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体の中から温める!女性に嬉しい冷え性に効果的な漢方の選び方

Date:2016.12.12

shutterstock_103642886今や8割もの女性が悩んでいるといわれる冷え性。1年中エアコンで快適に過ごせるはずの現代でなぜそれほどまでに冷え性が増えているのでしょうか。

冬だけでなく、夏でも冷え性に悩んでいる人が多いと思います。

皆さん、様々な冷え性対策をしていると思いますが、何をやっても改善されなかったという人は漢方薬を試してみませんか。

漢方で体質改善をすることで、体の中から温めることができるようになれば、冷え性対策の効果も高まるかもしれません。


冷え性に漢方がいい理由~体質改善もできる

漢方は今見えている症状だけでなく、その奥にある原因まで包括的にとらえようとします。

単に冷え性を改善するだけでなく、冷え性によって起こっていることまですべて改善していけるのです。

西洋医学と東洋医学の違い

西洋医学は悪いところに焦点を当てて、その症状を軽減させるための治療を行います。

それに対して、東洋医学は体全体を診て何がその症状を引き起こしているのかを考える学問です。

風邪を例にとると、鼻水、鼻づまり、咳を止めようとするのが西洋医学、身体を温めたり、気の巡りを良くして自然治癒力を高めることで風邪を治そうとするのが東洋医学です。

ただ、どちらにもメリットデメリットがあるわけで、どちらか一方に頼ればいいということではありません。

西洋医学では解決できない病気が増えている一方で、骨折などの外科的治療が必要なものは漢方では治せないのですから、その時々で適した医療を受けられればいいわけです。

冷えている原因から改善するから

漢方の世界では

  • 血(けつ)
  • 水(すい)

の3つの要素から構成されていると考えます。

このバランスが乱れると様々な不調が出てくるので、足りないものを補いながらこの3つのバランスを整えることで冷え性を改善していきます。

西洋薬に比べて副作用が少ない

漢方薬も薬であり、病態にあわせて調合し治療をしていくものですから、副作用が全くないわけではありませんが、西洋薬と比べれば格段に安心な薬です。

副作用としては、

  • 血圧の上昇
  • 動悸
  • 発汗
  • のぼせ

などがあります。

漢方薬そのものの副作用ではなく、配合されている生薬によって決まるため、アレルギー体質の人は医師や薬剤師にその旨を伝え、相談してから試した方がいいかもしれませんね。

漢方からみた体質判断

色々な判断の仕方があるのですが、冷え性と関連が深いであろうというタイプについてご紹介します。

1.オ血(瘀血)タイプ

  • 肩こり、頭痛がひどい
  • 肌がくすんでいる
  • シミ、そばかすが多い
  • 生理痛がひどい
  • 月経血が黒っぽい、レバーのような塊が混ざる

血液の循環が悪く身体が冷えやすいタイプです。瘀血の症状を改善する漢方を「駆瘀血剤」と呼んでいます。

2.胃腸虚弱タイプ

  • 疲れやすく風邪も引きやすい
  • 顔が青白い
  • 胃腸が弱い
  • じとっとしたいやな汗をかきやすい

胃腸が弱くて消化機能が低下しているために、食べたものエネルギーに変えたり栄養素をとり込む力が弱いので、冷え性になりやすいのです。

3.陽気不足タイプ

身体を温めるエネルギーが不足していて、とにかく何をやっても身体が温まらない、寒がりの人です。

そもそも身体を温める力が体質的に弱いので、徹底して身体を温めることが必要です。

4.気虚タイプ

エネルギーが不足していて、疲れやすく風邪も引きやすいタイプです。

食事をしっかり取ることが大事です。

5.血虚タイプ

血が不足していて、貧血ぎみの人が多いです。シワや抜け毛、乾燥肌といったトラブルもあります。鉄分が少ないので冷え性になってしまうタイプです。

6.気血両虚(気血不足)タイプ

気も血も不足した状態なので、全身の機能低下を招くこともあります。生まれつき身体の弱い人や大きな病気にかかって弱っている人が陥りやすい症状です。

7.気逆タイプ

身体のエネルギーが下から上へ逆流してしまうタイプの人です。

動悸がしたり、冷えやのぼせといった症状が出やすく、イライラやストレスも感じやすいです。

体質にピッタリなものを選ぼう!冷え性に良い漢方15選

冷え性の改善、解消に役立つ漢方薬をご紹介します。漢方を選ぶ時や薬局で相談するときの参考にして下さい。

1.当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)

身体を温めて血行を良くする働きがあります。冷えといったらこれ、というくらいポピュラーな漢方薬です。

当帰には女性ホルモンのバランスを取る働きもあるといわれているので、生理痛や更年期障害など女性の不調にも良い生薬です。

頭痛やめまいを感じやすい人にもおすすめです。

2.温経湯(うんけいとう)

  • 顔がほてるのに足腰は冷えている人
  • 出産後に急に強い冷えを感じるようになった人

に向いています。

ストレスなどでよく眠れない場合、神経を落ち着かせる効果もあります。

3.安中散(あんちゅうさん)

  • 胃を温める働きがあるので、
  • お腹が冷えやすい人
  • 胃腸の弱い人

に向いています。

冷えると胃が痛くなる、慢性の胃炎がある、体力が低下している人にもおすすめです。

4.大建中湯(だいけんちゅうとう)

腸を温める働きがあるので、お腹が冷えやすい人に向いています。お腹の中心部を温めるので生理痛にも良いとされる漢方です。

5.真武湯(しんぶとう)

  • 全身に冷えを感じる人
  • 平熱が低くて代謝の悪い人
  • むくみやすい人
  • めまいの多い人

などに向いています。

胃腸が弱く、下痢や腹痛を起こしやすい人にもおすすめです。

6.人参湯(にんじんとう)

  • 胃腸に直接働きかけて身体を元気にする漢方です。
  • 虚弱体質で手足が冷えやすい人
  • 胃腸の弱い人

などに向いています。

体力が弱っていてあまりものが食べられない、胃もたれがあるという時にもおすすめです。

7.防已黄耆(ぼういおうぎとう)

  • 冷えとむくみが同時にある人
  • 疲れやすい人

などに向いています。

特に下半身のむくみがひどい人、関節痛のある人におすすめです。

8.桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)

冷えとともに、肩こりや月経にまつわる不調のある人に向いています。赤ら顔になるのが特徴で、どちらかというとがっちりした体型の人に多い症状だそうです。

血行を良くする働きがあり、子宮内膜症の治療薬としても使われています。

9.加味逍遥散(かみしょうようさん)

  • 感情の起伏が激しい
  • 疲れやすい
  • イライラする
  • 気持ちが不安定になりやすい人

などに向いています。

血の巡りを良くすることで、冷え性も改善します。

10.柴胡桂枝乾姜湯(さいしこけいかんきょうとう)

  • 神経質な人
  • 体力がない人
  • 貧血ぎみの人
  • 動悸、息切れがする人

などに向いています。

元々虚弱体質で体力がなく、疲れやすい人におすすめです。

11.六君子湯(りっくんしとう)

  • 貧血ぎみで手足が冷えやすい人
  • 胃腸の働きが弱く食欲がない人
  • 疲れやすい人

などに向いています。

栄養不足によって貧血が起きて冷え性になっていると考えられているので、全身にだるさを感じるような場合にもおすすめです。

12.桂枝湯(けいしとう)

  • 体力がない人
  • 風邪を引きやすい人
  • 胃腸が弱い人
  • などに向いています。

身体を温め発汗を促すことで身体を温めていきます。

13.補中益気湯(ほちゅうえっきとう)

  • 疲れやすい人
  • 「気」が不足しているタイプ
  • 気が不足しているために「血(けつ)」藻不足してからだが冷えている人
  • 胃腸の働きが悪い人
  • 疲れるとすぐに微熱が出る人

などに向いています。

胃腸が弱くて食欲がわかない人におすすめです。

14. 五積散(ごしゃくさん)

  • 下半身は冷えているのに上半身はほてる人
  • 部分的な冷えがある人
  • 腰痛がある人

などに向いています。

月経不順や月経痛などの症状も改善します。

15.半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)

ストレスで自律神経のバランスが乱れることによって冷えている人に向いています。気の流れをなめらかにしてリラックスさせる効果もあります。

漢方薬はどこで買う?漢方の入手方法

漢方薬を試してみたい!と思ったら、どこで買うことができるのか、主な3カ所とその特徴をご紹介しますね。

市販の漢方薬を購入する

ドラッグストアや薬局でも漢方が気軽に購入できるようになりましたね。「○○が気になる人」など、どんな症状に良いかも書いてあるので、普通の市販薬と同じ感覚で購入できます。

ただし、漢方に詳しい薬剤師などがいないとどれを選んだら良いかわからないこともありますね。

例えば今回ご紹介している冷え性についても、おすすめの漢方はこれだけ種類があるわけです。

自分の冷えのタイプなどを知らないと、ピッタリ来るものを選ぶのが難しいかもしれません。

漢方専門の薬局で相談する

漢方専門の薬剤師がいるので、症状について相談しながら、冷え性のタイプや重症度に合わせて自分に合った漢方を処方してもらえます。

また、漢方には

  • 煎じ薬
  • 粉末
  • エキス剤

など様々な形があります。どれが飲みやすいか、続けやすいかということも相談するといいでしょう。

医療機関(漢方外来)を受診する

病院でも最近では漢方外来を設置しているところが増えてきましたね。

何か他の病気が原因ではないかということも的確に診てもらえるので安心です。

病院であれば保険適用されることもありますが、中には自費診療のところもあるので確認した方がいいかもしれません。

他の薬とは違う?正しい漢方の飲み方

空腹時にぬるま湯で飲むのが基本ですが、粒ならそのまま飲みますし、散剤の場合はお湯に溶いて飲んだ方がいい場合もあります。

それぞれどのような飲み方が良いのか、確認してから飲みましょう。

漢方を試すとともに生活習慣を見直す努力を!

すぐに効果を感じ始める人もいますが、漢方というのはどちらかというと体質改善を目的としたもので、場合によっては治療効果を実感できるまでに数ヶ月かかることもあります。

冷え性は、元々の体質もありますが、日常生活の中で作られてきた症状であるともいえます。

漢方を使って温活をしていきましょう!

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