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甘く見るのはNG、貧血という名の虚血の怖さをもっと理解しよう!

Date:2012.08.01

「虚血」は確かに貧血の一種である事には違いありません。しかし、その貧血の発生箇所によっては身体の組織が壊死したり酸欠による脳の機能障害などという重篤な状態にもなり得ます。

ここでは、激しい運動や過度のストレスによる「虚血」の怖さを今一度考えてみましょう。

普通の貧血と違い、「何かをした、何かを受けた」場合に発生します

「虚血」とは、身体の局部的な部分に発生する急激な貧血症状の事を言います。「いつも貧血ぎみでフラフラするの」といった慢性の貧血症状とは切り離して考えます。この「虚血」ですが、急激な運動や激しく緊張した際にもよく起こります。

これらの症状は、一時的に体内の血流バランスが崩れる事によって起こります。バランスが崩れた結果、血液がたくさん運ばれる組織と血流が滞って充分に行き渡らない組織が顕著に出てしまいます。ここで血流が減った箇所が「虚血状態」と言われます。

通常はこの虚血状態は一時的なもので、その後再びもとの血流に戻れば特に問題はありません。激しい運動などから開放され、筋肉が弛緩した時、そしてストレスから開放されてほっとした時に血流はもとに戻ってくれます。

しかし、激しい運動での疲労感や強いストレスなどをずっと受けっぱなしの状態だったらどうでしょうか。

症状がおさまった後の体内では、組織の破壊が行われる事も

ホースなどを使って水を出す場合、ホースを踏むと水の流れは一旦止まります。止めている時間が長ければ長いほど足をホースから放した時の水の勢いは強いですよね。「虚血」の状態から開放された時、身体の内部でも同じような事が起きています。

「虚血」から開放された身体の中では、一体何が行われているのでしょうか。まず、酸素を運ぶための重要な役割をする血液が虚血のために流れないという事は、その組織の部分は酸欠状態になっているという事が想像できますよね。

この時に、酸欠に耐えられないいくつかの細胞は死んでしまいます。もちろんこのままの状態では生体維持にも良くありませんから、身体は従来エネルギーとして蓄えておいた成分を分解して、生命維持の手助けを行います。

ここまではいいのですが、「虚血」がおさまって血流が再開されると、不足していた部分にどっと血液が流れて酸素が供給されます。この時に分解されたエネルギー成分と酸素が反応して活性酸素を発生させてしまうのです。

「たかが貧血」ではすまされない

酸素の供給によって発生した活性酸素は、細胞膜を傷つけたり酸化させたりします。そのため、「虚血」の発生箇所によっては重篤な機能障害を引き起こす場合もあります。

特に脳や心臓という大切な組織に限って、その細胞は一旦ダメージをうけてしまうと修復が困難なため、「たかが貧血」と侮ってはいけません。また、この「虚血」の中には症状を感じない「無症候性心筋虚血」などもあります。

通常心臓の心筋に血液が不足すると、狭心痛という痛みが出ますが、本人に症状がないために他の治療で偶然発見される事も多いようです。もちろん放っておくと狭心症や心筋梗塞と同じく突然倒れてしまったりする怖い症状なのです。

外科的手術などで血流を一旦停止しないといけない場合、血流を再開する場合には抗酸化剤などを投与するようです。

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