その疲れの原因は頑張りすぎかも!自分を労わって体も心も美しく
Date:2015.11.23

「最近疲れがとれない、これといった理由もないのに疲れている」という人はいませんか?その疲れの原因は“頑張りすぎている”からかもしれません。
頑張ること自体はとてもいいことなのですが、何事もやりすぎはよくありません。仕事でもプライベートでもついつい頑張りすぎてしまう人は、知らず知らずのうちに美と健康を遠ざけてしまっています。
頑張ることが悪影響に!?頑張りすぎが美と健康を遠ざける理由
頑張ることはいいことです。ですが頑張ろうとするとどうしても“我慢”や“辛抱”が付いてきます。
ですから“頑張りすぎる”と“我慢や辛抱をしすぎる”ことにもなるため、頑張ることが悪い方向に転じてしまうことがあります。
疲れやストレスに鈍感になる!自分のケアがおろそかに…
頑張りすぎる人は自分の疲れやストレスに鈍感です。多少の肌荒れや疲れなど見て見ぬふりをして、わざわざ自分のケアをしようだなんて思いません。
- 肌荒れ
- 疲れ
- ダルさ
- 倦怠感
- 集中力の低下
- 寝つきが悪い
これらは体の出している不調のサインです。そのサインが出たら、休息をとるなどして自分をケアしなければいけません。しかしいつも頑張りすぎている人は、その状態を“当たり前”とすら思ってしまうために不調を放置してしまいがちです。
誰でも生活をする上で多少の我慢や辛抱は必要ですが、頑張りすぎる人は我慢や辛抱をしていることに気付きにくく、目に見えるような心身の不調が出るまで無理をし続けてしまいます。
そうなる前に自分で自分をケアしてあげなければならないのですが、頑張りすぎる人にはそれが出来ません。
頑張ることが負担になっているかも!ストレスを抱えやすくなる
頑張り過ぎによる“我慢や辛抱”はストレスになります。また頑張る人は“頑張ったことへの見返り”も求めてしまうので、その見返りが思うように得られないとそのストレスが何倍にも膨らんでしまいます。
- ダイエットをするために運動や食事制限をする
- 思うように体重が減らない(頑張ったことへの見返りが得られない)
- ヤケ酒ヤケ食い
- ヤケになったことを後悔する
本人は体に良いことをしようとダイエットを試みたとしても、結果としてストレスをため込むことになってしまいます。そのストレスから暴飲暴食に走ってしまうことも少なくはありません。
これはダイエットだけでなく、仕事や人間関係でも同じです。頑張っているときも頑張りが報われなかったときも、その頑張りが大きければ大きいほど心と体への負担は大きいはずです。
美と健康には心の余裕が必須です!心の余裕が無くなる
頑張りすぎる人は、弱音や辛い気持ちを人には言いたがりません。弱音を吐かず「やらなきゃ」「頑張らなきゃ」と思うばかりに、心に余裕がなくなってしまいます。
心に余裕がないと、自分のことは後回しになり美容や健康にまで目が向かなくなってしまいます。
毎日心や体が満たされていれば、忙しくて食事に時間をかけられないとしても「ジャンクフードは体に悪いからやめておこう!」という心持にもなります。
「人に迷惑を掛けたくない」「自分で何とかしよう」といった思いも大切ですが、その思いが自らを孤立させ追い込んでしまい、自分自身を気に掛けるための心の余裕を無くしてしまう原因になるのです。
疲れの原因は頑張り過ぎによるストレス?ストレスの悪影響
「なかなか疲れが取れない」「原因のわからない疲れ」といった不調は、頑張りすぎによるストレスが原因かもしれません。頑張りすぎることでストレスの悪循環を生んでしまうと、その原因が分からなくなってしまうのです。
- ストレスに鈍感になる
- ストレスを抱えやすくなる
- ストレスを上手く解消できなくなる
こうしたストレスの悪循環が美と健康に多大な悪影響を及ぼします。
- 肌荒れ
- 暴飲暴食
- 胃の病気の原因に(胃潰瘍・十二指腸潰瘍など)
- 快眠の妨げになる
ストレスは直接病気の原因になることもあります。またストレスを抱えてしまうと不安や悩みで眠れないだけでなく、眠りが浅くなり寝ても疲れが取れなくなります。
頑張りすぎてしまうタイプかも?頑張りすぎる人の特徴
しかし頑張りすぎる人は自分が頑張りすぎていることに気付きません。頑張りすぎてしまう人にはいくつかの特徴があります。
- 期待に応えようとする
- 一生懸命いいことをする
- 強い上昇志向を持っている
- 上手に諦められない
- 執着心を持っている
一見いいことのように思える特徴ばかりですが、これらの特徴を持つ人は頑張りすぎて自分で自分を苦しめてしまう可能性が高くなってしまいます。
「自分はあまり当てはまらないな」と思う人でも、自分では気付いていないだけで十分に当てはまっていることもあります。特徴を詳しく見て、自分が頑張りすぎる人になっていないかチェックしてみて下さい。
頼られると嬉しくなってしまう!期待に応えようとする人
人に頼られたり期待されたりすると嬉しくなって、少し無理をしてでも「期待に応えよう、期待以上のことをしてやろう」としてしまいませんか?
期待に応えようとすることはいいのですが、無理をしてまで期待に応えようとする人は要注意です。周囲の期待に応えたいと張り切るあまりに、ストレス性の病気になる人は少なくありません。
期待に応えたいと思う人は、良心的で誠実な人です。しかし健康的に暮らすには上手に力をセーブすることも大切です。
どうせするなら徹底的に!一生懸命いいことしようとする人
美容や健康に気を使って体に良い事をしようとする女性は多いでしょう。体に良いことを取り入れようとするのは、それなりの効果を得ようと思うからです。
しかし一生懸命にしてしまう人は、一生懸命頑張った分それに見合った効果を期待してしまいます。もし思うような効果が得られなければ、その一生懸命さが仇となりストレスを抱えてしまいます。
自分の身体に良いことをしようとする以外でも、仕事や人間関係、恋愛など何事にも一生懸命にしすぎてしまう人は、理想と現実のギャップに悩みやすくなります。
また一生懸命になるあまりに心の余裕がなくなり、悩みを抱えたりショック受けてしまったりしたときにそれを上手く逃がすことが出来なくなってしまいます。
一生懸命頑張ろうとすると途中で心が折れてしまうので、何事も“気楽にぼちぼち”という気持ちで取り組むことが大切です。
100%の力で上を目指す!強い上昇志向を持っている人
強すぎる上昇志向の持ち主は、ライバルに先を越されたり自分に限界を感じてしまったり、望みどおりにならなかった時に「またチャンスがある」と気持ちの切り替えが出来ず「もうダメだ…」とすべてを放棄してしまい無気力になってしまいます。
常に100%の力で上を目指すことが出来るのはいいことですが、100%出し切ってしまうと心の余裕がなくなってしまいます。出来れば80%の力で上を目指し、20%を壁にぶつかったときに立ち直るための力として残しておいて下さい。
そうしないと、自分で自分を追い詰めてしまうことになります。全力を出し過ぎないのが心の余裕を保つ秘訣です。
諦めないことは良いことだけれど…上手に諦められない人
諦めることなく辛抱強く頑張ることは良いことです。しかし、世の中には頑張ってもどうにもならないことやどうしようもないことだってあります。
頑張ってもどうしようもないことでプレッシャーや不安を抱えて自分を追い詰めてしまうくらいなら、諦めることも必要です。
諦めた瞬間にそれらのプレッシャーや不安から解消され、物事がうまくいく場合もあります。
全面的に諦めることが良いことだとは思いませんが、希望を半分持ちつつも半分諦めるくらいの心持ちでいることが心に余裕を生みます。こういった諦める気持ちも、健康にはでいるためには必要な考え方なのです。
実はあなたも執着しているかも!執着を捨てられない人
執着なんてないよと思う人でも、これから挙げることに思い当たるものはありませんか?
- 会社での地位や社会的な地位を守りたい
- 恋人の愛情を失いたくない
- 若さ・美しさを保ちたい、失いたくない
- 人気を失いたくない
これらにこだわったり執着してしまうと、失う不安に押しつぶされそうになったり、無理をしてしまったりしてしまいます。
恋人の愛情を失うのを恐れたり、若さや美しさを保つのに必死になったりする女性は多いのではないでしょうか。
特に自分に自信のない人は、何か一つでも失ってしまうと全てを失ってしまうかのように感じてしまうため、今の状況が変わってしまうのを恐れます。そしてその強い執着心は不安やストレスを招きます。
自分自身にご褒美を!頑張りすぎる自分を労わる方法と考え方
頑張りすぎるのは体に良くありませんが、頑張ることを止める必要はありません。頑張っている自分を労わってあげればいいのです。
- 頑張っている自分を認めてあげる
- 出来なくても自分を責めない
- 常に自分を褒める
- ほどほどを心掛ける
きちんと時間を作って休息を取るのもいいですが、ちょっとした気持ちの持ちようや考え方だけでも自分を労わることが出来ます。
頑張っていることを自覚して!頑張っている自分を認めてあげる
まずは自分が頑張っていることを認めて下さい。「まだまだ、もっと」と思うこともあるかもしれませんが、そう思ってしまうのはすでに頑張っている証拠です。
もし頑張っていないとしても、「時には頑張れない時もあるよね」と自分を認めてあげることで自己肯定感が増し自分を大切に思うことが出来るのです。
原因を見極めることが大切!出来なくても自分を責めない
また頑張っても出来なかったからといって、自分を責めてはいけません。自分を責めても何の解決にもなりません。自分を責めるのではなく、出来なかった原因を客観的に分析して次に生かすことが大切です。
出来なかった時でも、それで人生が終わるわけではありません。「まあいいか、次頑張ろう」と気持ちを切り替えるようにしましょう。
褒めることでネガティブ思考もボジティブに!常に自分を褒める
人に褒められると嬉しくなりますし自分に自信がつきます。しかし、大人になると人から褒められることはなかなかありません。
ですから、自分で自分を褒めて下さい。「部屋の掃除が綺麗に出来た」「料理をした」「ちゃんと挨拶できた」など、何でもいいのです。自分で自分を褒めるだけでも、気持ちが明るくなります。
100点じゃなくてもいい、目指すは80点!ほどほどを心掛ける
“一生懸命、精一杯、全力で!”時にはそれが必要なこともあるかもしれません。しかしいつも全力では、力尽きて回復できなくなってしまいます。
何事もやりすぎるといいことになりません。「このくらいでいいか、ぼちぼちやろう」という気持ちでいると、案外物事は上手くいきやすいのです。
自分を労わって心身共に美しく!頑張りすぎもほどほどに…
仕事も育児もきちんとして、その上綺麗で健康にも気を使っている。そんな強く美しい女性がもてはやされがちな世の中ですが、世の女性がすべてそうならないといけないわけではありません。
人それぞれベストは違います。また頑張るにしても健康でないと頑張ることすら出来ません。まずは自分が頑張りすぎてしまっていないか確認して、頑張りすぎているのなら労わってあげましょう。
Sponsored Link
コメント一覧
私も頑張り過ぎて抜けれない過労
老けてヤバイです