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【本紹介】読む手が止まらない!心がつまる悲しい犯罪小説4冊

Date:2012.11.24

秋の夜長は、読書にどっぷりつかってみませんか?寝不足もいとわない読む手がとまらないほどおもしろい、そして悲しい犯罪小説。おススメしたい4冊をご紹介します。

犯罪は「悪」だけど、犯人は本当に「悪」だけだったのだろうか?とふと思わされてしまいます。

①「青の炎」 貴志祐介

高校生が犯す犯罪のお話です。主人公の秀一は、湘南の高校に通う高校生です。母子家庭で、一生懸命働く母親と妹との生活に、平和を乱す憎き人物があらわれることで、秀一の人生は狂ってしまいます。

未成年の少年が犯した罪は、一つ目は家族を守るため。そして、二つ目はそれを隠すため。とてもせつない話です。主人公が高校生のためか、とてもスピード感がある物語で、あっという間に引き込まれてしまいますよ!

もっと楽しい高校生活が送れたはずの少年が、どんどん暗くなっていく姿に心が締め付けられます。追い詰められて、生き急いだような少年に心がせつなくなります。

②「百夜行」 東野圭吾

ドラマにもなり、映画にもなっているこの作品、かなりおもしろいのでぜひ原作を読んでみることをおススメします。読み応えがあるので、連日の寝不足は覚悟してくださいね!

あらすじは、主人公たちが小学生の時に起こった事件が発端となっています。事件は迷宮入りしてしまったが、その被害者の息子の桐原と、容疑者の娘の雪穂は、その後の人生を大きく変えていくことになります。

美人で完璧な雪穂は、子供の頃のトラウマでその内面は実に屈折した人物。その雪穂を影となりずーっと支えてきた桐原。

二人の周囲で犯罪が起きていきますが、本当に悪いのは誰なのでしょうか…。結局子供は大人の犠牲になり、そしてそれを抱えたまま成長してしまうのだなと感じます。

③「悪人」 吉田修一

悪人、映画を見た方も多いんじゃないでしょうか?

妻夫木聡さんと深津絵里さんが主演され、深津絵里さんはモントリオール世界映画祭で、最優秀女優賞を受賞したことは記憶に新しいですね。私もこの作品は、映画をはじめ見て、それから原作を手にとりました。

私的には、本を読んでいても、祐一は妻夫木聡さんの祐一で、胸がしめつけられる思いでした。

あらすじは、保険外交員の女性が殺害され、捜査は祐一へとしぼられます。そして、祐一は、出会い系サイトで知り合った光代を連れ、逃避行をすることになります。

タイトルにあるように、あの人は本当に「悪人」だったのだろうか?出会う順番が違えば、幸せになっていたんじゃないか?と、運命の歯車がくるってしまったことにせつない気持ちになります。

④「暗いところで待ち合わせ」 乙一

駅のホームで同僚をつきおとしたとして、殺人容疑で追われるアキヒロは、駅近くの盲目のミチルの家に逃げ込みます。ミチルは目は見えませんが、人の気配に怯え、そこから二人の奇妙な共同生活がはじまります。

引きこもりがちなミチルと、社会から孤立していたアキヒロが徐々に心を通わせていく様がとても素敵です。やっぱり人は一人ではいられないんだなと改めて感じることができる作品です。

ミステリーに分類されるかもしれませんが、すごくヒューマンドラマな一冊です。

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