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こんなに違うの?! 海外と日本との出産事情!

Date:2013.12.09

イギリスのキャサリン王妃が無事の出産をしたことは、まだ、私たちの記憶にも新しいですね。

王室の出産に際し何よりも驚いてしまったのは「出産の翌日には、赤ちゃんを抱いた元気な姿でメディアの前にあらわれ、退院していったキャサリン王妃の姿」だったのではないでしょうか?

「出産の翌日に退院するなんてスゴい! けど、可哀想。身体のことが心配!」といった声があったり、逆に「産後、一週間近くも入院し、床上げまでに数週間もあるなんて日本の妊婦は甘えている」といった声があがるなど、たくさんの意見が見られることになりましたね。

けれどいずれの声の場合にしても、日本と海外とでは「出産事情」が大きく異なるため、海外の産婦さんとと日本の産婦さんとを、単純に比較することはできないのです。そこで今回は、海外と日本の出産事情の違いについて、ご紹介してみたいと思います。

入院期間の長さが違う!

日本と海外とでは、産後の入院期間に大きな差があります。日本の場合ですと産後5日〜1週間(帝王切開での出産の場合は7日〜10日)程度という期間が一般的なようです。

一方海外の場合ですと「最大で5日」という国が多いようですね。アメリカ等では、産後は1日しか入院しないのが当たり前、という状況のようです。

海外ではめずらしい、日本の「里帰り」「床上げ」文化

日本には「里帰り」「床上げ」という文化もあります。出産に際しての身体へのダメージは非常に大きく、産後、もしくは退院後すぐに、お母さん1人で赤ちゃんのお世話をし、お父さんの面倒を見ることはとても困難です。

そのため日本の女性は多くの場合、実家に一時的に「里帰り」し、基本的に布団をしきっぱなしにして身体を安め、自分の身の回りの世話や赤ちゃんの世話を家族に手伝ってもらう、という文化があるのです。

この「布団しきっぱなし」状態を解消することを「床上げ」と呼んでいます。

昔は「産後の肥立ちが悪い」と、長らく起き上がれなくなってしまったり、そのまま亡くなってしまうお母さんたちも多くいらっしゃいました。そうした事態が起こらないように、という知恵が言葉・習慣となったものが、この「床上げ」なのですね。

どうして海外には「里帰り」「床上げ」文化がなくても大丈夫なの?

「里帰り」「床上げ」の文化は、海外ではとても珍しいものですが、海外の産婦さんは、一体どのようにして産後を過ごしているのでしょう。実は日本と海外の場合とではまず、そもそも「出産方法の基本が違っている」という点が挙げられます。

日本の場合、出産方法と言えば自然分娩が主で「痛みを味わっての出産をしてこそ」という分娩がよいとされがちです。

けれど海外、特に欧米では、無痛分娩が主流です。無痛にすることで、不要ないきみ・痛み・母子への負担を減らしますので、産後の母子の回復が自然分娩よりも早いのです。

また、産後に関しても日本と海外とでは事情が違います。日本では「家事・育児は女性の仕事」とされ、男性にそれらを行わせる・手伝わせる妻は愚妻・悪妻であると言われてきました。

しかし産後の身体でそれら全て行うのはとても危険なことですので、「里帰り」をし「床上げ」までは妻の実家が赤ちゃんの世話を行う、という文化ができたのです。

けれど海外では、例えばアメリカでは産後の2週間、ヨーロッパ等の他国では3ヶ月程度、お父さんが産休を取得し、産後のお母さんを支えながら育児を行うのが一般的です。

また、産後10日間もの間、毎日、かかりつけの助産師さんの訪問を受け、授乳や沐浴の他、お母さんの心身のケアをしたり、それらのアドバイスをしてくれたりといったサービスの受けられる国もあります。

日本の場合ですと、授乳や沐浴の手法については入院の5日間のうちにお母さんに向けて行われるという場合も多く、産後の入院には、これらのスキルをお母さんに身につけされるためにあるのだ、という声もあるようです。

国によってだけではなく、家庭によっても事情や考え方・価値観は様々ですので、どちらがよい・悪いといったことはありません。

しかし日本の場合ですと、お母さんだけに育児の負担が行ってしまったり、里帰りの間にお母さんだけが育児のスキルを上げてしまうため、お父さんがその後の育児にお母さんほど主体的に関わりづらくなってしまうなど、もったいない事態も多く起きそうな気がしてしまいますね。

以上、いかがでしたでしょうか。様々な事情はあれど、出産・育児のカタチは様々です。周囲の声に惑わされるばかりではなくみなさんが、みなさんの望む通りの出産・育児を行えるのが一番ですね!

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