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杜仲茶ダイエットの効果ややり方、注意点。1日コップ5杯が目安

Date:2019.05.09

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杜仲茶ダイエットの効果ややり方、注意点。1日コップ5杯が目安|女性の美学
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杜仲茶はダイエット効果があるとされ、一時期ブームになりました。

しかし、ブームが過ぎた後も杜仲茶の研究は続けられており、現在もさまざまな効果や効能が注目を浴びています。

杜仲茶はダイエットに嬉しい効果がさまざま知られています。しかも杜仲茶は1年中飲むことができるため、継続しやすく、ダイエットにおすすめのお茶です。

そこで今回は杜仲茶によるダイエット効果や飲み方、注意点をまとめました。改めて杜仲茶の効果を知ると、「ダイエットのために飲んでみたい」と思えるはずですよ!


杜仲茶の特徴。杜仲は漢方薬にも用いられている

杜仲茶は一時期ブームになったお茶ですが、中には聞き慣れない人もいるでしょう。緑茶や紅茶などとは違って、飲む機会が少ないかもしれません。

まず、杜仲茶はどんなお茶なのか、味にどのような特徴があるのかご紹介しましょう。

杜仲茶は中国原産の「杜仲」という木の葉を乾燥させたお茶

杜仲茶は、杜仲と呼ばれる木の葉を乾燥させてお茶にしたものです。中国原産の木で、トチュウ目トチュウ科に分類されています。

他に同類がない1科1属1種の木で、世界的に珍しいのも特徴的です。

また、杜仲の樹皮を乾燥させたものは、漢方薬として使われてきました。中国では3大名薬として、古来から便通の改善や滋養強壮などの薬として用いられています。

日本で杜仲が使用されている例としては、薬用養命酒の薬効成分が代表的です。養命酒は肉体疲労や虚弱体質などの症状を改善するのに効果的とされ、杜仲も一役買っています。

杜仲茶には、健康茶独特の苦みやクセがある。苦手と感じる人も

杜仲茶は漢方薬としても使われているので、味にクセがあると思う人もいますよね。

杜仲茶を含め、健康茶と呼ばれるお茶にはやはり独特のクセがあります。苦みの後に甘みもありますが、初めて飲むと苦手だと感じる人もいるかもしれません。

しかし、この独特のクセや苦みこそが杜仲茶の重要な栄養成分なのです。ダイエットのために飲むなら他のお茶と混ぜたり、ハチミツを入れたりして、工夫して飲むと良いでしょう。

製造方法や生産国の違いなどで味が変わり、中にはあまりクセがなく、飲みやすい杜仲茶もあります。飲み比べてみるのもおすすめですよ。

なお、杜仲茶のおすすめの飲み方は後ほどご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。

杜仲茶の成分を使用したドリンクは、トクホ第1号として認定

研究により、杜仲茶には血圧降下作用があると報告されました。

血圧をコントロールする効果が期待され、1996年には杜仲茶に含まれる成分を使用した健康ドリンクがトクホ(特定保健用食品)の第1号になりました。

杜仲茶の成分は現在でも用いられ、「血圧が高めの方に適する食品」としてトクホの指定を受けたドリンクが市販されています。

他にも、内蔵脂肪や中性脂肪を減らす効果が発見され、ダイエットのための健康茶として一大ブームになったお茶です。

杜仲茶のダイエット効果。脂肪燃焼をサポートしてくれる

杜仲茶は脂肪を減らす効果があるとされ、ダイエットにおすすめのお茶です。

ここでは、杜仲茶にはどんな成分が含まれ、ダイエットにどのような効果があるのかご紹介します。

ゲニポシド酸が中性脂肪やコレステロールの分解を促す

杜仲茶の健康成分は、杜仲葉配糖体と呼ばれるものです。杜仲葉配糖体の中でも注目すべき成分がゲニポシド酸で、内臓の働きを高めるとされています。

中性脂肪やコレステロールの分解を促して脂質の増加を防ぎ、ダイエット効果が期待できます。

ゲニポシド酸には他にも、副交感神経を刺激し、血圧の上昇を防ぐ効果があるともいわれています。

代謝を高める、アディポネクチン。脂肪が燃焼しやすくなる

杜仲茶には、アディポネクチンという成分も含まれています。代謝を高めて脂肪を燃焼し、体内の脂肪を減らす効果があるとされています。

アディポネクチンは脂肪細胞から分泌されるホルモンで、筋肉にあるAMPキナーゼという酵素を活性化させるといわれています。

AMPキナーゼは糖や脂肪をエネルギーとして消費し、脂肪が体内に溜まるのを防ぎます。アディポネクチンが多く分泌されると、脂肪はより燃焼しやすくなります。

脂肪が多い人のほうが、アディポネクチンが多く分泌されると思うかもしれません。しかし、内臓脂肪が多くなるにつれ、アディポネクチンの量は減少することが判明しています。

杜仲茶はアディポネクチンを増やし、ダイエットへの効果が期待できます。

アスペルロシドが脂質の代謝を促し、脂肪を減らしてくれる

杜仲茶はアスペルロシドという有効成分も含まれています。脂質の代謝を促し、皮下脂肪や内臓脂肪を減らすことが実験で確認されています。

アスペルロシドは胆汁酸の分泌を促進させます。胆汁酸は肝臓や筋肉など、脂肪が燃えやすい細胞に働きかけ、脂肪燃焼が活発化する働きをサポートしてくれます。

なお、アスペルロシドが含まれた杜仲茶を飲むと、内臓脂肪が減ったという結果も報告されています。脂肪燃焼の効果をアップさせ、ダイエットにぴったりのお茶です。

ミネラルが豊富で、中性脂肪の吸収を抑える効果も期待できる

杜仲茶にはカルシウムやマグネシウム、鉄分など、ミネラルも豊富に含まれています。中性脂肪の吸収を抑え、コレステロール値を下げる効果も期待できます。

中性脂肪が高めで、ダイエットしたい人におすすめします。メタボリックシンドロームを防ぎたい人、改善したい人にも杜仲茶はおすすめですよ。

杜仲茶はむくみ予防、緩和にも効果的!体がすっきり見える

杜仲茶にはピノレジノールやジグルコサイドといった成分も含まれ、利尿作用があるといわれています。

体内に蓄積された余分な水分や塩分を排出し、むくみの予防、緩和に効果が期待できます。むくみが改善されると体がすっきり見えるので、ダイエットしたい人に嬉しい効果ですよね。

長時間同じ姿勢を保つことが多く、むくみがなかなか取れないという人にもおすすめです。

杜仲茶ダイエットのやり方。1日5杯、毎日飲むのがポイント

ご紹介したように、杜仲茶にはダイエットに嬉しい成分が含まれています。

しかし、杜仲茶を飲んだことがなく、どのように作ればよいのか分からない人もいるでしょう。

杜仲茶の作り方の他、ダイエットのために杜仲茶を飲む際のポイントもお伝えします。

杜仲茶の作り方。作るのが面倒な人は作り置きしても◎

杜仲茶は緑茶や紅茶のように、茶葉やティーバッグで販売されています。市販の杜仲茶によって作り方は異なりますが、一般的な作り方は次の通りです。

煮出して作る

  1. 1Lの水をやかんに注ぎ、杜仲茶3gを入れる。
  2. 沸騰させ、10〜15分ほど煮出す。
急須で淹れて作る

  1. 急須にお湯を入れ、温める。
  2. 急須が温まったらお湯を捨て、杜仲茶3gを入れる。
  3. 200mlの熱湯を入れ、1分ほど経ったら湯のみに注ぐ。

杜仲茶を作るのが面倒だと感じるとダイエットは長続きしにくいので、煮出して作り置きしても良いでしょう。作り置きする際は、冷蔵庫で保存してください。

また、急須を日常的に使っている人は、ぜひ杜仲茶を淹れて飲んでみてくださいね。

煮出す時間が長くなれば、抽出される成分量がUP!15分を目安に

杜仲茶をダイエットのために飲む場合、しっかりと煮出すのがポイントです。

長く煮出すほどゲニポシド酸などの有効成分がより抽出され、ダイエット効果アップが期待できます。

杜仲茶を煮出すのは15分が目安です。煮出す時間が長くなればなるほど、抽出される成分量が増え、色が濃くなります。

ただし、煮出す時間が長くなると、その分苦みも増してきます。飲みにくいと感じる人は5分前後煮出し、飲み慣れてきたら少しずつ煮出す時間を長くしてみましょう。

量は1日コップ5杯が目安。慣れない人は少しずつ量を増やして

杜仲茶は1日あたり、コップ5杯を目安に飲みましょう。例えば、

  • 寝起き
  • 朝食、昼食、夕食

に飲むと5杯飲むことができます。

ただし、いきなり1日5杯の杜仲茶を飲むと、お腹がゆるくなる人もいます。特に、お腹が弱い人は注意が必要です。

杜仲茶の味に慣れない人は最初のうちは1日1杯にし、慣れたら1日2〜3杯と徐々に増やすと良いでしょう。

水やお茶を杜仲茶に置き換えるだけ!毎日飲むのがポイント

杜仲茶ダイエットは、普段飲んでいる水やお茶を杜仲茶に置き換えるだけです。飲み物を変えるだけなので、気軽にできますよね。

ダイエットを成功させるには、杜仲茶を毎日飲むことが大事なポイントです。

杜仲茶は冷たいものでもホットでも、効果に変化はないとされています。1年中飲むことができますよ。

食事中に杜仲茶を飲むのが習慣になれば、ダイエットは成功に近づくでしょう。

杜仲茶はノンカフェインなので寝る前も飲める。妊婦さんもOK

杜仲茶はノンカフェインです。カフェインを含んでいないので、寝る前でも飲むことができます。難しいことを考えずいつでも飲めると、気楽にダイエットを続けやすいですよね。

カフェインは胃酸の分泌を促し、胃を荒らすことがあります。ノンカフェインの杜仲茶なら胃に負担をかけず、胃が弱い人にもおすすめです。

また、妊婦さんや授乳中の方、赤ちゃんも安心して飲めます。妊娠中は手や足がむくみやすいので、むくみ予防にもおすすめです。

ただし、妊娠中や授乳中は体調が変化しやすいので、一気に飲まず、様子を見ながら少しずつ飲みましょう。

杜仲茶のおすすめの飲み方。飲み方を工夫して、ダイエットを続けよう

杜仲茶はクセがあるので、そのままでは飲みにくいと感じる人もいるはずです。

飲み慣れない杜仲茶に苦手意識を持つと、せっかく始めようと思った杜仲茶ダイエットが失敗してしまいます。

もし杜仲茶の味が苦手なら、飲み方を工夫してみましょう。杜仲茶ダイエットにおすすめの飲み方をご紹介します。

杜仲茶の味が苦手な人は、好きなお茶とブレンドすると飲みやすい

杜仲茶の独特の苦みやクセが苦手な人は、他のお茶と混ぜて飲んでみましょう。

  • 緑茶
  • 紅茶
  • 麦茶
  • ウーロン茶
  • ハーブティー

など、お好きなお茶と杜仲茶をブレンドしてみてくださいね。

普段よく飲むお茶と混ぜたり、季節によっては冷たいお茶と混ぜたりしながら、杜仲茶ダイエットを少しでも長く続けましょう。

ルイボスティーをブレンドすると、ダイエットの相乗効果を狙える

杜仲茶とブレンドするお茶としておすすめなのが、ルイボスティーです。

ルイボスティーには、SOD酵素という成分が含まています。痩せにくい原因とされる、余分な活性酸素を除去する効果があるといわれています。

また、ルイボスティーにはマグネシウムが含まれており、便通を改善する効果も期待できます。マグネシウムが腸内で水分を吸収し、便を柔らかくして便秘の改善をサポートします。

杜仲茶とルイボスティーをブレンドすれば、ダイエットの相乗効果を狙えます。

温かい杜仲茶にはハチミツもおすすめ!甘みがほしい時にぴったり

ダイエット中は甘い食べ物や飲み物を控える人も多いでしょう。甘みがほしい時には、温かい杜仲茶にハチミツを加えるのがおすすめです。

甘い物がほしいのに我慢していると、ストレスが溜まってダイエットの失敗につながってしまいます。

ジュースや炭酸飲料といった甘い飲み物をよく飲む人は、杜仲茶にハチミツを入れるとダイエットが続きやすくなるでしょう。ハチミツはお好みの量を加えてくださいね。

杜仲茶にレモン汁を加えると、さっぱり飲める。暑い時期に◎

杜仲茶にはお好みでレモン汁を加えるのもおすすめです。温かい杜仲茶にも、冷やした杜仲茶にも合いますよ。

冷たい杜仲茶にレモン汁を加えるとさっぱりして、暑い時期でも飲みやすくなりますよ。寒い時期なら、ハチミツとレモン汁を加えた杜仲茶も良いですね。

ダイエット中とはいえ、毎日杜仲茶を飲むと飽きる人もいるかもしれません。レモン汁は味を変えたい人にもおすすめです。

杜仲茶ダイエットの注意点。過剰に飲むのは控えて

杜仲茶ダイエットは普段飲む水やお茶を杜仲茶に置き換えるだけの、簡単なダイエット方法です。

しかし、杜仲茶を飲むと体調不良の原因になることもあるため、注意が必要です。

杜仲茶ダイエットの注意点やポイントをまとめたので、確認した上で飲むようにしてくださいね。

飲んでもすぐにダイエット効果はあらわれない。1〜2ヶ月続ける

杜仲茶ダイエットは簡単ですが、飲んだからといってすぐに効果はあらわれません。効果がなくても諦めず、最低でも1〜2ヶ月毎日飲み続けましょう。

杜仲茶を飲んでダイエットしたいなら、長期間飲むことが大きなポイントです。

  • 味が苦手
  • 飲むのに飽きてしまった

という人は、前述したようにハチミツやレモン汁を加えたり、麦茶やルイボスティーをブレンドしたりなど、毎日杜仲茶を飲める工夫をしてみてくださいね。

杜仲茶に限らず、ダイエットは継続することが大切です。杜仲茶ダイエットを成功させるためにいろいろな飲み方を試し、「これなら飲みやすい」と感じるものを見つけましょう。

杜仲茶を飲むと下痢になる人も。一度に大量の杜仲茶を飲まない

お伝えしたように、杜仲茶には便通を改善する効果があるとされています。

しかし、杜仲茶を飲むと、場合によっては下痢になる人もいます。一度に大量の杜仲茶を飲むのは避け、コップ1杯ずつ飲むようにしましょう。

濃く煮出した杜仲茶を飲むとダイエット効果がより期待できますが、下痢を引き起こすケースもあります。下痢になりやすい人は、濃く煮出して飲むのは避けた方が良いでしょう。

「早く痩せたい!」と思って、杜仲茶を過剰に飲んだり、無理して濃く煮出したりするのはやめましょう。すぐに効果を求めず、長く続けるのが大事なポイントです。

片頭痛がある時、杜仲茶を飲むのは控えて。痛みが増す可能性が

杜仲茶に含まれているゲニポシド酸は、血圧の上昇を防ぐ効果があるとされます。血管を拡張し、血液の流れをスムーズにして血圧を下げるのが理由だといわれています。

しかし、この血流をスムーズにする働きは、片頭痛を招く場合があります。片頭痛がある時に杜仲茶を飲むと痛みが増す可能性があるため、飲むのは避けてください。

また、片頭痛になりやすい人も、杜仲茶を飲む際は注意が必要です。

カリウムが含まれているため、杜仲茶を過剰に飲むと腎臓の負担に

杜仲茶にはミネラルが豊富で、カリウムやマグネシウム、カルシウムなどが含まれています。

カリウムは腎臓に負担となることがあるため、

  • 腎臓が弱い方
  • 腎臓病など、腎臓関連の疾患がある方

は注意が必要です。

杜仲茶を過剰に飲むとカリウムの摂取量が増え、腎臓の大きな負担になる可能性があります。腎臓に不安を抱えている方は、杜仲茶を飲む前に医師に相談してください。

杜仲茶ダイエットを成功させるためには、意識して毎日飲もう

杜仲茶には脂肪燃焼効果があるとされる成分が含まれ、ダイエットにおすすめです。血圧の上昇やむくみの予防にも効果が期待できます。

水やお茶を杜仲茶に置き換えるだけなので、すぐに始められます。味は健康茶独特のクセがありますが、他のお茶とブレンドしたり、ハチミツを加えたりすると飲みやすくなるはずですよ。

しかし、杜仲茶を飲んでもすぐに痩せるわけではありません。ダイエット効果を実感するためには、最低1〜2ヶ月は杜仲茶を飲み続けましょう。

ただし、杜仲茶を過剰に飲むと、下痢などを引き起こす可能性があります。1日コップ5杯が目安ですが一気に飲むのは控え、数回に分けて飲むようにしてください。

杜仲茶を意識して毎日飲み、ダイエットを成功させましょう。

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ライター:さより

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