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衝撃!アメリカで沸き起こる「母の日撲滅運動」の真相

Date:2013.04.06

日本ではカーネーションを贈るのが定番となっている母の日。いつかは自分も母になり花束を贈られることを夢見ている若い女性も多いのではないでしょうか?

しかしアメリカで「No Mother’s Day」という運動を始めた一人の女性がいます。モデルのクリスティー・ターリントンさんです。他の女性たちと共に2分間のビデオを作って呼び掛けています。

自身も2人の子供の母である彼女が、なぜそのような運動を始めたのでしょうか?それにはさまざまな現状が絡んでいました。

「母の日撲滅運動」の本当の狙い

クリスティさんたちが活動しているグループEvery Mother Countsは、妊娠や出産時の合併症による母体死亡をなくすための活動をしているグループです。

毎年世界中で、35万8千人もの女性が妊娠や出産時の合併症で命を落としています。老齢や病気ではなく、母親になろうとしたまさにそのときに命を落としているのです。しかし、そのうちの90%は適切な治療ができれば助かったはずだと言われています。

母の日にプレゼントを贈ったり、料理を作ってあげたりというイベントごとばかりに注目するのではなく、自らの命をかけて尊い命を生み出そうとしている母親たちがいるという事実を知ってほしい―クリスティーさんはそう願っているのです。

活動のきっかけ

クリスティーさんが母体死亡について興味を持ったのは彼女自身が出産後、胎盤が自然に排出されないという合併症に苦しんだときでした。彼女と同じ合併症が世界中でも母体死亡の主な原因だということを知り、より深く知りたくなったそうです。

クリスティーさんは後に、適切な医療を受けられないために苦しんでいる妊婦を題材にしたドキュメント映画「No Woman, No Cry」を作っています。

この問題は途上国だけに限ったことではなかったのですが、アメリカの女性は妊娠や出産が命を落とすことになるかもしれないと考える人は少ないようです。

日本でも数年前に分娩中に脳内出血を起こした妊婦のたらい回しが問題となりました。発展途上国とは問題が少し違いますが、妊娠や出産には危険がつきものだということを認識し、しっかりとした対策がとられることを切に願います。

母体死亡をなくすためには資金が必要

よりよい訓練、教育そして物資によって母体死亡は避けられるはずです。それにはもちろんお金がかかります。Every Mother Countsでは母体死亡をなくすためのプロジェクト活動への寄付や資金集めを呼び掛けています。

プロジェクト内容としては、コンゴ民主共和国に新しいクリニックを建設したり、ケニアの医療従事者にオートバイを届けたりしています。オートバイがあれば、陣痛に苦しんでいる妊婦さんの元へより早く駆けつけることができるからです。

母親に日頃の感謝を表す母の日。今年は少し違った視点で母の日を考えてみるのもいいかもしれません。

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