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他人事じゃない!あなたも虐待親になる可能性は十分にある

Date:2013.09.06

平成23年度の虐待対応件数は5万9919件にものぼり、毎年増加しています。死亡事例は平成22年度で45件。ちなみにそのうち0歳児が4割強だったそうです。ニュースを見ていても次から次へと悲しい事件が起きています。

加害者になってしまった人たちは最初から虐待する目的で子供を産んだのでしょうか。虐待するためにつわりに耐え、命がけで分娩したのでしょうか。

とあるテレビ番組で街頭アンケートを実施していました。育児をする母親に“自分が子供を虐待してしまいそうになったことはあるか”と聞かれ、ほとんどの人が“ある”と答えました。父親からすれば驚きの結果かもしれませんが、母親からすればそんなに驚くものではありません。

虐待防止策でどこまで防止できるのだろうか?

虐待防止策として様々な活動はもちろんされています。産後のママのケアの為に全家庭に家庭訪問をする活動はわりと最近始まったものですよね。私が上の子を出産した時は希望者のみでした。

私は特に心配事はありませんでしたし、誰かに頼るという事に少し抵抗があったので希望はしませんでしたが、未婚での出産だったので希望しないに○をしてハガキを提出したのに後日電話がかかってきて家庭訪問をしていただきました。

結果的にはお話しを聞いていただいたりしてよかったかと思います。そして下の子の時には、まず妊婦検診の時に別室に呼ばれました。出産までには籍を入れる予定でしたがその時点ではまだ籍は入れていませんでしたし、その事で呼ばれたとの事でした。

初めて会う看護師さんに家庭環境のことを根ほり葉ほり聞かれました。彼の職業や私の家族構成まで、初対面の人にはあまり話したくない事もありました。上の子の父親とは今連絡は取っているのかどうかというナイーブな所にまで。

しかも親身になって聞いていただいている分には私の事を気にかけてくださっているのかと思えるのですが、「今、連れ子の子に父親が虐待をする事件も沢山あるでしょ。だから複雑な家庭環境の妊婦さんにはこういう事を聞かなくてはならない事になったの。私だって本当はこういう事聞きたくないんですよ。ごめんね」と看護師さんは語りました。

私に気を遣っての発言だとはもちろんわかりますが、あまりにも機械的な作業だともとらえられます。正直あまり気分の良いものではありませんでした。そこまで詳しく話しを聞いておきながらそれ以来は別に何も聞いてこない。それって意味があるのでしょうか?

それを書類に書いてどこかに提出しなければならないとのことでしたが、その書類が虐待を止めてくれるのでしょうか?“虐待されるかもしれない”前提で子供を一緒に産むわけないですよね。

そういう政策を作って実施してくださるのは結構ですが、その活動がただでさえ不安定な妊婦を不快にさせていてはあまり効果はないかと私は思います。実際その活動的が具体的にどういう効果をもたらしたのか逆に私は知りたいです。

誰かに気付いてほしい。ママ達のSOS

愛する我が子の育児をするのはもちろん当たり前です。自分が望んで産んだわけですし、誰かに産めと脅迫されていやいや産んだわけではありません。そんな事は誰でもわかっています。

しかし、愛する我が子でも毎日毎日育児をしていれば誰だって孤独になってしまいます。それは育児をした事がある人にしか絶対にわからない苦悩です。週末だけ少し可愛がって育児をした気になっている父親などに育児を語られることすらちょっぴり不快です。

赤ちゃんが泣く事がだんだんわがままを言われているような気持ちになる事もあります。あれをしろこれをしろと命令されているような気もしてくる事もあります。私は子供が泣いて私の髪をひっぱるだけで体が震えてしまい、気が狂いそうなくらい「やめて」と何度も叫んだ事もありました。

その時はもうダメだと思いました。手をあげる事はセーブできていますがどうしても怒鳴り散らしてしまう事があり、それも一つの虐待だとも言えます。でも一番辛いのは「助けて」と言えない事です。

自分が子供を守らなくてはいけない立場だとわかっているから強がらなければなりません。でも本当は甘えたいのです。誰に甘えられるのでしょうか。そんな孤独を抱えているママ達はこの世の中に本当に沢山いるんだろうなと思います。

そしてその中で、もう限界の限界を超えてしまって、子供に手をあげてしまったり子供を愛せなくなってしまう人がいるのでしょう。決して他人事なんかじゃないですよね。私はそういう人たちの事を非難する事すらできないのではないかとすら思ってしまうこともあります。

その人たちもきっと誰かに甘えたかったのでしょう。誰かに助けてって言いたかったのだと思います。それを言える人が回りにいないのならば私は「児童養護施設」などを利用する事もとても大事な事だと思います。

施設に子供を預ける事は決して育児放棄ではありません。軽蔑されるべき事ではありません。むしろその子を愛してあげたいから施設に一時的に預けるという選択は子供の為を思っての事だと思います。

そして子供としっかりと向き合える準備をちゃんとして、迎えに行ってあげればいいと思います。まだそこまでの段階でないのならば、たった一日誰かに預けてゆっくりと過ごすだけでもかなり変わってくるかと思います。

育児は絶対に一人ではできません。母子家庭だろうが必ず誰かの助けが必要です。助けてもらう事は恥ずかしい事でもその母親が無力なわけでも決してありません。それはどんな環境で子供を頑張って育てているママ達に絶対忘れてほしくないです。

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