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うちの子どもは学習障害?それとも将来のスティーブン・スピルバーグ?

Date:2013.02.07

映画監督のスティーブン・スピルバーグが実は学習障害で悩んでいたという告白で全米を驚かせました。この告白からいろいろな考え方が出てきたと思います。

現在、勉強が不得意のお子さんがいらしても、もしかしたら将来、人に役立つような、ひいては歴史に名を残すような人物になる可能性も含んでいると言えるのではないでしょうか?

そしてお子さんの未来は母親であるあなたの今の行動にかかっているとしたら…?スピルバーグ監督のインタビューをもとにして学習障害とは何かを考えていきたいと思います。

LD/学習障害とはなに?

英語でLearning Disability(ラーニング・ディサビリティ)もしくはLearning Disorders(ラーニング・ディソーダー)といいLDと表示されています。

IQなどの知能を図ると通常の数値で知的発達の遅れは見られないのですが、学習の基礎となる読み書き、話す、聞く、計算するまたは推論するという能力、このいずれかの発達に困難さが伴う状態をLDとされています。

あなたのお子さんが悪い成績表やテストをいつも持って帰ってくる、また宿題がなかなかできないなどの状態を必ずしもLDと判断しがたいのですが、もしかしたら…という場合があるかもしれませんので注意深くお子さんの様子をみていく必要があります。

スティーブン・スピルバーグ監督は自分がLDの中でも難読症という病気だったことを、60歳を目前にして診断されてわかったそうです。彼が子供の時にその症状は彼を悩ましていたそうですが、当時はそれが病気からきていると思っていなかったようです。

スピルバーグ監督が語るLD/学習障害

今年、2012年にスピルバーグ監督はLDの団体のために自分がLDだということ、また体験談を独占インタビューという形で答えていました。下記はそのことを伝えている動画です。

世界的に有名なスティーブン・スピルバーグ監督は1947年生まれ。彼は今年の12月で65歳になります。インタビューでは5年前に難読症と診断されてわかったと言っていましたので60歳なる前にわかったことになります。

彼は診断された後もこの事実を隠し通しましたが、ティーンズでLDを持つ人の情報サイトFriends of Quinn(フレンズ・オブ・クイン)へ初めて自分の状況をカミングアウトしました。

スピルバーグ監督は「このことは長い間自分自身で抱えていた物凄いミステリー、今までの多くの事柄に説明がつき、それは最後のパズルのピースのようだった。」と診断された時の感想を述べています。

LDであるということを知らぬまま症状を抱えて苦労した彼は当然いじめにあい、学校へ行かない時期もあったとか…。今のようにLDが世間一般に認知されていない時代のことでした。

スピルバーグ監督の両親はどう対応していたか?

とにかくスピルバーグ監督は両親へ感謝しているようです。学校の宿題などの勉強を一緒になってみてくれたこと、お母さんは英語、お父さんは算数と歴史を教えてくれたと話します。

「とにかく両親の教育はきびしくて、宿題が全部できたかチェックした後TVを見ても良いという感じでしたよ。でもこの時代はみんなそうだったかな…?」と当時を思い返します。

あなたもお子さんの勉強が遅れているとわかったら、子供と一緒に勉強をするなど協力態勢を持つことが大事だと思います。「勉強しなさい!」と言うだけで何もしてあげないのでは子供の状況を解ってあげられなく、埒(らち)があかないと思います。また学校の先生へ相談しに行くことも大切です。

スピルバーグ監督が中学生になると学校のいじめはエスカレートしていき、本当につらい時期だったと言います。そんな息子に父親は8mmカメラをプレゼントします。それ以来、映画を作るということに魅了されていきました。

彼が13歳の時でした。もうここでおわかりの通り、勉強よりも映画製作のほうへ彼の心が動くことになったのです。いじめのつらさは映画をつくることにより緩和され、彼の日常の苦痛から助けてくれたそうです。そのおかげで罪悪感から解放され被害者意識を持つことなく今に至っていると語っています。

子供の好きなことを早く見抜き、導いてあげること、読み書きが苦手でも絵を描くことが好きで上手、音楽が好きそうなのでピアノを習わせるなど。

好きこそものの上手なりとはよく言ったもので、それに打ち込めることで子供自身が苦手意識から脱することができます。その結果、子供たちの才能が開花するかもしれません。

スピルバーグ監督から現在LDを持っている若者たちへ

スピルバーグ監督は今でも脚本や原作本を読む時は人の倍はかかると言います。しかし時間をかけてゆっくりとその本の味わいを享受できる自分は他の人よりもはるかに理解力を持ち合わせていると誇らしく語っていました。そんな彼がインタビューの最後で、現在LDで苦しんでいる若者たちへ、こうアドバイスを残しています。

「あなたは一人ぼっちではない。あなたのその状況は想像よりもはるかに一般的なのです。あなたの読書するスキルや理解する力を早める方法はあります。いまや治らないということではないのです。あなたの残りの人生は、あなたが行きたいところへ行き、何かを得るために雨天の間でも疾走することができるのです。そして、それはあなたをためらわせないでしょう。」

スティーブン・スピルバーグ監督の全編インタビューはこちらをご覧ください。(英語ですが・・・)

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