きやすいですが、サイズが小さければスニーカーや運動靴でも外反母趾になる可能性があります。

サイズの大きい靴を履いている場合
新たに靴を買う時、サイズに余裕を持って大きめの靴を選ぶ人も多くいるでしょう。確かに靴の大きさにはある程度の余裕が必要ですが、あまりに靴の方が大きすぎると「靴が脱げないように」と無意識のうちに不自然な歩き方をするようになってしまいます

不自然な歩き方をすると、足へ体重をかけるときのバランスが悪くなり、結果として親指の付け根にある骨や筋肉に負担がかかって外反母趾に繋がります。

土踏まずがない偏平足

人の足は、誰でも生まれたばかりでは土踏まずがないため平らな状態になっています。この足の裏が平らな状態を「偏平足」と呼びます。

人は成長するにつれて歩く機会が増え、徐々に土踏まずが形成されていきます。

しかし、体質的な問題や習慣的な問題(裸足で歩く機会が少ない、など)で大人になっても偏平足になっている人はいます。

土踏まずがないと足の裏だけでペタペタと歩く形になり、足の裏にかける体重のバランスが悪くなってしまいます。そうなると体重が自然と足の内側に偏ってしまい、足の指(特に親指)に大きく負担がかかってしまいます

親指に負担がかかることで、親指の間接がズレていきます。関節がずれた状態で靴を履いて歩いていると、靴の圧迫によって更に関節のズレが悪化…そして外反母趾に至るのです。

運動不足

デスクワークなどのずっと同じ場所・同じ体勢でお仕事をしている人だと、運動不足になりやすくなります。

運動不足が続くと、一見普通に立ったり歩いたりしているように見えても体重のかけ方のバランスが悪くなってしまいます。

犬や猫などの動物が四つの足で自身の体重を支えているのに対し、人はたった二つの足で体重を支えています。

たった二点で身体を支えているからこそ、人にとって体重のかけ方はとても重要になってくるのです。もしも体重のかけ方が悪いと、不自然な歩き方になったり足の筋肉を上手く使いこなせなくなります。

その結果として足の形が悪くなって変形の原因になり、外反母趾を招いてしまいます。

家族に外反母趾の人がいる

外反母趾は骨格の歪みが原因となって起こります。もしも親が外反母趾だと、その子どもに骨格が遺伝して外反母趾になってしまいます。

骨格の遺伝からなる外反母趾はサイズの合わない靴などを履いていなくても発症するという特徴があります。

そのため、もしもハイヒールやパンプスを履いたことのない小さな子どもが外反母趾になった場合は遺伝が原因であることが考えられます。

しかし、男女で筋肉の付き方が違うため父から娘へor母から息子への外反母趾は遺伝しにくいとされています。

ですから、遺伝による外反母趾の心配をするのなら同性の親からの遺伝を疑うのが妥当です。

外反母趾が原因で身体に起きる弊害

外反母趾は足の病気ですが、その症状はただ足が痛くなったり歩きづらくなるだけではありません。

外反母趾になるということは身体を支えることが難しくなるということを意味しています。

上手く身体を支えられないと、身体中の至る場所に弊害が起こります。

肩こり・腰痛

外反母趾になると、身体を支える土台となる足が上手に役割を果たしてくれなくなります。土台が悪いと当然支えられる存在の身体もバランスが悪くなってしまいます。

肩こりも腰痛も、身体をうまく支えられないことによって起こる骨盤の歪みが原因になっています。

肩こり
骨盤が傾くことによって、骨盤の付近に位置する背骨・肩甲骨などにも歪みが生じます。骨のバランスが崩れると、その骨にくっついている筋肉が緊張して必要以上に疲れてしまい、肩こりに繋がります。
腰痛
骨盤が傾くと、当然ですが骨盤の周辺にある筋肉が緊張し、筋肉が疲れて腰痛を感じるようになります。

また、骨盤のずれは腰椎にずれをもたらします。腰椎がずれるとその周囲にある神経を圧迫して、腰痛が現れるのです。

脚のむくみ

外反母趾によって体幹のバランスが悪くなると、歩くとき脚の筋肉に必要以上の負担がかかってしまいます。

特に

  • すね
  • ふくらはぎ

の筋肉に負担がかかりやすくなり、血行が悪くなって老廃物が溜まりやすい環境ができあがってしまいます。

また、骨盤の歪みも脚のむくみに大きく影響しています。外反母趾によって骨盤が傾くことによって、坐骨神経の働きが鈍くなり下半身の代謝が悪くなってむくみが起きやすくなります。

頭痛

偏頭痛に悩まされていた人が原因を調べてみると外反母趾だった、という話も少なくはありません。

外反母趾で骨盤が歪むと、その歪みは身体中の骨に連鎖していきます。

骨盤から背骨・肩甲骨にまで歪みが達し、最終的には頭がい骨にまで到達します。頭がい骨まで歪みが達する程度になれば、血流の循環も悪くなって偏頭痛を引き起こします。

薬でも効かない偏頭痛があるという人は、外反母趾を疑ってみるのも手です。

自律神経が乱れる

自律神経に乱れがある人の多くは足の裏に異常があることが多いというデータがあります。

外反母趾による骨の歪みは頸椎にまで到達します。

頸椎と頭がい骨の接続部にはちょうど自律神経が走っている部分があり、そのため頸椎や頭がい骨に歪みが生じることによって自律神経の乱れに繋がります。

早目の対処が重要!外反母趾になったときの対処法

もし自分が外反母趾になっていると気づいたら、すぐに対処しないと症状がどんどん悪化していきます。

比較的簡単にできる対処法をご紹介します!

ホーマン体操

ホーマン体操は、外反母趾の処置として有名な運動療法です。

ホーマン体操のやり方

  1. できるだけ幅の広いゴムバンドを用意します。
  2. 裸足になって、足を伸ばして床に座ってください。
  3. 両足の親指にゴムバンドを引っかけます。
  4. 左右のかかとをくっつけたまま、ゴムバンドを引っ張って足の先を外側に開きます。
  5. その状態を5~10秒間キープして、開いていた足先を元に戻してください。

これを30回繰り返して1セットになります。

1日3セットを目安に取り組んでみてください。

テーピング

外反母趾になってしまった場合の治療にテーピングは効果的な手段です。

しかし、テーピングと言ってもテープの巻き方は様々あります。既に数々の本や先生が異なった巻き方を紹介しており、「どの巻き方が正しい」とは言えないのが現実です。

外反母趾の度合や本人の体質など、それぞれで効果的な巻き方は異なります。

外反母趾をテーピングで治したいと考えている人は一度病院へ行って自分に合った巻き方を教えてもらいましょう。

また、テーピングをする上でのデメリットとして皮膚のかぶれが挙げられます。酷くなれば痒みや赤みだけでなく水ぶくれまで出来てしまうので、

  • 自分の皮膚がかぶれない素材のテープを選ぶ
  • 皮膚を休ませるためにも3日に1度はテーピングをしない日をつくる
  • テーピングをしたままお風呂に入ったら、後できちんと乾かす

といった点に注意してください。

サイズの合った靴に替える

外反母趾になってしまう大きな原因が、靴のサイズが合っていないことです。

足に負担の掛からない靴に替えることで、骨格の変形を防ぐことができます。

靴を選ぶ時は、必ず試し履きをしましょう。試し履きをするときに見て貰いたい点が4つあります。

  • かかとのカーブラインが靴のカーブラインと合っているか
  • 土踏まずのアーチラインが靴と合っているか
  • つま先と靴の先の間に10mmほどの余裕があるか
  • 少し歩いてみて、足に力を入れなくても脱げる心配がないか

また、夕方以降は足がむくんでいるため、その時間帯に試し履きをすると必要以上に大きな靴を選んでしまいます。

朝や昼など、最も仕事をしている時間帯に合わせて靴を選びに行くのがベストです。

外反母趾は万病の元!誰にだって予兆はあるかも

外反母趾になってしまうと、足以外の場所にも害が及んでしまいます。もしかしたら気が付いていないだけで、今あなたの身体にある不調は外反母趾が原因なのかもしれません。

おしゃれな靴が履けなくなるだけならまだマシですが、酷くなれば歩けなくなったりうつを引き起こしてしまいます。

特に立ち仕事の人や日中歩き回る仕事をしている人は外反母趾になりやすいので注意してください。

外反母趾は誰にだってなる可能性があります。もしも「外反母趾かも?」と少しでも思い当たる節があれば予防や対処を徹底して行いましょう。

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