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多くの女性が悩んでいる 辛い!月経前緊張症PMSってなに?症状と改善策

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昔は生理前のイライラとして片付けられていたこころやからだの不調な状態ですが、近年、この女性特有の症状が深刻なものとして取り上げられるようになってきています。

プレ・メンストラル・シンドロームという言葉をご存知でしょうか?月経前緊張症といわれていて、生理前の不快な症状を略してPMSといいます。辛いこの症状がなぜ、おこるのかや、改善策を探ってみました。

PMSとはどんな状態になるの?主にこころやからにおこるたくさんある中のいくつかの症状をご紹介します。

心(精神的な症状)気分が落ち込んだり、集中できなくなったり攻撃的になる。眠気や精神的に情緒不安定になったりすることが多いようです。鬱のような症状もあります。

からだ(身体的な症状)主に症状としては、疲れや、だるさ、脚のむくみ、眠気、乳房の張り、肌荒れ、頭痛、腰痛など諸症状が、からだに出ることがわかっています。
なぜこのような症状がでるのでしょうか。

PMSとはいったい何?

その症状は人それぞれで、200以上あるといわれておりおおよそ1300万人以上の女性が悩んでいるといわれています。

性格的な要因、ストレス、生活習慣など、諸説いろいろありますが今のところ原因は不明でまだ詳しくは解明されていません。

一番関係が深いと思われるのが生理周期による2つの女性ホルモンです。その2つの女性ホルモンが卵胞ホルモン(エストロゲン)と、黄体ホルモン(プロゲステロン)です。

卵胞ホルモン(エストロゲン)

 

女性らしいからだをつくるホルモンといわれています。脳の働きや自律神経の働きを整え、子宮の内膜を厚くするホルモンといわれています。

黄体ホルモン(プロゲステロン)

妊娠しやすくするホルモンといわれていて、子宮の内膜に精子を着床しやすくし妊娠を維持させます。基礎体温を上げ食欲を促進させるホルモンの1つです。

月経がはじまる2週間前の排卵の時期に、この2つのホルモンの急激な分泌が関係していると考えられます。

また、このときセロトニンの分泌量が減る事なども原因とされていおり、セロトニンは脳内の喜びを感じる神経伝達物質です。

セロトニンが不足して減ると精神が不安定になったり、イライラしたりネガティブに落ち込んだりしてしまうのです。

又、出産経験の有無も関係しているといわれており、出産経験のある女性はイライラするなどの精神症状がでることが多いようで、特に30代では「30代中期症候群」とも言われているほどPMSの症状が顕著に出る女性が多くいます。

また、PMDDといわれる月経前不快気分障害障害という障害もあります。

少しでもPMS,PMDDの症状をやわらげる改善策は?

PMS、PMDDの症状を改善する方法があります。血糖値を上げる甘い食べ物をなるべく取らないようにする

PMSやPMMの原因の一つが機能性低血糖症なのです。黄体期にプロゲステロンという女性ホルモンを分泌しますが、プロゲストロンは血糖値を調整するインスリンの効き目を不足させます。

インスリンは膵臓から分泌される物質で血糖値を下げるホルモンです。よって、生理前になるとインスリンの効き目が減り機能性低血糖症の症状が出て、不快の原因となるのです。

機能性低血糖症になると疲れやすくイライラしたり、集中力がなくなり気分が塞いだり感情を抑えられなくなったりするのです。

血糖値は普段の食事内容の影響がでるので PMS、PMDDの症状を酷くさせない為には、常日頃からバランスの取れた食事をする事はとても大切なのです。

精製されている白米やパン、甘いお菓子など、血糖値を上げる食事はインスリンを分泌させるので、機能性低血糖症を悪化させますのでこれらはなるべく控えましょう。
また貧血もPMS、PMDD症状の原因の一つです。

ダイエットの影響で鉄分不足を招くため、貧血を起こしている女性が多いのです。
一回の月経でおよそ30mgほどの出血があるため日ごろから意識して鉄を食事から摂取するようにして下さい。

積極的に取りたい食材がこちらです

ひじき、わかめなどの海藻類からミネラルを摂取する。

豆類、いわし、ごま、牛乳、卵などカルシウムは是非、摂取するのにお勧めな食材です。
鶏肉など肉類や、レバーなどは鉄分を多く含む食材でヘム鉄といわれる安全で吸収のよい
鉄ですので意識して採って下さい。

刺激物はなるべく控える

お酒、カフェインはからだを冷やし、特にタバコは血行も悪くなるので控えてください。
過剰な塩分摂取も足のむくみを悪化させる原因になります。

からだを動かす

日ごろから軽い有酸素運動など、からだを動かすようにしましょう。 ストレッチ、ウォーキングや軽いジョギング、ヨガ、散歩など、自分ができそうな運動を生活に取り入れると良いです。

半身浴

ゆっくり時間をかけてお風呂に入ることは汗もかき、緊張もほぐれ、デトックス効果もありますし、ストレス解消にもなります。

しっかり睡眠をとる

生理前は眠気が酷くなったりしますので、普段からしっかり睡眠を取りましょう。
快適な環境で眠りにつくことは大切ですので、眠りにつく前にアロマを焚いたりすると、リラックスできます。

マッサージ

自分の乳房を揉む、マンモマッサージも有効だといわれています。乳房の周りの血行がよくなることで、ホルモンのバランスが整い子宮や卵巣の調子がよくなるといった効果も。

又、足のむくみなどは、足のマッサージも効果があります。足の裏から、指、甲、足首、ふくらはぎ、太ももの順でリンパを流すリンパマッサージを行うとむくみも解消されます。

漢方薬

最近漢方などもよいといわれていていますが、その種類はたくさんあります。試してみるのもよいかもしれませんが、体質にあったものを選んで服用してください。

漢方は病院で処方してもらってもいいですし、薬局で購入することもできます。効き目がでるまでは多少時間がかかり、ゆっくりではありますが効果があるようです。

PMSやPMDDは「気」と「血」の流れの異常によるものと考えられています。処方されることの多い漢方薬はこちらです。

加味逍遥散(かみしょうようさん)
精神症状が強く、疲れやすい体質の女性に
当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
冷えやむくみが強く、疲れやすい体質の女性に

こちらの漢方薬も代表的な漢方薬ですので、医師や薬剤師さんによく相談して服用してください。

ハーブティーを飲むのも症状を緩和させるのにいいといわれています。

レモンバーム
鎮静効果、リラックス効果、抗うつ作用、頭痛の緩和など
カモミール
鎮静効果、リラックス効果、不安の緩和、頭痛や腹痛の緩和、便秘の改善など
ラズベリーリーフ
子宮やお腹周りの筋肉の働きを整える、下腹部の不快感や痛みの軽減など
ダンデライオンの葉
貧血の解消、利尿作用、便秘の改善など
チェストベリー
女性ホルモンのバランスを整え、婦人科系の不調を緩和させる

ハーブティーの種類によっては他の薬と併用できないものもあるので注意が必要です。服用するときは、医師やハーブの専門家に聞きましょう

低容量ピル
ピルも効果があるといわれますが、メリット、デメリットもある為、医師とよく相談してください。

PMSに対処した医薬品もありますので医師と相談の上、処方してもらいましょう。

むくみ むくみ改善薬  利尿効果のあるお薬
肌荒れなど ビタミンC、B、Eなど肌に効果のあるビタミン剤
頭痛、腰痛 鎮痛剤 情緒不安定 精神安定剤
不眠 睡眠導入剤
下痢、便秘 整腸剤

PMSやPMDDで気をつけるべき主な原因

PMSやPMDDの主な原因は機能性低血糖症と共に血行の良し悪しも影響しているとの説もあります。

血行が悪いと冷えや頭痛、肩こり、むくみ又は、精神的なストレスを引き起こす要因ともなります。

からだを温めて、血行が悪くならないように工夫することが大切です

医療機関に相談しよう

ほとんどの女性はPMSやPMDDを経験しています。人それぞれ、個人差もあり程度の強さや、期間、なりやすい時期もさまざまで違います。

会社にいけない、家事ができないなど、日常生活、社会生活に支障をきたす場合もあり、我慢していると症状も重くなりますので無理は禁物です。症状が酷い、落ち着かないと思った時は婦人科を受診しましょう。

婦人科にかかる前は、前回の生理の時期や基礎体温や辛い症状をメモしてPMSダイアリーをつけるなどして受診してください。

とくに症状が重い場合や、急に症状が重くなったときは子宮内膜症など女性特有の病気が原因になっている場合もあります。

また、PMS、PMDDでは、うつ病に似た症状が出るケースもありますので、うつ病、気分変調性障害不安障害、甲状腺機能低下症などの鑑別診断も重要です。

もしも、うつ病ではと思う症状や、自殺願望などがある場合は婦人科ではなく心療内科、精神科で治療を受けるようにして下さい。

生理がはじまると、症状がだいぶ落ち着き、おさまることも多いPMS、PMDDですが、それまでのつらい症状をなるべく改善させるためにも日ごろから基礎体温をつけ、食事内容を見直し、規則正しい生活を送ることを心がけてください。

自分のからだのセルフチェックをして上手にPMSやPMDDの症状を乗り越えたいですね。