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世界各地で、「月のうさぎ」は見えるのか? 海外お月見事情とは?

Date:2013.11.18

日本では、お月見と言えば・・・「餅をつくウサギ」ですよね。でも、世界各国では、色々と事情が違うようですよ。月には、さまざまな生き物が住んでいると思われているようです。

月の模様とか、影の見え方は、世界中て同じ筈なんですが、国や地域によってイメージするモノが違うようです。それぞれ素敵な物語もありそうですよ。

アジアではウサギらしい

月の凸凹が影になって、ウサギに見えるってのは「日本」「韓国」「中国」あたりのアジア地域の特徴のようです。

日本では「餅をつくウサギ」なんですが、他のアジア地域では「薬草を作っているウサギ」だったりするようです。連想するイメージの違いなんでしょうけれど、日本でも食べ物、しかも餅ってのが日本古来の食文化って気がしますね。

アジアで、薬草を作るというのも、器のようなモノに何か作業をしている形としては似てますけど、薬草・・・賢そうなウサギですね。

アジアは仏教の影響もあるのかな?

アジア地域で、月の模様をウサギと連想されているのは、仏典からの説話というか物語があるからかもしれないですね。

仏教説話『ジャータカ』では、自らの身体を供え物にしたウサギの自己犠牲の精神を称えるという悲しい物語がありますし、日本ではこの説話が今昔物語でアレンジされて、広く伝わっていますね。

星座などで、空に昇って星になったというのと似たようなパターンで、月にはウサギが住んでいる・・・と。

不老不死の物語

「薬草を作っているウサギ」ですが、月の白ウサギは、月に住む仙女のために不老不死の薬をついているというお話もあるようです。中国には、不老不死の薬を飲んだ女性が、夫を残して月に昇り天女となって、たった一人で寂しく地上を想っているとか。

不老不死の薬を飲んだ女性は、夫の薬を盗んで不老不死となり逃げた悪女で、ヒキガエルになったとか、月で寒く凍えているという説もあります。

古代中国からの天女になった女性や、仙女の話・・・竹取物語「かぐや姫」にも通じそうな気がしますね。何故か、女性だというのも不思議です。

ベトナムのお話

ベトナムは「木の下で休む男の人」と言われているそうです。昔々、森に暮らす男の人が、毎日仕事の後でゆっくりとくつろぐ一本の木がありました。その木は薬草の木でもあり、その木の下で休むと本当に一日の疲れがとれたそうです。

男は、葉を薬にするために、とてもその木を大切にしていて、毎日キレイな水を与え、妻にも細かく色々と注意をしていました。ある時、妻が間違えてゴミをその木にやってしまったところ、その木はグングン大きく大きく伸びていきました。

仕事を終えた男が戻って来て驚き、その木に飛びついたところ、男をしがみつかせたままで、木は月まで伸びて、飛んでしまった。

「そんなこと、あるはずないって?」あの月を見てご覧なさい。ほら、あそこに・・・大きな木とその下で休む男の人の姿が見えるでしょう?本当に気持ちよさそうにしているのが、見えるでしょう?

ジャックと豆の木のように、大きく育つ木ですが、雲の上、天上では無くて、月までってのがスケールが大きい!!

ローマ神話にも

ヨーロッパでは色々な説がありますが、ローマ神話をもとにした「カボチャを食べる男」という物語もあります。

月はカボチャで出来ていて、神の怒りに触れて月へ追放された男が住んでいる。その男はカボチャを食べなくてはならないという罰を科せられていて、一生懸命に食べているので月が欠けていく。

食べ終わると、神様が月を大きく戻してしてしまい、また食べ続けなければならないという繰り返し・・・空しい・・・。ヨーロッパの神話系には、こういう繰り返しで永遠に続く罰みたいなのが多いですね。

満月の模様や影では無くて、月の満ち欠けに着目した物語も面白いですね。

世界各地には、きっと様々な物語が・・・

北ヨーロッパでは「本を読むおばあさん」、南ヨーロッパでは「大きなはさみのカニ」、東ヨーロッパでは「女性の横顔」、ドイツでは「薪をかついだ男」、オーストリアでは「灯りを点けたり消したりしている男」、カナダインディアンは「バケツを運ぶ少女」と言われています。

インドネシアでは「編物をしている女の人」ですし、アラビア地域では「吠えているライオン」だとか。きっと、それぞれの地域で、さまざまな物語が語り継がれているのでしょうね。

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