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女性に多い大腸がんで人工肛門になるケースとならないケース

Date:2014.02.11

大腸がんの中でも、肛門から近い「直腸」のがんが発生した場合は、排便障害などの副作用が残ってしまうケースが多いと言われています。そのため、人工肛門を付けるという手術があります。

20年ほど前までは、疑わしい部位は再発を防ぐためになるべく広範囲を切除するというのが一般的でした。それにより、人工肛門に頼らざるをえない状況になってしまうのも無理はありませんでした。

自律神経を温存できるかどうかがカギ

人工肛門と聞くと、肛門自体を切って無くしてしまったために付けなければいけないというイメージがありますが、実はそれだけではありません。

大腸がんというのは、上行結腸やS字結腸、そして肛門からほど近い直腸に出来るがんを示すものであり、肛門自体に出来るがん細胞はわずかです。ではなぜ人工的に肛門を付けなくてはいけないかと言うと、転移を防ぐために排泄を司る自律神経を切除するからなのです。

自身の肛門を温存するには、この自律神経を温存できるかどうかがカギとなります。ですので、肛門に近い部位に出来たがんを完全に切除して肛門と神経を温存する、しかも再発リスクを限りなく少なく抑える事ができるかどうかが医師の手腕が問われるところになります。

人工肛門、拒否できる?

命に関わると言えども、人工肛門を付けて生活しないといけないという事は患者にとって大きな精神的負担になる事に違いありません。絶対に拒否したいという人も多いでしょう。

では、人工肛門を取り付ける事を拒否する事はできるのでしょうか?医師としては、再発の可能性が大きいのに患部をあえて少なめに切除するという事はできません。再発率がわずか数%と診断できた場合に限り、患者本人に切除か温存かの選択肢を与えるようです。

人工肛門とうまく付き合う

最近では昔と違い、補装機器がかなり進化しており人工肛門でもかなり暮らしやすくなったのは確かです。特に人工肛門がお勧めなのは、排泄の力がもともと弱い高齢の人です。人工肛門を付ける事により、温存療法よりはるかに生活しやすくなるケースがほとんどです。

人工肛門だと排泄をコントロールできないために臭い等が気になるかもしれませんが、こちらも消臭フィルターが高度になってほとんど周囲に気が付かれる事がなくなっています。

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