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「天国と地獄の長い箸」の話から学ぶ!幸せを引き寄せる方法

Date:2015.10.23

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「私はなんて運が悪い人間なんだろう」「どうして私ばかりこんな目に!」「私の周りにはろくな人がいない」そんなふうに嘆いてばかりいる人、いませんか?

幸せは自分で引き寄せるものだとか、幸せは見つけるものではなく気づくものだとか。幸せについてはいろいろな考え方がありますが、自分の不幸を嘆いてばかりいる人に、ひとつの話を紹介したいと思います。

幸せになるヒントはここに?「天国と地獄の長い箸」の話

「天国と地獄の長い箸」の話を聞いたことがあるでしょうか。

地獄というとみんな、針の山や熱湯の釜などが待ち構えている、それはそれは恐ろしい場所を想像します。それに対して天国はお花畑のような極楽の地を思い描きます。

でも、私は子供の頃、アニメだったか、本でだったか、「天国と地獄の長い箸」の話に出会って以降、「地獄は悪いことをした人が行く怖いところ」「天国は良い行いをした人が行く幸せの地」というイメージを抱くことはなくなりました。

「天国と地獄の長い箸」というのは、天国も地獄も「同じ」である、という物語なのです。

天国と地獄の長い箸
天国にも地獄にも、どちらにも十分な食べ物が用意されていました。とてもとても大きな鍋をみんなでぐるりと囲んで食事を頂くのですが、天国の人たちにも、地獄の人たちにも用意されているのは、それはそれは長い箸でした。

自分の身長以上もあるような長い箸。必ずその箸を使って食べなければならないというのが、天国・地獄、共通の決まり事でした。

地獄の人たちは、とんでもなく長いその箸で、自分の口に食べ物を運ぼうとしましたが、何度やっても食べ物はこぼれるばかり。食べることはできませんでした。

どんなにご馳走が目の前に用意されていても食べることは叶わず、常に飢えに苦しみ、そのせいで争いも絶えない状態でした。

天国の人たちはというと、たくさんおいしいものを食べ、誰もが幸せに満たされた顔をしていました。なぜなら、みんな、その長い箸を人のために使っていたのです。鍋を挟んで向かい側にいる人に「はい、どうぞ」と食べ物を届けていたのです。

「まずは、あなたからどうぞ」そう自然に思える人たちの集まる天国は、飢えも争いもない、みなが笑い合える幸せの世界でした。

この話の出どころは不明なようです。「天国の箸地獄の箸」など、そのタイトルや話の内容には幾通りかありますが、大まかにはこんな話です。世界でも「長いスプーン」版の似たような話が広まっているようです。

「天国と地獄の長い箸」に見る幸せのヒントとは?

自分のお腹を満たすことばかりを考えていた地獄の人たちは、結局のところ、飢えから抜け出すことはできませんでしたね。

人は誰でも自分が大事です。つい自分のことを中心に考えてしまいます。でも、ほんの少し「自分」「自分」という思いを抑えることで、世界が変わったものになることもあるのではないでしょうか。

「情けは人の為ならず」人への親切は必ずいつか返ってくる

「情けは人の為ならず」

人に親切にすれば、その親切は相手のためになるだけでなく、いずれ巡り巡って自分に戻ってくる。そう昔からことわざにもあります。

運が悪いことが重なったり、自分ばかりひどい目にあっていると、人にやさしくする余裕などなくなってしまいますが、それでも頑張って、誰かのためを思って行動することを忘れなければ、その行為は必ず自分に返ってきます。

それは、

  • 親切にしてもらった人が感謝を感じてあなたに返すお礼の行為
  • あなたが誰かに親切にしている姿を見た、別の誰かからの「あなたにも」の好意
  • 神様からのご褒美

返ってくる経緯はさまざまですが、いずれ巡り巡って返ってきます。

最初から見返りを期待しての親切ではなく、心から相手のことを思うことがポイントです。見返りを期待しての行動は、周囲に気づかれてしまうものです。

目の前で困っている人が自分だったなら…と考えて、自分がしてもらったらうれしいことをする。そこから始めてみてはいかがでしょうか。

感謝されることで満たされる幸せもある

地獄の人たちのように、自分の欲や願望を満たすことだけを考えていると、ずっと飢餓感を抱き続けることになります。心が満たされることはありません。

天国の人たちが幸せそうに笑って過ごしているのは、お腹が満たされているからだけではないのです。「あなたからどうぞ」「ありがとう」「あなたもどうぞ」「ありがとう」。そうやって、お互いに感謝の気持ちを持って、人の役に立って、心も満たされているのです。

困っている人に手を差し伸べたときに、パッと相手の表情が明るく変わるのを見たとき、うれしそうに感謝するのを見たとき、自分の心の中もポッと明るくなるのを感じたことはありませんか?

感謝されること、人を喜ばせること、誰かの役に立つこと。自分の得にはならなくても、幸せを感じられる一瞬ではないでしょうか。

自分の態度が相手を変える!まずは自分から動くこと

いつからなのでしょう。混みあう雑踏の中、行き交う人にぶつかっても「すみません」と言わない人が増えたと思いませんか?私は一時、そのことに腹を立てていた時期があります。

混みあっている上に、忙しさのせいか皆足早で、次から次へと人はぶつかり、ぶつかってこちらが「すみません」と言っても無視。無視はまだいい方で、思いきり体当たりされたり、チッと舌打ちされたり。

頭にきた私は、「もう『すみません』なんて言うもんか!」と自分も彼らをまねて、不機嫌にぶつかりながら歩くことにしました。すると、あるときぶつかった女性が振り返って、ひどく申し訳なさそうに「すみません」と丁寧に謝られたのです。

その時の申し訳なさといったら…。こちらも慌てて丁重に謝罪しました。それ以降は、反省して、無視する人が多くとも謝り続けています。

そんな風に、人の態度は相手の態度を変えることがあります。やさしく話しかけられれば、こちらも穏やかな表情、やさしい言葉遣いになりませんか?

他人は自分を映す鏡だとも言います。相手がトゲトゲしているときは、自分もトゲトゲしていないか、チェックしてみてはいかがでしょうか。

周りの人がちっともやさしくない!と思っている人は、自分からやさしくしてみてください。「あなたから、どうぞ」と言う役目を自分で引き受けてみてください。変わらず不愛想な人もいますが、きっと何人かはそれに応えてくれるはずです。

幸せはひとりきりでは手にすることができないもの。

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恋愛で感じる幸せ、仕事の成功で感じる幸せ、結婚して家族を持つことで得られる幸せ。長い人生には、たくさんの幸せの機会が存在しますが、どれもみな、自分ひとりでは得ることができないものです。

仮にひとりで成し遂げられる仕事があったとしても、成し遂げて得られるのは満足感。それを誰かに評価されることで、幸せな気持ちは生まれるのではないでしょうか。

常に誰かと関わり合いながら、幸せを探す旅はこれからも続きます。手には長い長い箸を持って。使い方を間違えないように生きていきたいものですね。

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