• 美容
  • ライフスタイル
  • 健康
  • ファッション
  • スピリチュアル
  • DIY女子部
  • 恋愛
  • 大人の美学

【本紹介】嫌な事があった時に読むとポジティブになれる本

Date:2012.11.22

『おんぶにだっこ』北川悦吏子著(角川文庫)

『素顔のままで』『ロングバケーション』など数々の大ヒットテレビドラマの脚本を書いてきた北川さんの子育てエッセイ集です。子供がいる人もいない人も、ぱらぱらと流し読みをするだけでも楽しめます。

北川さんご自身の人の見方(人には自分の子供も含まれる)って、わりとドライなところはドライで、我が子をこんなに客観的に見ているの?と驚くような文章もあります。逆に我が子を同い年の友だちのように感じて、濃すぎない程度のあたたかい視線を感じる文章もあります。

一般的なOL~主婦という人生経験ではなく、常に視聴率に厳しくさらされながら、自分の手で文章を書いている独立精神の強い女性が、時折ほろっと見せる素顔は、きっと多くの女性の共感を呼ぶはず。夜、ベッドのなかで友だちと会話をするような気分で読める1冊です。

『そしてまた 波音』銀色夏生著(角川文庫)

80年代に大ヒットした銀色さんの詩集を、いまでも持っている女性もいると思います。この『そしてまた 波音』は銀色さんのもっとも得意とする写真集+詩集です。

最近、こういう風通しの良い書籍が少ないなあと思って、あえてご紹介してみました。文字を読みたくない時は(イヤなことがあったら、たいていは文字を読みたくないと思う)写真だけを眺めているといいと思います。

銀色さんは、切ない写真を撮るのが非常にうまいですね。言葉にならない思いというか、「風の色」を撮影しているというか、過去と未来も一緒にフレームに収めているというか、とにかく切ない写真。

その写真と一緒に、短い文章(散文)があります。この散文が、また私たちがふだんなにげなく思っていること、ふと考えてしまうことを代弁しているかのような文章で、イヤなことがあったやさくれた心に素直に入ってきます。最近、なぜこういう風通しの良い書籍が少ないのか、非常に知りたいところです。

『そうだ、村上さんに聞いてみよう』村上春樹著(朝日新聞社)

作家の村上春樹さんが、読者の質問に答えているQ&Aをたくさん掲載した本です。「打たれ強くない私は、どう生きたらいいのでしょうか」とか「村上さんの交際範囲は?」といった雑多な質問がたくさん載っています。

あなたの悩みも、探せばあるかもしれません。村上春樹さんの答え方は、どことなく肩の力が抜けている感じで、生き方ハウツーもののカタイ本とはちがい、読んでいて気持ちが楽になる人も多いのではないかと思って、この本をご紹介しました。

気楽にマイペースに生きている村上さんならではの視点で、おもしろおかしく、時には真剣に、読者の数多い質問にリズムよく回答しています。こういう考え方もあるんだな、と思えば、人は気持ちが楽になってイヤなことを忘れることができることもあります。あなたの人生に一助になればと思います。

この記事をシェアする

関連記事

コメント