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美しい女性になる仕草のエレガンス【舞台女優が教える美のレッスン】

Date:2013.05.06

「美しいひと」と聞いて、あなたはどんな女性をイメージするでしょう?長年多くの役づくりをしてきて思うのは、美人は仕草で創られる、ということです。この美しさの前には、持って生まれた美醜は、実はあまり関係がないのですね。

むしろ、一見平凡なタイプなのに優美なものごしの女性に出会ったりすると、「この人なに者?」と感じたりするのではないでしょうか。仕草はその人の内面を反射するものだからです。このことが解っていれば、美しい人には誰でもなれるのです。

よい姿勢は人生にパワーをもたらす

「1声、2姿、3に顔」これはよい舞台女優の条件と言われるものですが、容貌よりもポイントの高い位置にくるのが、姿勢の美しさなのですね。

なぜこんなに重視されるかと言えば、美しい姿勢とは、見るものにひと目で好感をもってもらえる、もっともわかりやすい印象操作ができるものだからです。

立ち姿の美しさは、それだけでgrase~グレイス・気品がただよう特別な存在感を与えてくれます。内側から発せられるオーラをまとっているように見えるのですね。

よくしたもので、そうなると周囲にもだんだん品格のある人たちが増えていくことになります。姿勢ひとつで素晴らしい人たちとつながっていけるとしたら、これはモノにしない手はないですよネ。

けれど、よい姿勢をキープするのって疲れちゃって、なかなか大変です。それは、腹筋と背筋に正しい使い方を覚えさせていないから。ちょっとしたコツを掴めば、この問題はクリアできます。

胴体は「筒」なのです

まずは、正しい姿勢の感覚を掴みましょう。ストレッチなどで軽く背中をほぐしてから行ってください。

1. 足を肩幅ぐらいに開いてしっかりと立つ。
2. 胸を張れるだけ張る。イメージとしては肩甲骨をくっつけるような感じ。
3. 顎を引く。
4. おへその下にチカラを入れて、下腹部をギュッと引っ込ませる。
5. そのまま腕を天に上げ、身体全体を伸びをするように引き上げる。
6. 胴体の状態はそのままに、腕をストンと落として肩のチカラだけを抜く。

無理は禁物ですよ、けっしてチカラ任せにはやらないでくださいね。

どうでしょう、胸を張ってお腹を引っ込めると背筋が意識されて、胴体が筒になっているような体感になりませんか?

慣れてくれば、筋肉にチカラを入れなくても、胸を張っただけでこの「筒」の状態が作れるようになります。こうなると、身体が引き締まっていくことにもなります。

胸が開いて気持ちがいいと思える形、それがよい姿勢です。座っているときは特に、椅子にお尻を乗せているのではなく、「筒」の上に胸を乗せている意識でいるとよいと思います。

テレビを見ているとき、歯を磨いているときなど、日常の中に少しずつ取り入れていってみてください。

器が変わると中身も変わり、そして・・・

胸を張ることが恥ずかしいという気持ちがあるかもしれませんが、それではもったいない。

自分では張りすぎかな?と思うほどにやってみても、人からは意外と不自然には見えていないものです。せっかく女性に生まれたからには、女性らしい美しさを楽しんじゃいましょう。

不思議なことに、姿勢がよくなると物事に動じなくなるという副産物もついてきます。すると、他の仕草も、自然と洗練されるようになります。

そうです、器が変わると中身も変わり、中身が変われば見た目も変わっていく、という好循環に乗れることになるのです。

優美なしぐさのポイントは‘曲遅~きょくち’

女らしい仕草というのは、男性のみならず同性さえも魅了する万能のアイテムですよね。

慌ただしく仕事をしている女性が、ふとものやわらかな動きを見せるとき、周囲は本人が思っている以上にそこに注目してしまったりするものです。時間が一瞬ふわっとなごむ快感があるからです。

やわらかい仕草の基本はスピードにあります。紙に曲線を描こうとすると、直線を引くときよりもスピードが落ちますよね?仕草にも同じことが言えます。ポイントは、「曲線」と「遅いスピード」です。

たとえば落ちたペンを拾うときは・・・

身体の前ではなく横で取るようにします。かがんだときに、締めた両膝を少し外側に向けると、腰がひねられた状態になり、身体に曲線の表情があらわれることになります。正面から無造作に拾うよりもひと手間かかった感じですよね。

ほんの1秒の違いですが、この丁寧さが仕草に美しさを生み出します。

茶道でお道具を持つときには、軽いものは重くみえるように取る、と教わります。これも優美さを演出するためのスピード調整ですね。なにより、ゆったりとした動作には「流れ」が生まれます。しなやかな動作が流れるように続くこと、それが優美なしぐさです。

お箸、美しく取れますか?

お箸の持ち方については、幼いころから注意を促されるものですが、では「取り方」はでどうでしょう。パッと掴んで右手の中だけで持ち替えていませんか?

置いてあるお箸は、まず指を揃えて上から取ります。それをいったん左手で受けて、右手をお箸の頭方向(右側)にスライドさせていって返す。これがお箸の正しい取り方です。実際にやってみると、心持ちも変わるのが感じられるのではないでしょうか。

物や相手を尊重する。その意識が、優美な仕草の原点です。仕草は心の反射とは、そういう意味なのですね。

女はみんな女優

演じる、という言葉には抵抗のある向きも多いかもしれません。何か、まやかしで格好をつけているような気分になるんじゃないでしょうかね。

では、「演出」はどうでしょう。きれいなお洋服を選んで着るのも、りっぱな自己演出ですよね。仕草もお洋服と同じ、「身にまとう」ものなのです。

美しい仕草をまとえば心持ちも優美になり、その内面が反射して見かけも美しくなる。エレガンスのスパイラルですね。これ、お金かかりませんし、今からでもすぐに出来ることです。

人生という舞台の主演女優はあなたです。どうぞ素敵な演出をほどこして、忘れじの美しい人になってください。

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