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フェリチン不足は肌荒れが悪化する!かくれ貧血を解消して美肌に

Date:2015.01.24

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女性に多いと言われている貧血。めまいがしたり、頭痛が起こったり、立ちくらみがしたり、という症状が頻繁に出る場合は、貧血の可能性があります。しかし、貧血の検査をしても貧血でない、と言われることがあるのです。それが、かくれ貧血と言われているもの。

女性の60%以上がかくれ貧血と言われています。検査で貧血ではなかったから、とそのまま放置しておくと、貧血の症状が悪化し治療を受けなければ改善しなくなります。

めまいや立ちくらみなどの症状はストレスにもなるもの。貧血なんてか弱いイメージがあっていいかも、などと思ってそのままにしておくと、肌荒れどころか、将来子どもを産めなくなってしまうこともあるのです。

自分が貧血である可能性は十分あります。貧血のことを知り、貧血にならないように予防をし、また改善して、健康美を目指しましょう。

貧血についての基礎知識

貧血症状チェックで確認

次の項目で当てはまるものをチェックしてみましょう。

・めまいや立ちくらみが多い
・頭痛がする
・疲れやすい
・倦怠感がある
・動悸や息切れがする
・気分が落ち込んだり、イライラしやすくなった
・爪が割れやすい
・顔色が悪い
・肌や髪のツヤがなくなった
・風邪をひきやすくなった

以上の項目に当てはまるものが多ければ、貧血の可能性が高いです。

貧血とはどういった状態?

貧血の状態というのは、血液が足りなくなっているわけではなく、血が薄い状態を言います。血液の中の赤血球の数は、赤血球に含まれるヘモグロビンの量が正常値よりも低下した状態を貧血といいます。

貧血かどうかは、検査によって分かります。基本的にはヘモグロビン濃度が血液1dL中、女性だと12g以下であった場合貧血と診断されます。

ヘモグロビンは体の組織や細胞に酸素を運ぶ役割があります。そのため、ヘモグロビンが不足すると酸素が行き届かなくなり、疲れが取れなくなる、息切れや動悸がするなどの症状が出るのです。

女性に増えているかくれ貧血とは?

貧血の検査をしてもヘモグロビンの数値が正常であれば貧血と診断されないことがほとんどです。しかし、だるい、めまいがする、肩がこるなどの貧血症状が出ることがあります。それは、かくれ貧血と言われるものかもしれません。

かくれ貧血とは貧血の1歩手前。フェリチンが不足している状態です。フェリチンとは体内に蓄えられている貯蔵鉄のことを言います。

体内の鉄分のうち、70%が血液中に溶け込み、残りの30%は肝臓に貯蔵されます。これがフェリチンです。血液中の鉄分が不足すると、フェリチンが利用されていくしくみになっています。

そのためフェリチンで補われている状態であれば、貧血検査をしてもヘモグロビンが正常値を示し、貧血と診断されないことがあるのです。

しかし、そのまま放置しておくとフェリチンも不足し、血液中の鉄分もなくなっていくため、貧血になるのです。

貧血の原因とは?

貧血の原因は人それぞれです。貧血を改善するには、まずは自分の貧血がなぜ起こるのかを確認することが必要です。

・鉄の排出量が多い
鉄の排出量が多く体内の鉄が不足するとヘモグロビンが正常に作られなくなり、貧血になります。女性に貧血が多いのは、月経が主な原因とされています。特に過多月経など月経の出血が多いと貧血になる可能性が高いです。

妊娠や出産、授乳中の女性も子どもに栄養を取られてしまうため、鉄分が不足しがちになり、貧血になりやすくなります。

胃潰瘍や痔、悪性腫瘍などがあると、慢性的に出血を起こすことになり、それも貧血の原因になります。

・鉄の摂取量が不足している
ダイエットや偏食をしていると、食事から栄養を補給できないため鉄分が不足してしまいます。

・過剰な運動が原因になる
適度な運動はいいのですが、体に負担をかけるほどの運動は貧血の原因になることがあります。マラソンやバレーボール、バスケットボール、剣道などをしている人に多いのが、スポーツ性貧血と呼ばれるものです。

これらのスポーツは足裏を地面に強く打ちつけるため、その衝撃で赤血球が壊れてしまうのです。赤血球が破壊されると、ヘモグロビンが漏出してしまい、全身に酸素を届けることができなくなるのです。

汗を大量にかき鉄分を排出してしまうことも、貧血の原因になります。激しい運動をする人は、普段から鉄を含んだ食べ物を食べるようにしましょう。

・血液の疾患などが原因
鉄分の不足によって起こる貧血を鉄欠乏性貧血と言いますが、そのほかにも血液の病気などが原因で起こる貧血があります。

悪性貧血とも言われる巨赤芽球貧血は、ビタミンB12や葉酸の不足が原因で起こる貧血です。赤血球が壊されることが原因の溶血性貧血、骨髄の異常によって血球数が減少する再生不良性貧血などがあります。

貧血の改善・対策方法について

鉄剤による治療法

検査によって貧血と診断された場合、まずは食事療法を行いますが、それでも改善されない場合は鉄剤による治療が行われます。

医師によって処方された錠剤を1日に1~2回服用します。鉄剤を服用すると、通常は1~2ヵ月で改善されますが、フェリチンをストックするために、2~6ヵ月は服用を続けます。

鉄剤を服用すると、吐き気が下痢、便秘などの副作用が現れる場合があります。たいては服用していると慣れてくるものですが、吐き気などが強い場合は、注射や点滴による投与を行う場合もあります。

鉄剤を服用するのがつらい場合は医師に相談するといいでしょう。種類を変えたり、服用する量を調整してくれたりします。自己判断で服用を注意したりするのは控えましょう。

食事による貧血対策

・鉄分を多く含んだ食材を摂る
貧血予防・改善をするには食事に注意することは非常に大切です。重要なのは鉄分を摂取すること。そのためには、鉄分を多く含んだ食品を積極的に摂ることです。

食品に含まれる鉄分には、肉や魚に含まれるヘム鉄と、海藻や野菜、大豆などに含まれる非ヘム鉄があります。ヘム鉄は体への吸収率が非ヘム鉄よりも数倍高いと言われています。

ヘム鉄を多く含む食材
・豚レバー
・鶏レバー
・牛もも赤肉
・しじみ
・あさり
・かつお

非ヘム鉄を多く含む食材
・ほうれんそう
・小松菜
・ひじき
・油揚げ
・大豆
・卵黄

・鉄分の吸収率をアップさせるには?
吸収のよいヘム鉄ばかりを食べているより、非ヘム鉄と組み合わせて摂取する方が吸収がよいとされています。

例えば野菜に含まれるビタミンCと一緒に鉄分を取ると、吸収されやすい二価鉄となるので、十二指腸への吸収を高めてくれます。

タンパク質を一緒に摂取することも大事です。タンパク質は赤血球の材料となるばかりでなく、鉄と結びつくことで腸への吸収をアップさせるのです。

果物に含まれるクエン酸や果実酸はキレート作用というものがあり、ミネラルを包み込んで吸収しやすい状態にしてくれる働きがあります。鉄分を多く含む食材と果物を一緒に食べると、鉄の吸収を高くすることができます。

・鉄分の吸収を妨げるものとは?
お茶やコーヒーは鉄分の吸収を妨げると言われています。それはタンニンのせいです。タンニンが鉄を結びついて吸収しにくい状態にしてしまうのです。

鉄分を含む食材と一緒にお茶やコーヒーを飲むのは控えて、30分程度経ってから飲むようにするといいでしょう。

サプリメントによる貧血対策

手軽に鉄分を摂取できるのがサプリメントです。現在ではさまざまな鉄サプリが出ています。利用する際には配合されている成分に注意しましょう。

大事なのは吸収率です。ヘム鉄がどれくらい配合されているのか、という点に注意しましょう。さらに、吸収率を高めるビタミンCが配合されているもの、またはビタミンCのサプリメントを一緒に摂るとよいでしょう。

サプリメントを利用し始めて貧血の症状が改善されてくると、すぐに服用をやめたくなるでしょう。しかし、そこでやめてしまうと再び貧血に戻ってしまうことがあります。

フェリチンを増やすまで服用を続けることが必要なので、半年程度は飲み続けることをお勧めします。

サプリメントを服用しても貧血が改善されない場合、何か疾患が原因で貧血になっている場合もあります。早めに病院に行って検査をしてもらいましょう。

めまいや肩こり、頭痛などの貧血症状はよくあることで、病院に行かずにそのままにしておく人も多いでしょう。

しかし放置しておくと、症状が悪化するだけではなく、爪がスプーンのように曲がってしまう症状や無性に氷を食べたくなり、必要以上に氷を食べてしまう氷食症になってしまうこともあります。

そうなる前に食事やサプリメントで改善することが大事です。症状がひどい場合は、病院に行って鉄剤などを処方してもらい、しっかりと治療を受けるようにしましょう。

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