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ハリーポッターに出てくる女性達 作者が込めた思い

Date:2013.12.03

ハリー・ポッターは誰もが知る子ども向け小説ですよね。約17年の歳月をかけて、ハリー・ポッターシリーズは書き上げられました。映画にもなり、新しいストーリーが公開されるたびに莫大な興行収入をたたき出しました。

ハリー・ポッターの作者はイギリスの児童文学作家J・K・ローリングです。ローリングは、27歳のときに結婚をします。そして娘が生まれますが、結婚生活わずか1年あまりで離婚をすることになります。それから生活保護を受けながらの娘との生活が始まります。

もともと物語を書くことが好きだったローリングは、このときにハリー・ポッターシリーズの執筆を始めました。ただ生活は苦しく、うつ病にも悩まされる日々でした。

ハリー・ポッターシリーズの中に出てくるディメンターは、牢獄アズカバンを守っていたが、人の良い部分や楽しい記憶を吸い取ってしまう恐ろしい存在でもあります。ローリングはうつ病に苦しみながら、このディメンターというキャラクターを生み出したと言っています。

娘に力をもらいながら、このうつ病も克服し、さらにおよそ1年強をかけてハリーポッターシリーズの最初の作品を完成させます。

ハリー・シリーズは、単に子どもが読むためだけの児童文学ではなく、大人も楽しめる奥深い世界、緻密に構成された物語設定が魅力となっています。

そして、実は、あまり知られていませんが作者J・K・ローリングは、特に女性へ向けてのメッセージもこの物語の中に入れ込んでいるのです。

ハーマイオニーをはじめとした女性のキャラクターはとりわけ入念に描かれ、これらのキャラクターを通して女性にメッセージを送ろうとしているのです。

ローリングが、結婚、母となったこと、離婚といった自らの経験をもとに、世の女性に向けて示す女性への応援メッセージにぜひ触れてもらえればと思います。ハリー・ポッターに登場する女性キャラクターを見ながら、ローリングのメッセージに触れてみましょう。

女性よ、勇敢であれ

ローリングは、イギリスのジャーナリストからの自宅で取材を受けたときに、あなたにとってもっとも大切な美徳は?と聞かれ、勇敢であることと答えました。

これはそのままハリー・ポッターシリーズの重要な核にもなっています。ハリーたちが属したグリフィンドールは勇敢な生徒が入る寮です。物語の中では、ハーマイオニー達女性も、他の男子生徒と同じように魔法を使い、戦い、強い意志を持ち、勇敢なのです。

ハーマイオニー

主人公の一人、ハーマイオニー。親友のハリーやロンとともに、闇の世界と戦いました。学校では、ほとんどの科目で学年トップをとっていた秀才でもあります。

作者ローリングが、ハーマイオニーを通して伝えたかったのは、男性に遠慮して自分の能力を実際よりも低く見せようとしなくていいということです。男性に好かれるため、男性から警戒されることを避けるために、控えめな態度をとってばかりいなくていいということです。

ハーマイオニーは努力を重ねて魔法の知識や呪文は、他の男子生徒の追随を許さない、優秀な生徒。そして、自分の最大限の能力をどんな場面でもしっかり発揮します。後に結婚をするロンの前でも、わざと自分の能力を低く見せようなんていうことはしません。

そして、戦いの場面では、持っている魔法の力を発揮して仲間の危機を救ったりします。ハーマイオニーなくしては、勝ち得なかった戦いがシリーズの中には実はたくさんあるのです。

女性は自分を過小評価しなくていい、そして男性に遠慮せずに自分の能力を伸び伸びと発揮すればいい。そのような思いがハーマイオニーというキャラクターに込められています。

また、ハーマイオニーは、優秀でありつつ、同時に魅力的な少女でもあって欲しいと作者は言っています。映画でもエマ・ワトソン演じるハーマイオニーはとても可愛らしかったですよね。

能力を最大限発揮して、かつ女性としても魅力的、これらを両立しているハーマイオニーというキャラクターは、現代女性への応援メッセージになっています。

ロンの妹ジニー

ジニーは、物語の中で、後にハリーと結婚する女の子です。ジニーもハーマイオニーと同じように力強い女性として描かれています。知的、パワフル、意志が強い、ローリングはジニーのイメージについてこのように語ります。

物語のはじめの方では心を寄せているハリーに話しかけることさえできなかったジニーですが、成長とともに貫禄が増し、何事にも動じない強さを感じさせるようになります。こんな力強い女性も、案外魅力的かもしれませんね。

不思議系 ルーナ

映画や本でハリー・ポッターシリーズを楽しんだ方、不思議系少女ルーナを覚えているでしょうか。少しとろんとした目とふわふわの髪が特徴です。

一見頭が良くなさそうにも見えるのですが、実は人の心や真実を見抜く賢さを持っている少女として描かれています。ルーナも、賢い女性なのです。

そしてもうひとつ、作者がルーナに込めたメッセージは、人とどんなに違っていても気にしなくていい、自分に正直に生きることが唯一幸せになる道だということです。

ルーナは奇妙な獅子の帽子をかぶったり、コルクで作ったネックレスをするなど、時に変わった服装をします。それでも、本人は他の人の眼を気にしてそれをやめることはありません。とことん自分らしくいていい、そのアイコンがルーナです。

ハリーの母 リリー

ハリー・ポッターシリーズの中で、最も重要な核の一つが母の愛です。これはローリングの自らの母への思い、そして今度は自分が母として娘へ接するときの思いをベースに描かれています。

赤ん坊の時にハリーは、ヴォルデモートに襲われますが、母リリーが命がけでハリーを守りました。その時、リリーがハリーにかけた言葉は、「ハリー、お母さんはあなたのことを愛しているわ。どうか無事でいて(Harry, mother loves you, be safe)」というものでした。

母として子どもをどうしても守りたいという気持ちが表れています。母としての深い愛と強さを見せてくれる一場面です。

いかがでしたか。代表的なキャラクターを取り上げて、作者がそこに込めた女性へのメッセージを紹介しました。ハリー・ポッターシリーズのキャラクターはどれも入念に作りこまれたものばかり。

特に女性のキャラクターについては、作者は注意深く組み立てました。物語に込められた女性へのメッセージを感じてもらえたらと思います。賢く、強く、勇敢、そして同時に魅力的で、奥深い愛を持つ、そんな資質がどんな女性の中にもあるはず。

そんな資質をハリー・ポッターの女性キャラクター達のように遠慮なく外に向けて\現していっていいのかもしれませんね。

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