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今、なんかヘンじゃない?世の中に不安を感じているあなたへ

Date:2013.06.11

2000年から2013年まで、世界では天変地異や戦争や動乱がたくさん起きるけれど、
心配しなくて大丈夫だから。巨大な悪や嘘や物事の裏側をいっせいに浮き出させるために、地球が揺さぶりをかけるの。

あなたは心の目で直観したことを信じて。じきに世界中の人々と手を取り合って生きていく、希望の時代が始まるのよ。

もう20年前に、知り合いの俳優が送ってきた言葉です。彼はイギリスで2年間の演劇留学をしていたところだったのですが、占星術家の女性と親しくなって、彼女がこんなことを言っていたんだと、手紙の中に書いてくれたのですね。

彼とはいつのまにか疎遠になってしまって、このこともすっかり忘れていたのですが、去年の暮れに、その頃のエアメールの束をみつけて、この言葉に行きあたったのです。

90年代の内からこんなことを感じていた人が存在していたことに驚きながら、同時に軽いショックも受けていました。20年も前に、こんなメッセージが自分の手元まで届いていたのに、記憶にとどめることさえしなかった、罪悪感のようなものだったでしょうか。

あの震災と原発事故が心に与えた深刻な危機感は、日を追うごとにに薄らぎ始めていて、手紙の文字に再会したのは、そのことが新たな不安になっていたときでした。

確かに、恐怖や緊張を抱き続けたままでは生きてはいけないから、気持ちを緩めていくしかないのだけれど、状況は変わっていないのにどんどん鈍感になっていく、これが良いことだとは思えなくて。

「心配しなくて大丈夫だから」という文字は、そんな不安をスっと払って、清らかな唱名のように心を鎮めてくれる、大らかな善きものでした。

けれど、その感動とともにこれを誰かに教えることには、戸惑う自分がいました。こんな世の中になって、癒しややすらぎを求めている人は多くなったはずなのに、根拠も論理性もない価値のないものとして貶められる危うさも感じていたからです。

いいことなのに人に告げられない・・・そんな割り切れなさと不甲斐なさを感じながら、新しい年を迎えて初詣に行った帰りに、驚くようなことが起きました。

和服で歩いた足を休めようと入ったカフェに、手紙をくれたあの彼が座っていたのです。15年ぶりの再会でした。

聞けば彼は、2000年からイギリスに住むようになっていたのだけれど、震災が起きたことでやはり日本に戻る決意を固め、去年の暮れに、原宿のマンションに落ち着くことができたところだと言うのです。

あの手紙のことは彼も覚えていました。それは、ただ忘れていなかったというだけのことだったけど、君と出くわしたことで、これがシンクロニシティだってことは信じられるわ。

今はエンジニアになったという彼の、父親らしさの滲んでいた口調が、あの頃に戻っていました。俺もMJからの遺言だと思ってみんなに伝えるよ。

そう言って、彼はカフェを後にしていきました。その占星術家の女性は、もうずいぶん前に亡くなったのだそうです。

シンクロニシティは運命からのギフトです

シンクロニシティとは、20世紀の知の巨人、精神分析学者のカール・グスタフ・ユングが発見、提唱した心理現象で、願いや迷いに、「意味を持つ偶然の一致」が道を示してくれる、という作用です。

心から答えを欲しているものや、願い続けていることには、引き寄せの法則のようにして関係のあるものが集まってきます。その流れに沿って自然に訪れた出会いは、人であれ出来事であれ、大きな意味を持っているという、あなたの無意識からのメッセージなのですね。

シンクロニシティは、一見バラバラのジャンルで起きるので、普通には、このごろ何か偶然の一致が多い、というぐらいにしか認識されません。でも、その偶然の一致が3度重なったら、これはシンクロニシティを疑ってみるべきです。

何かに強い思いを抱いているときほど起きやすいものなのですが、もしもあなたがシンクロニシティを感じたときは、原因ではなく、どんな意味があるのかを考えてみてください。特に、何かを選択するような局面にいると、意味を考えることが答えを導き出してくれます。

決め手となるのは、「直観」です。そのときに自分がこれだと感じた方へ進むことが、あなたの未来を開いていってくれます。

シンクロニシティを何度か体験すると、自分は独りではなく、大きなまなざしで守られていることを感じるようになります。それは思いがけないほど清らかなギフトで、心に春の日の午後のような、しずかな落ち着きがもたらされるようになるのです。

シンクロニシティが導いた、あなたへのメッセージ

確かに2000年に入ってから、自然災害のみならず、テロや戦争や動乱や不況や格差社会といった激しい変動が、世界的にずっと続いていますね。

私たちの国も、この震災を契機に今まで知らずにいた事がたくさんあぶりだされて、格差どころか階層社会などという意識まで生まれはじめ、ほんの10年前にはみんなが中流だと信じていたことなど幻だったかのようです。

力を持たないものにチャンスを与えるシステムもなく、一度家庭に落ち着いた女性が再び能力を発揮することさえ阻まれている。この国に子供が増えないのは当たり前です。

どこに足を置けばいいのか、心はすぐに不安を掻き立てられる、落ち着きのない時代になってしまいました。そう、MJのビジョンの通りに・・・。だとすれば、この言葉もまた響いてきはしないでしょうか。

心配しなくて大丈夫だから。ここまでに起きたシンクロニシティの強さを思うと、私は彼女の言葉を伝えずにはいられません。そうして、あの日以来、価値観が変わった人も確実に増えています。人は独りでは生きていない、と。

見えないものとのつながりを感じ、見えないものに守られているという意識が、もしもあなたにやすらぎを差し上げられることになれば、それが、この記事を書いた私と彼とMJが出会った意味なのです。

~舞台女優が教える美のレッスン

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