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女の居場所は自分でつくる!海外で会社経営「私にしかできないこと」教えます

Date:2012.05.14

元気な女性から元気をもらう。元気な生き方を知って元気な生き方を学ぶ。その見本となる女性は世界中で活躍しています。今回はドイツ、ミュンヘンで活躍する会社経営者の神谷千代さんにお話しをうかがいました。

世界を見たい

おだやかな笑顔、的確な言葉でゆっくりと話すその女性(千代さん)は、現在ドイツ、ミュンヘンで海外と日本をつなぐ会社Japan Conceptの代表取締役だ。

彼女の生き方は、女性から見てカッコいい。なぜなら媚びない生き方、自分に素直な生き方を選んでいるからだろう。

実家は 愛知県。英語とのかかわりは、高校時代に家族で英語を習ったのがきっかけだ。日系アメリカ人の英語講師のもと週に1度30分のレッスン。決して多い時間ではないが、実用会話が中心のレッスンでは「外国人に話す度胸」を身につけた。

大学卒業後は広告会社へ就職。その後映画のプロモーション業界へ転職、と鮮やかにマスコミの階段を登った。その間は、やりたいことができるという充実感にあふれていた。

しかし、転機が訪れる。高校時代に修得した英語を活かし「世界を見たい」と思い立った。

会社内でとっていた英字新聞の求人欄に「クィーンエリザベスクルースタッフ募集」の文字をみつけ、応募、採用。6か月間、スタッフとして船上で働いた。通訳として、ゲストの世話係として、細やかな作業に尽くした。以後、その経験をもとに渡独した。

ドイツでは日系企業で

渡独先はミュンヘン。今でこそ日系企業が立ち並ぶ街、日本人人口5000人とも言われるが、当時はまだまだ日本人は珍しい。千代さんが就職した会社も上司と彼女のみが日本人だった。そこでは、ドイツでのビジネスマナーを叩き込まれた。

以前はマスコミ業界で第一線の活躍をしてきた彼女が 、ファックスも浸透していないようなヨーロッパ社会に急に組み込まれていくことに違和感も覚えた。

そこで、彼女の支えになったのは「日本人ガイド養成講座」だった。「

あんまりさみしかったので、日系の銀行を見つけて、そこに飛び込んでなんでもいいから、日本の情報をくださいとお願いしたんです。そこでこのガイドの養成講座を知って」と話す彼女には屈託がない。

しかし、この明るい笑顔も悩みながら挑戦しながら得てきたものだ。このガイド養成講座では、ガイドのノウハウを習った。それによってミュンヘンの歴史や美しさを見直し、また日本人の友人もできた。

その後ドイツ企業に転職。10年にわたりパテント部に勤務する。そこではイタリア人女性を上司に持った。このイタリア人女性が非常に優秀なビジネスウーマンの見本となった。「誰がいつ見てもわかるように仕事を整えておく女性」と千代さんは評する。

横との連携をしっかりとり、誰が休んでも仕事が流れるようにきっちりと配慮できる、いわゆるビジネスの「ほうれんそう(報告、連絡、相談)」を徹底した女性上司だったのだ。日本では当然のこの習慣もヨーロッパでは全く通用しない。

一般的に、社内も個人主義で担当者がいなければ、業務は流れないというのがドイツのやり方だったのだ。なので、この女性上司の下で学んだことは大きく、現在の千代さんのやり方にも少なからず影響を与えている。

起業へ

千代さんはやがて「海外にいる日本人として、私にしかできないことを仕事にしたい」と思うようになる。自分は、ドイツ人にはならない、どこにいても自分のアイデンティティは日本だと実感する。

それに応じて、日本をもっと知ってほしいという思いが募った。マンガ・J-POP だけでない日本を伝えたいという使命感のもとに2010年にJapan Concept を起業した。

ここでは異文化トレーニングとして企業でドイツ、日本の語学や生活習慣などをトレーニングし、円滑なビジネスが運ぶようにコミュニケーションコンサルタントをしている。場合によっては通訳、翻訳等も引き受ける。

「私は誰が見ても日本人ですから、日本人として役立てることをするまでです」と控えめに話す千代さんは自信にあふれている。

目標は

現在は、ミュンヘン市の主催するビジネスプランコンテストに応募している。このコンテストに勝ち抜くと、ミュンヘン市から初期投資資金の援助が得られるコンテストだ。

千代さんは、ここでも「日本の娯楽文化をドイツに広めたいんです。どんな娯楽?それはコンテストに勝ち抜いたらお知らせします 」と含み笑いをする。「プライベートの目標は?」との問いには、「70歳までに1億円貯めます」とほがらかに笑った。

4人のお子様がいるキレイママ

経営者としての顔のほかに、千代さんには21歳から5歳までの4人の子のママという顔がある。また最近は趣味のジャズボーカルのレッスンを再開した。多忙な社長業務の傍ら、時間をみつけてバレエ教室へも通う。

そのパワーは未来を見据えたパワーだ。「子どもの手が離れたら、フランス留学したいです。午前はフランス語を習って午後からはフリーに街を歩きたい」と夢を語る。千代さんが語ると夢がとたんに現実味を帯びるから不思議だ。

媚びない生き方、自分のいる場所を他人に頼らず自分でつくる生き方は働く女性に限らず皆の見本になる。媚びないのにチャーミングな千代さんに、乾杯!

取材協力
神谷千代・・・Japan Concept代表取締役日独をつなぐあらゆる文化事業を手掛ける。
HP: http://www.japanconcept.de/home

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