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秋の鼻水、微熱…花粉が原因かも!?意外と多い秋の花粉症対策

Date:2016.09.07

shutterstock_386681986「最近、鼻がムズムズしてくしゃみが止まらない」
「風邪薬を飲んでいるけど、治らない……」

そんな症状に悩まされていませんか?

あなたが罹っているのは、もしかすると風邪ではなく「花粉症」かもしれません。

「えっ? でも今は春じゃないけど……花粉症って、春になるものでしょ?」

いいえ、そうとは限らないんです。夏〜秋に花粉症にかかり、気づいていない人ってじつは結構多いんですよ。

今回は、あなたのつらい症状が一気に納得できるかもしれない「秋の花粉症」について

  • 特徴
  • 風邪と見分けるコツ
  • 予防法
  • 発症後の対策

を中心にお話します。


あなたの中にも潜んでいるかも?「秋の花粉症」の特徴

ほとんどの人にとって、花粉症といえば春にかかるというイメージです。

でも、じつは秋って、花粉症をはじめとするアレルギー性の病気が発症しやすい季節なんですよ。

発症者が多いのに、知名度が低いのは何故?

秋は季節の変わり目です。夏にたまった疲れが抜けず、また気温の上下が激しいことから、体調を崩しやすい季節です。

朝晩の温度差も激しくて「朝暑いから薄着で来たら帰りは寒かった」とか、「布団に入るときは暑かったんだけど夜中は寒い」といった悩みが続きます。

こうした時期には風邪をひく人が多いのも、確かです。

このため私たちは、くしゃみや鼻水といった症状が秋に出ると、自動的に「風邪かな」と思い込んでしまいます。だから秋の花粉症は、風邪と間違われやすいんです。

風邪か?花粉か?きちんと見極めることが大切

見極め方のコツは後ほど詳しく説明しますが、やはり症状を抑えるためには「自分はどちらにかかっているのか」を見極めることが大切です。

風邪と花粉症は症状こそよく似ていますが、原因は全く別もの。ということは、対処の仕方も当然違ってくるからです。

秋の花粉症は、春より危険な面がある

また、秋の花粉症では春よりも気をつけなくてはならない一面があります。それは、気管支喘息など気管支系の病気を併発しやすいこと。

これはどうしてかというと、春に飛ぶスギなどの花粉よりも、秋に飛ぶブタクサなどの花粉の方がずっと小さい粒子だからです。

粒が小さいためマスクや鼻腔などのフィルターを通り抜けやすく、気管支に届いて喘息を引き起こすリスクが比較的高いと言えます。

秋の花粉症、注意ポイントはこの3つ

このように、秋の花粉症でとくに注意すべきポイント(特徴)は、以下の3つです。

  • 風邪と間違われやすい
  • 風邪なのか花粉症なのかの見極めが重要
  • 気管支喘息などを併発しやすい

次に、秋の花粉症・アレルギー症状の原因を見ていきましょう。

花粉だけじゃなく、ハウスダストやカビも!秋に増えるアレルゲン

四季の移ろいの大きい日本。その中でも、秋はとくにアレルギー性疾患に注意すべき季節です。

秋に花粉を飛ばすのは、ごく身近な草花たち

秋に花粉を飛散させるのは、樹木ではなく草花が圧倒的に多いです。次の表を見てみましょう。

種類 花粉を飛ばす時期
イネ 7月〜9月
ブタクサ 8月〜10月
ヨモギ 8月〜10月
カナムグラ 8月〜10月
セイタカアワダチソウ 9月〜11月

これらは、秋の花粉症の代表的な原因植物たちです。頭上高くにそびえるような樹ではなく、その辺の道ばたや公園などで見かける草花ばかりではありませんか?

秋の花粉症の原因は、私たちのごく身近な草花なのです。

また、春の花粉の代表と言えるスギ花粉。これも、春よりは少ない量ですが、秋にも飛散しています。

秋だから……と油断できないことが、だんだん実感できてきました。

花粉だけじゃない!お部屋の中に潜むアレルゲン

秋というのは花粉以外にも様々なアレルギー性疾患を引き起こしやすい時期です。

くしゃみや鼻水などのつらい症状を引き起こす、アレルギー物質を「アレルゲン」と呼びますが、秋に増えるアレルゲンは、なんと花粉だけではありません。

アレルゲン【1】ハウスダスト

喘息やアトピー性鼻炎などを引き起こすハウスダスト。このハウスダストは、じつは秋が一番増えるのです。

ハウスダストの原因となるのは、

  • ダニ
  • 害虫
  • ペットの毛
  • 食べかす

など。

中でもアレルギーを引き起こす原因の9割を占めるのが、「チリダニ」という体長0.2〜0.4ミリほどの小さなダニの死骸です。

チリダニは温かくて湿った環境が大好き。なので、室温と湿度が上がる初夏〜夏にかけて繁殖し、涼しくなってくる9月頃から死骸が増え始めるのです。

このため、秋はハウスダストでアレルギーを引き起こす患者数も増えます。

アレルゲン【2】カビ

花粉・ハウスダストに続き、カビによるアレルギー性疾患も秋に増えます。

華美に気をつけるのは梅雨の時期というイメージがありますが、じつはその時期は空気が湿っているため、飛散具合はそうひどくありません。

カビが胞子を飛散させるのは、空気が乾燥してきた秋〜冬にかけてです。

つまり秋というのは、

  1. 花粉
  2. ハウスダスト
  3. カビ

といういくつもの原因が重なる、アレルギー要注意シーズンと言えます。

秋の花粉症、風邪と見分けるにはどこを見る?

すでにお話したとおり、花粉症(をはじめとするアレルギー症状)は、引き起こされる原因と対策が風邪とは全く違います。

なので、今悩まされている症状がどちらによるものなのか……風邪なのか、花粉症なのか、見極めなくてはいけません。

チェックリスト!あなたの症状は“どっち”?

以下の表を見ながら、自分の症状をチェックしてみましょう。

ポイント 花粉症(アレルギー症状) 風邪
鼻水 粘り気がある、黄色っぽい サラサラしている、透明
かゆい、充血する、涙が出る そういったことはない
鼻づまり ひどくて、長引く そう長引かない
くしゃみ 連続して出る、期間中ずっと続く 長くても数日で落ち着く
喉の痛み ない ある
発熱 微熱が続く 比較的高熱になる、長く続かない
食欲 ある ない
天気の影響 晴れた日に症状が悪化する 変わらない
期間 数週間〜数ヶ月 数日〜一週間ほど

上の表でチェックしていくと、自分が花粉症なのか風邪なのか分かってくるのではないでしょうか。

花粉か、ハウスダストか、カビか……迷ったら?

チェックした結果「どうやら私はアレルギーのようだけど、これは花粉なの? それともハウスダスト?」と、迷ってしまった方。

花粉症もアレルギー性反応の一つです。なので、自分の身体が何に反応してアレルギーを引き起こしているのか、その源(アレルゲン)を判別するのは素人にはできません。

なんとなく「これが原因かな?」というものがあったら、まずはそれを避けるよう努力しましょう。

そして、できるだけ速めに医療機関でテストを受けることをオススメします

秋の花粉症は、食物アレルギーを招きやすい

医療機関をオススメするのは、症状がつらいから、というだけではありません。

秋の花粉症は、それをきっかけに食物アレルギーを引き起こすリスクが高いのです。というのも、アレルギーの素となる物質(タンパク質)の形状が、秋花粉と特定の食べ物で似ていることが多いから。

たとえば、ブタクサやヨモギの花粉は、ウリ科の食べ物ととてもよく似ています。つまりブタクサやヨモギの花粉症の人は、

  • きゅうり
  • セロリ
  • メロン

などでもアレルギーを引き起こすことが考えられるのです。

ちなみにアレルギーのテストは「何科にかかればいいのか?」というと、

  • 耳鼻咽喉科
  • 眼科
  • 内科

など。

もし風邪ではなくアレルギーの疑いが強いなら、耳鼻咽喉科がよいでしょう。

アレルギーテストは内容や各医療機関にもよりますが、一般的には3,000〜6,000円(+初診料)で受けられる模様です。

秋の花粉症にならないための予防策

花粉症にならないための予防策は、春も秋もそんなに変わりません!

  1. 原因となる植物に近づかない
  2. 家の中に花粉を入れない
  3. 生活習慣を見直し、免疫力をアップする

この3つがポイントです。

予防1:原因となる植物に近づかない

花粉症は身体の中に「花粉に対抗する物質」が増えすぎることが原因で起こります。そのため、何よりも大事なのが「とにかくアレルゲンに触れない」こと。

スギに代表される春の花粉と違い、秋の花粉症は背の低い草花が原因であることが多いです。そのため、花粉もそう遠くまでは飛びません。

イネやブタクサなどの花粉の飛散距離は、せいぜい数十〜数百メートルほど。スギの花粉が300キロメートルも遠くの山から飛んでくることを考えると、防衛しやすいとも言えます。

アレルゲンになりそうな植物のある場所、たとえば

  • 通勤途中の道ばた
  • 子供を連れていく公園
  • マンションのエントランス

などをよく観察して、危険を感じたら極力避けるルートをとると良いでしょう。

もちろん、外出時に

  • マスクをする
  • 眼鏡をする
  • 帽子をかぶる

などの工夫は、春と同じように効果があります。

予防2:家の中に花粉を入れない

気持ちのよい秋の風。部屋の中にも取り入れたい……と窓を開けるのは自然な行動です。

でも風の強い日などは花粉を部屋の中へ招き入れてしまう可能性があります。また、窓のすぐそばにアレルゲンとなる植物が生えている場合も、窓を開けるのは控えた方が無難です。

気になる場合は窓を閉め、換気は空気清浄機に任せましょう。

予防3:生活習慣を見直し、免疫力をアップする

免疫力が落ちている人ほど、アレルギー性疾患にかかりやすくなります。

免疫力は、食事や睡眠といった生活習慣、またストレスを溜めることなどでグンと落ちてしまいます。

心当たりのある方は、

  • 規則正しい食事をする
  • 睡眠を充分にとる
  • 暴飲暴食は避ける
  • ストレスは溜め込まず発散する

というようなことを心がけ、免疫力をアップしていきましょう。

また、お酒や煙草もアレルギー対策の天敵です。一切断つ、というのは人によっては難しいかもしれませんが、せめて吸い過ぎ・飲み過ぎは控えましょう。

ある日突然発症することも…秋の花粉症、対策法

アレルギー性疾患は、ある日突然発症します。身体に溜まった「抗体物質」が限界点を超えたときです。それは、誰にでも起こりうること。

もし「秋の花粉症になってしまった……」というときは、せめて症状を少しでも軽くする手段をとりましょう! 具体的には、

  1. 外出時に花粉に近づかない
  2. 家の中に花粉を持ち込まない
  3. 食生活に工夫する
  4. 医療機関や薬をきちんと利用する

などの行動で、つらい症状を緩和することができます。予防法とよく似ていますが、ここでもカンタンに説明していきます。

対策1:外出時に花粉に近づかない

アレルギー反応は、アレルゲンに触れることで引き起こされるのですから、発症してからも「とにかく近づかない」のが大切なのは変わりません。

通勤ルートにアレルゲンがあるなら回り道したり、専用のマスク・眼鏡を着用するなど、花粉対策をよりしっかり行っていきましょう。

衣服の素材に気をつかうのも効果的です。綿や毛などの自然素材は花粉が付着しやすく、逆にナイロンなどの合成素材は付着しづらいと言われます。

秋の花粉は春花粉より粒子が細かく、マスクを通り抜けやすいため、お出かけ装備は念入りに。マスクの中に濡らしたコットンなどを仕込むのも効果的です。

対策2:家の中に花粉を持ち込まない

外で花粉を避けている分、家ではリラックスしたいもの。そのためにも、

  • 玄関の外で上着を叩く(花粉を払う)
  • 外出時は帽子を着用する
  • 脱いだ衣類は花粉をまき散らさないよう、そっと洗濯機に入れる

など、できるだけ工夫をしましょう。また、

  • 窓はなるべく開けない
  • エアコンのフィルターをこまめに掃除する
  • 部屋の掃除をする
  • 花粉対応の空気清浄機を使う

なども効果的です。

対策3:食生活に工夫する

食事は、免疫力を上げるためにも「3食きちんとバランスよく」が理想です。

さらに、食材の中には花粉症と相性がよいもの・悪いものがあります。食べるものを工夫するのもよいでしょう。

【症状を緩和するとされる食べ物】は、

  • タマネギ
  • にんにく
  • ブロッコリー
  • 青魚
  • ヨーグルト
  • にがり

など。

逆に【症状を悪化させる可能性のある食べ物】は、

  • にんじん
  • じゃがいも
  • セロリ
  • きゅうり
  • トマト
  • メロン
  • りんご
  • 柑橘類
  • インスタント食品
  • コーヒー
  • お酒

などです。こちらは、何科の植物のアレルギーなのかによってもだいぶ変わってきますので、お医者様に相談してみてくださいね。

対策4:医療機関や薬をきちんと利用する

上で「お医者様に相談」と書きましたが、花粉症の症状はただちに命に関わると思えないためか、市販薬のみに頼る方もおおいようです。

でもアレルギー症状というのは、いつどのように激変するか予測しづらいものです。

秋の花粉は食物アレルギーも併発しやすいですし、

  • 喉の粘膜が腫れて呼吸困難に
  • アナフィラキシーショック症状で重体に

という可能性だって少なくありません。

「自分が何を避ければいいのか」、これは素人には判別しづらく、「これかな?」と特定したつもりでも、あくまで自己判断に過ぎません。間違っているかもしれません。

花粉症も他の病気と同じで、早めの発見が大事です。

遅くなればなるほど完治しづらくなると言いますから、「花粉症かな」と感じたら、放置せずに早めに医療機関で診察を受けましょう。

アレルゲンの特徴を知ってしっかり対策!涼しくて過ごしやすい秋を楽しもう!

まとめると、以下の通りです。

  1. 秋は意外とアレルゲンが多い!
  2. 秋の花粉は粒が小さいのでリスクが高い!
  3. 風邪と見分けるには症状の違いがポイント!
  4. 生活習慣を見直し、予防と対策を!

涼しくて過ごしやすい秋。リラックスモードで夏の疲れを癒すためにも、先手先手を打っていきましょう!

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