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日焼けを防ぐ正しい日焼け止めの塗り方。メイク時の順番も肝心!

Date:2017.05.17

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日焼けを防ぐ正しい日焼け止めの塗り方。メイク時の順番も肝心!|女性の美学
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shutterstock_306279293きちんと塗ったつもりなのに、何だか日焼けしてる?と思ったことはありませんか。

それはもしかしたら、日焼け止めを正しく塗れていないからかもしれません。

塗りムラがあるとせっかくの日焼け止めの効果も半減してしまいます。

紫外線をしっかりカットするためには塗り方のコツがあるんですよ。正しい日焼け止めの塗り方を知って、紫外線から肌を守って下さいね。

日焼け止めの効果を最大限に出すためには適量を守ること!

日焼け止めを塗る時、どのくらいの量を塗っていますか。あまりべたべたになるのもイヤだしとほんの少量で塗っていませんか。

確かに、顔が日焼け止めで白くなってしまうのもいやですし、ちょっと高価な日焼け止めを買った時は少しずつ使って長持ちさせたいですよね。

でも日焼け止めには適量というものがあって、その量を塗ってこそ、表示されているSPF値とPA値の効果が現れるのです。

日焼け止めの適量
1㎠当たり2mg

日本人女性の平均的な顔の寸法から顔の面積を割り出し、顔に必要な日焼け止めの必要量を算出してみましょう。

顔の長さの平均=18.5cm
頭の幅=15.3cm
18.5×15.3=566.1㎠

566.1㎠×2mg=1132.2mg
の日焼け止めが必要ということになります。

ただし、顔は四角ではありませんし、目や唇など日焼け止めを塗らないところもありますよね。ですからそれらを差し引いて、およそ800~900mgあれば十分でしょう。

手のひらに出したとすると、だいたい500円玉大の量になります。けっこう多いですね。

この量を一度に顔に塗るとべたべたして大変なことになるので、まずはベースとして半量くらいを塗り、しっかり肌に密着させます。このひと手間がとても大事。

それから再度鼻やほお骨など日焼けしやすい部分に丁寧に重ね付けをしていきましょう。

塗りムラを防ぐ正しい日焼け止めの塗り方をマスター!

顔にシミを作りたくない!せっかく塗った日焼け止めが無駄にならないよう、効果を最大限に引き出すための塗り方をマスターしましょう!

メイクの前?それとも後?日焼け止めを塗る順番

日焼け止めを塗る順番はこの通り。

化粧水

美容液・乳液

日焼け止め

化粧下地

ファンデーション

つまり、メイクの前に日焼け止めを塗ります。

化粧下地の後に日焼け止めを塗ってしまうとファンデーションのノリが悪くなるので、化粧崩れの原因に。

日焼け止めはベースメイクのひとつして考えるといいですね。

この工程が面倒な方は、ファンデーションではなくBBクリームなどを使ってみてはいかがでしょう?

BBクリームなどのアルファベットクリームは、化粧下地とファンデーションの2役をこなしますし、日焼け止め効果のあるものもあります。

日焼け止めとダブルで使うことで紫外線をしっかりカットして、メイクの工程もひとつ減る。一石二鳥ではありませんか。

ムラのできない正しい日焼け止めの塗り方

まずは基礎化粧品をしっかり浸透させておくこと。メイクが崩れて日焼け止めが落ちないように、肌を整えておくことがとても大切です。

  1. 手に日焼け止めを半量とったらおでこ、両頬、鼻とあごの5点におきます。
  2. 内側から外側に向かって丁寧に塗っていきます。
  3. もう半量を再度手に取って、同じようにして重ね付けしていきます。

ここでポイント!塗る時は日焼け止めを伸ばさないこと。ぐいぐい伸ばすのではなく、ポンポンと優しく叩くように塗っていきます。

肌の表面はツルツルではありませんよね。細かいしわや毛穴などがありでこぼこしているのです。

手の平全体でただ伸ばしただけだと、この肌の小さなくぼみに日焼け止めが入っていかないんですね。

そうすると、その塗れなかったところは塗りムラとなってしまい、紫外線をカットできなくなります。

細かく指をずらしながら、肌の小さなくぼみにも日焼け止めを届けるようなイメージで優しく叩きながら塗っていきましょう。

テクスチャーによる塗り方の違い

クリームタイプは伸びがあまりよくないので、顔に塗る時は5点以上おいて、ポンポンと指の腹で叩きながら少しずつ広げていくと良いでしょう。

  • おでこ:3カ所
  • 頬:4~5カ所
  • あご:2カ所

このくらい細かくおいてから広げていくと、むらになりにくいです。

日焼け止めのタイプ別で塗り方のポイントをご紹介します。

ローションタイプ
化粧水の様にして手やコットンにとって使います。敏感肌でも使いやすいのですが落ちやすいのが難点です。
乳液(ミルク)タイプ
一番伸びがよく使いやすいでしょう。塗り方はクリームタイプと同様に顔の上に何点かおいて優しく伸ばしていきます。
スプレータイプ
手を汚さずに塗れるというメリットが。ただ塗りムラが出来やすいので、髪など日焼け止めを塗れない部分に吹きかけるのに適しています。
パウダータイプ
落ちやすいですが化粧直しに使えるので便利です。メイクの仕上げにフェイスパウダーのようにして使います。

それぞれのタイプでメリット・デメリットがあります。日焼けしないためにもそれぞれの特徴を理解して使用するようにしましょう。

ここも忘れないで!身体への日焼け止めの塗り方

顔は一生懸命お手入れをするのですが、それ以外の場所を忘れていませんか?

顔だけ白浮きしている、なんてことにならないように、塗り忘れそうなところの塗り方もマスターして下さい。

襟の形に焼けないようにデコルテも忘れずに

顔やフェイスライン、首まで塗ったらデコルテもしっかり日焼け止めを塗りましょう。

適当に塗ると服の際を忘れてしまい、襟の形に塗り漏れたところだけ焼けてしまうこともあります。

水着を来た時に「Vネック焼け」「Uネック焼け」なんてしていたら恥ずかしいですよね。

襟の下までしっかりと手を入れて塗りムラができないように日焼け止めを塗って下さい。

太陽は後ろからも降り注ぐ!耳の後ろと首の後ろ

鏡を見ながら日焼け止めを塗っていると、ついつい体の前面ばかりに目がいってしまいますが、後ろ側も忘れずに!

  • 首の後ろ
  • 首の付け根(襟元)
  • 耳の横・耳の後ろ

は特に忘れられてしまう部分です。

髪をおろしているから耳は大丈夫、ではありませんよ!髪に隠れているくらいでは紫外線は防げません。

「魅せる後ろ姿」を作るためにも、これらの部分のケアもお忘れなく。

サンダル焼けなんて恥ずかしい!足の甲もしっかりケア

夏は短いパンツやスカートが多くなりますから、すねやふくらはぎは忘れずに塗ると思いますが、足首から先、

  • 足の甲
  • 足の指

などもお忘れなく。

ここを塗り忘れると素足でサンダルを履いているときなど、サンダル焼けをしてしまいます。

サンダルを履いている時は足の指先までしっかり塗りましょう。

意外な盲点?手の甲や指も忘れずに

腕まではしっかり塗るんだけど、手の甲や指まで塗っていますか。歩いているときに手の甲は外側を向いていますから、紫外線がまともに当たる場所です。

特に自転車に乗る方などはしっかり塗りたいところですね。ハンドルを持っている部分に紫外線が直撃していますから、忘れずに指の先まで塗っておきましょう。

気がついたら指輪の跡がついている、なんてことにならないように。

唇ももちろん日焼けします

唇も顔の一部です。普段は口紅で隠れているので目立ちませんが、唇ももちろん日焼けします。

唇は皮膚が薄くとてもデリケートな場所です。皮脂もほとんど分泌されないところなので、顔や身体に塗る日焼け止めでは刺激が強すぎます。

  • 唇が乾燥する
  • 唇のシワが増える
  • 湿疹などができる

などのトラブルが起きやすくなります。

唇には専用のUVカット用リップクリームを塗りましょう。

関節は塗り忘れやすい場所

二の腕やすね、ふくらはぎなどは面積が広いのでしっかり塗れますが、

  • 肘の内側(腕が折り曲がる部分)
  • 膝の裏側

など、しっかり塗れていますか?

膝の裏は特に忘れやすいので注意してしっかり塗りましょう!

1度塗っただけではだめ!塗り直しのポイント

日焼け止めは汗や皮脂と混ざって段々と落ちてきてしまいます。数時間置きの塗り直しが必要です。

ファンデーションを落としてから塗り直す

メイクの上から塗り直したら化粧崩れしてしまいますので、できればポイントメイクをのぞいたメイクを落としてから日焼け止めを塗り直すのが理想です。

とはいえ、仕事の合間に化粧直しにそんな時間をかけていられませんよね。こんな時は乳液が活躍しますよ!

  1. 乳液を少し手にとり、肌に乗せてくるくるとなじませてから軽くティッシュで拭き取ります。
  2. それから日焼け止めを塗り直します。
  3. 最後に下地とファンデーションを塗り直して化粧直し完成。

脂性肌の方は乳液よりも拭き取り化粧水の方がいいかもしれません。

いずれにしても、一度ファンデーションを落としてから日焼け止めを塗り直すのが効果を高めるコツです。

汗や皮脂をしっかり摂ってから塗り直すこと

塗り直す前にちょっとひと手間。ハンカチでもティッシュでもかまわないので、余分な

  • 皮脂

はしっかりと拭き取ってから塗り直すようにしましょう。

これでメイクが崩れにくくなり、日焼け止めの効果も持続します。

こんな塗り方はダメ!効果が半減するNGな方法

がんばって塗っているつもりの日焼け止めが、塗っているうちにぽろぽろとカスになってしまう、ということはありませんか。

塗る時にあまり力を入れないこと

日焼け止めを肌に密着させたいがために力を入れすぎてしまうと、日焼け止めが肌に密着できずにぽろぽろと崩れてしまうことがあります。

力を入れて塗ることは、日焼け止めの効果が出せなくなるだけでなく肌への刺激となってシミやシワの原因にもなります。

肌にたっぷりおいてそれを伸ばす、あくまでも優しく丁寧に塗っていきましょう。

肌のシワを無視して塗ってはいけない

日焼け止めには塗るべき方向があります。

  • おでこ
  • 口の回り
  • 手首
  • 腕の内側
  • 足首

など、肌が動く部分にはシワが出来ますよね。

たいていは横方向にシワが出来ると思いますが、そのシワに対して縦に塗ったりしていませんか。

私たちの体にはランゲルラインというものがあり、コラーゲンが走っている方向があるのです。

皮膚割線(ひふかっせん)ともいい、真皮の繊維組織と同じ方向に出来る線のことです。

日焼け止めはこのランゲルライン(シワが出来る方向)に沿って塗った方が肌への負担が少なく伸びも良いのです。

ランゲルライン05163

シワを無視して日焼け止めを塗り込んでいると真皮内のコラーゲンやエラスチンに負担をかけ、逆にシワが増えてしまうかもしれません。

ですから、UVカットリップクリームを塗る時は縦に塗るんですよ!唇のシワは横ではなく縦だからです。

ちなみにこれは

  • 塗り薬
  • ハンドクリーム
  • ボディクリーム

などでも同じことです。

乾燥したままの肌に塗ること

日焼け止めに入っている

  • 紫外線吸収剤
  • 紫外線散乱剤

などの成分は、肌にとっては負担でしかありません。

ですから、出来るだけ肌へのダメージを減らすためにも、日焼け止めを塗る前にしっかりと保湿をしておく必要があります。

乾燥している肌に日焼け止めを塗ると余計に乾燥してしまいます。

また、乾燥したまま塗ると日焼け止めがポロポロと崩れる原因にもなるので、塗る前のスキンケアは必須です。

出かける直前に塗ること

外出しようとして、日焼け止めを塗り忘れていたことに気づきあわてて塗ってそのまま出る。

これはまったく塗らないよりはましかもしれませんが、まだ日焼け止めが肌になじんでいないため結局は日焼けしてしまう恐れがあります。

できれば余裕を持って、出かける20~30分前には日焼け止め対策を終わらせておきましょう。

SPF指数が高いものを塗るよりもこまめな塗り直しを

SPF指数とは紫外線B波を防ぐ指数のこと。そしてPAは紫外線A波を防ぐ目安で「+」で表します。数値が高い、+が多いほど効果が高いから1度塗れば大丈夫!ではありません!

紫外線が当たってから皮膚が赤くなるまでにだいたい15~20分ほどかかるといわれています。これには個人差があり、10分の方もいれば20分の方もいるのです。

SPF値の高い日焼け止めは肌への負担も大きいので、敏感肌の人にはあまりよくありません。

それよりはSPF20~30くらいのもの、子供でも使える肌にやさしいものをこまめに塗り直し、かつ塗りムラのないように丁寧に塗った方がずっと効果は高いといえます。

▼日焼け止めの塗り直し方法はコチラを参考にしてください!

日焼け止めの効果を発揮するためには、「ムラなく、スキマなく、丁寧に」塗る!

顔だけで十分かと思ったら、体のあちこちに日焼け止めを塗るポイントがありましたね。全身しっかりと紫外線対策をしようと思ったら、かなりの時間がかかりそうです。

でも、その毎日のケアが数年後のきれいにつながるのです。顔だけきれいでも手や首がシミやシワだらけだったら悲しいですよね。

5年後、10年後も全身きれいでいるために、日焼け止めはムラなく、スキマなく、丁寧に塗る!今日出来ることをしっかりやっていきましょう!

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ライター:奈南有花

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