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あなたの化粧品は大丈夫?「医薬部外品」の怖さ

Date:2013.09.11

紫外線の強い季節が到来!街では日傘をさす人、サングラスをかける人、様々な紫外線対策を講じています。化粧品も然り。美白、シミに効くもの、やはり紫外線を意識した化粧品選びをしてしまいますね。

さて、そんな化粧品の中にはちらほら「医薬部外品」というものを目にします。「医薬」とつくだけでなんだか「化粧品」よりも効きそうな気がするのは私だけでしょうか。

医薬部外品とは本当はどんなものを指すのか、化粧品とはどう違うのでしょうか。漠然と「よさそう」と思ってしまいがちな医薬部外品のリアルとは。

医薬部外品の方が化粧品より効果的?それとも・・・

医薬部外品の定義は薬事法で定められていて、その認可は厚生省から下ります。ある程度医薬的な効果があるとみられた成分を含んだ化粧品をメーカーが厚生省に申請。その成分が認められると、その化粧品を医薬部外品と指定して市場に出すことができます。

「ある程度医薬的な効果」と聞くと我々消費者はその効果に大きな期待を抱いてしまいます。医薬部外品として認められた商品には効果や効能を記載することができますので、それが書いていない化粧品よりもなおさら使ってみたくなりますよね。

一方化粧品に記載できる効果・効能はその表現できる範囲が狭いため医薬部外品ほどの効果を謳うことはできません。ついつい消費者の手が医薬部外品に伸びてしまう要因はここにあるといえます。

医薬部外品=効果あり=強い?医薬部外品の怖さ

さて、ある程度の医薬的な効果が期待できる成分が入っている、パッケージにも化粧品より豊かな表現で効果が書き記してあるこの医薬部外品。

しかし医薬部外品として認められるための成分が一定量入っていれば、その商品は医薬部外品として製品化されるというところに実は落とし穴があるのです。

例えば、数年前多くの消費者にアレルギー症状を引き起こしたことで有名になった石鹸。この石鹸、小麦由来の成分が含まれていたのですが、化粧品の枠に当てはめると小麦成分というのは規格外となるため本来化粧品として市場に出回ることはありませんでした。

それが医薬部外品に認可されたことによって製品化することができたのです。また医薬部外品には全成分をパッケージに記載しなくても良いことになっています。私たち消費者はその製品に何が含まれているのかパッケージからそのすべてを知ることはできないのです。

またある程度の効果が見られるということは、その含んでいる成分が私たちの体にとって何らかの影響を与えるということ。つまり強い性質を持っているわけです。

例えば薬用石鹸でずっと手を洗うと、本来手のひらにあるべき成分や細菌まで奪ってしまうため敏感な肌になってしまうということがあります。また薬用リップも塗ったらその効果は抜群ですが、唇は自分で潤う力を失い年中そのリップクリームに頼ってしまうはめになります。

ほかにも入浴剤はアトピーや乾燥肌の人にかえって症状の悪化をもたらしてしまうなど、ある程度効果がある分、その逆の影響がでる可能性も否定できないのです。

医薬部外品は製品化にあたり色々な制約があるのですが、パッケージに書ける効果・効能の表現範囲が広い分消費者にウケやすい、購買意欲をかきたてやすい等の理由でメーカーは医薬部外品を作ろうとします。

しかし一方で、医薬部外品と比べて制約の緩い化粧品の方がかえって効果の優れた商品になるということもあるそうです。パッケージに書ける効果・効能は限られてしまいますので、私たち消費者には見極めが難しいというか不可能に近いのですが。

いかがでしたか。化粧品を選ぶときにできるだけ効果がありそうなものを選ぶのは消費者として当然のこと。しかし化粧品と医薬部外品のこんな裏側事情を知ると商品はやはり説明じゃなくて中身。その商品の真価を見通せる目をいつも持っていたいものです。

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