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育児熱心=子供への愛情量、新米ママに知ってほしいその図式は間違っている理由

Date:2012.08.27

自分の人生は子どもだけ

私の周囲には多くの新米ママたちがいます。出産前は割とみんなで集まって、楽しく飲んでいた仲間たちも、出産を機に仕事を辞め、育児に専念しているという人が多くなってきました。

最初は仕事と育児を両立したい、と話していても、いつの間にか仕事を辞めて、経済的に苦しくなったのか旦那さんの実家に住んでいる人がけっこういます。

同居もけっこうな気苦労があると思うのですが、四六時中義理の親と顔を合わせ、外に出ることもせず、育児に熱中する友人たちを見て、大丈夫かな?と心配になってしまいます。

わが子だからかわいいのはわかるのですが、まるで自分の人生のすべてを子供にささげたようなその姿は少し痛々しい感じさえしてきます。

余計なお世話と言われればそれまでですが、彼女たちが育児ノイローゼになってしまって・・・と相談にくる日もそう遠くないような気がしています。

勝手に決めつけてはいけない

友人の一人は、「子供には絶対に母乳しか飲ませたくない。粉ミルクは絶対に使わない」と決めています。

子供は決まった時間にお腹が空いて泣きますから、そのために仕事も辞めました。私は、なぜ母乳にこだわるの?と聞いたら、「母乳の方がいいって聞いたから」としか答えられませんでした。

私は意地悪なので、「○○ちゃんは小さい頃、母乳だけで育ったの?」と聞きました。
そしたら「わからない」と。

母乳がもたらす効果を理解せずに、粉ミルクを使うことは赤ちゃんにとって悪いことだと決めつけているのです。

その見解が正しいとも間違っているとも私は言いません。しかし、世の中には母乳が出ず、やむを得ず粉ミルクで子供を育てている母親はたくさんいます。

粉ミルクで育った子供が、成長して何か影響があったかと言えばそうではないはずです。私の母は、母乳がとにかくたくさん出る人で、産後も仕事を続けていましたから、朝に哺乳瓶何本分もの母乳を絞り出勤していました。

絞らなければ胸が張って痛くてどうしようもないと言っていました。外出時などは粉ミルクを使いたいのに、有り余る母乳がもったいないからとりあえず冷蔵庫に入れておく、と言って、常に母乳が冷蔵庫の過剰在庫になっていました。

私は出るものは活用して、無駄なお金を使う必要はないと思いますが、母乳でなければいけないから長時間の外出もさせない、自分も仕事をしない、それでいていつもお金がないとぼやくのはいかがなものかと思います。

子供を育てるためにお金がないのは問題です。そのためには稼がなければいけません。本当の母の強さとはそういうものではないのかと思ったりしますが、母乳のことで頭がいっぱいの彼女には絶対に通用しない理屈なのです。

「絶対」という言葉が彼女を支配しているので「例外」はあり得ないのです。絶対に子供にとって母乳がいい、と決めつけているので、それが理由で起こる弊害など考えてもいないのです。

やむを得ない事態が今後起きた場合でも、「絶対」の方が勝ってしまって、臨機応変に対応できないかもしれません。決めつけ、思い込みは周囲を見えなくさせます。

彼女はママになった同級生たちの前で「私は絶対母乳100%で育てるの!」と話していましたが、その右隣の子は母乳が出なくて悩んでいる子でした。そんなささいな気遣いもできなくさせるのが、決めつけや思い込みなのです。

働くママの姿はかっこいい

私が幼い頃、父親は絵に描いたようなバブル時代のサラリーマンで、朝早く出社し、夜は遅くまで飲んでタクシーで帰ってきていました。

母親も働くことが好きな女性でしたから、夜勤で家を空けることも多いのが日常でした。親が家にいなければいないなりで、洗い物もしましたし、簡単な料理も作りました。

家にトラックで食料品を売りに来る人がいたのですが、その人が買い物の仕方を教えてくれました。親がいなくて暇で、大量の本を読みました。

朝から晩まで読んでいたので、小学校に上がるころには塾にも行っていないのに簡単な漢字は書けるようになっていました。

同級生たちがなぜ真面目に平仮名の練習をしているのかが理解できませんでした。こんなの、入学前に書けて当たり前だと思っていました。

今になって、親が近くにいなかったことが自分にとってマイナスに働いたことは一つもないと言い切れます。

私は働く母親の姿はかっこいいと思っていましたし、むしろ母親がずっと家にいる同級生たちに自慢していました。うちのお母さんはお勤め人だから、と。

子供にとって何が正しくて、何がいいかなんて、子供が決めることなのだと私は思います。

完全な主観で大変申し訳ないのですが、もし育児ノイローゼになりそうだ、育児がストレスだと感じたら、自分の育児に無理な点はないか、決めつけていることはないか、振り返って考えてみるとよいと思います。

昔の人たちが、なぜ8人もの子供を育てられたのか、考えてみればわかることではないでしょうか?

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