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喧嘩の絶えない夫婦を離婚の危機から救う!夫と妻の「トリセツ」

Date:2014.08.17

「夫婦喧嘩は犬も食わない」と言いますが、始めは取るに足らぬものでも年月を経るにつれ、険悪化したり、埋められないほど大きな溝になったりと、夫婦生活を続けることが難しくなるまでに発展することもあります。

喧嘩はその日のうちに終わらせること。それが夫婦円満の秘訣だと聞いたことがありますが、なかなかそうもいかないですよね。でも、問題の解決がなされないまま毎日が流れていくと、取り返しのつかないことになってしまうかもしれません。

喧嘩の原因は何?

世の中の夫婦喧嘩のたいていの原因は、取るに足らないものだと思います。他人が聞けば「なんだ、そんなこと?」と言われるような内容で、真剣にやりあっていることが多々あります。

毎日生活を共にしていると、そんな些細なことも癪に障るのです。目に着くのです。当の本人たちにとっては「そんなこと」では済まされないのです。

問題なのはそれを解決せずにいるために、毎回同じようなことで揉めているということです。「何回言えばわかるのよ!」と言ったことはありませんか?そうです。喧嘩が絶えないのは、次々と新しい問題が起きて喧嘩しているのではなく、何度も同じことで揉めていることが大半なのです。

同じことで揉めないためには

いつも同じことに対する不満や文句ばかり、という自覚はあっても、その「同じこと」がいくつ存在するのか、どのような内容なのか、リストアップしている人はほとんどいないのではないでしょうか。

問題はきちんと把握し、対処方法を考えなければ解決しません。たとえ夫の行為に問題があるとしても、「向こうがちゃんとしてくれなきゃ解決しない」と対処すべきことを相手に丸投げしても無理なのです。

たとえば、洗濯物を脱ぎ散らかすことを責め立てても、妻の「脱いだものは脱衣かごへ。常識でしょ、人として」という正論と、夫の「働いて疲れてるんだ。それくらい黙ってフォローするのは妻の務め」という正論がぶつかり合うだけなのです。

お互いの「トリセツ」を作る!

そこでお勧めしたいのが、夫婦の取扱説明書を作るという方法です。夫のトリセツ、妻のトリセツを二人で協力して作ります。自分のトリセツは自分で作ればいいのでは?と思うかもしれませんが、自分のことってわかっているようで意外に気づいていないことも多いのです。夫側から見た意見も取り入れて作るようにします。

内容は夫婦それぞれの形があっていいと思いますが、次のようなポイントを入れておくと良いでしょう。

  • ありがちな行動パターン
  • 腹立ちポイント
  • 怒りの収め方、機嫌の直し方
  • どうしても許せないこと
  • どうしても変えられないこと

最も大切なのは、「どうしても許せないこと」と「どうしても変えられないこと」の二項目です。ここに日頃の喧嘩の原因があるからです。許せないことが相手の「どうしても変えられないこと」と同じである場合は回避策を二人で考えるしかありません。

「どうしても許せないこと」は「どうしても」というくくりなのですから、結婚生活を続けられないくらい深刻なもののみ、数は少なく抑えます。また、「どうしても変えられないこと」は「三つまで」「五つまで」などお互い相談の上、数に制限を設けておくのが良いでしょう。

ここで「変えられない」宣言をしたものは、お互いに許容するという約束事にするのです。

「トリセツ」の効果

トリセツを作る目的は、喧嘩を減らすことだけではありません。二人でトリセツを作る段階で、お互いのことをよく知ることが重要なのです。

今までの揉め事にしても、夫が何の努力もせずに何の考えもなしに、毎回同じことを繰り返しているように見えていたものも、実は夫なりに努力していたことがわかったり、そこはどうしても譲れないという強い思いがあってのことだとわかったり、ということも。

また、妻側も、毎日の生活の中でどうしても譲れないものを明示することで、思いの強さが夫に伝わります。あれもダメこれもダメでは息も詰まりますが、お互いに「どうしても変えられないこと」という立入禁止領域を持つことで、折り合いをつけることができるのではないでしょうか。

もちろん、時が流れれば互いの性格や考え方も変わるものですから、何年かに一度、仕様変更も反映していくようにします。

最も大切なことは、この取扱説明書をお互い軽んじることがないように約束し合うということです。結婚生活を維持していく上で重要なものだという意識をお互いに持ち、作成&活用していってもらえたらと思います。

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