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出雲大社の縁結び効果。恋愛だけじゃなく仕事や友人の縁も結ぶご利益

Date:2017.02.28

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出雲大社の縁結び効果。恋愛だけじゃなく仕事や友人の縁も結ぶご利益|女性の美学
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あまりに出会いに恵まれない日々が続くと、「もうこうなったら神頼み!」とスピリチュアルなパワーに頼りたくなってしまいますよね。

出雲大社は、日本に数ある神社の中でも特に縁結びにご利益があることで有名な神社です。

出雲大社の縁結び効果は恋愛成就だけではなくて、お仕事の縁や友人、家族の縁といった様々な縁を取り持ってくれることで有名です。

年間に約200万人もの参拝者が訪れるという出雲大社には、どうして縁結びのご利益があるのでしょうか?

この記事では、出雲大社が縁結びにご利益があるとされている理由や、より縁結びのご利益にあずかるための参拝方法などについてご紹介します。


出雲大社は古事記にも記載されているほど歴史深い神社

出雲大社は、島根県出雲市にある大きな神社です。

御祭神は「大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)」と呼ばれる神様で、「だいこくさま」という名前で親しまれています。

大国主大神は国づくりの神として知られていて、国土を開拓して国をつくり、人々の生活の基礎を築き上げられた神様です。

  • 農業
  • 商業
  • 医療
  • 殖産

といった国を形作るのに必要な幅広い分野でも崇められています。

なんと出雲大社の存在は日本で最も古い歴史書である「古事記」にも記載されています。古事記が元明天皇に献上されたのは712年ですから、それだけ昔から存在しているということ…とっても歴史深い神社ですね!

縁結びに効果があるのは何故?出雲大社のご利益の由来

出雲大社が縁結びにご利益があるとされている理由は知っていますか?ただ漠然と「縁結びで有名な神社だから」といって参拝しても、あまりありがたみも感じられませんしご利益だって薄まりそうですよね。

そこで、まずは出雲大社がどうして縁結びにご利益があるとして有名になったのかを知っておきましょう。

大国主大神は縁結びの神様として有名

出雲大社が縁結びで有名になったのは、御祭神である大国主大神が由来しています。大国主大神は「縁結びの神様」としても知られているのにはこんな理由があります。

国づくりにはたくさんの縁が必要だった
大国主大神には、「国譲り」と呼ばれる壮大な物語があります。国譲りの中で国を譲る代わりに神殿(出雲大社)を建てるように交渉したりと、取引や駆け引きのストーリーがいくつもあります。

その中で大国主大神が関わった縁は決して恋愛だけにはとどまっておらず、家族や友人、敵と仲間など…様々な縁があります。このことから、たくさんの方面で縁を結んでくれる大国主大神が縁結びの神様と呼ばれているのです。

多くの女神と結ばれている
大国主大神は様々な縁を結んできましたが、中でも恋愛の縁結びのご利益は有名ですよね。その理由は、大国主大神が様々な女神様と結ばれてその間に子どもをもうけていたからです。

結ばれた女神様の数は6柱、その間にもうけた子どもの数は180柱とされています。多妻で子だくさんな大国主大神だからこそ、良縁成就や安産・子授けなどにご利益があるというお話が広まりました。

因幡の白兎による縁結びのご利益

大国主大神と言えば、「因幡の白兎」というお話に登場することでも知られていますよね。

因幡の白兎は、大国主大神と八上姫(やかみひめ)の縁結びに深い関わりのあるお話です。

「因幡の白兎」のあらすじ

大国主大神にはたくさんの兄弟神様がいました。ある日、大変美しいお姫様である八上姫の噂を聞きつけた兄弟たちは、大国主大神に荷物持ちをさせてお姫様に会いに向かいます。

兄神様達よりも遅れて歩いていた大国主大神は、道中で皮を剥がれて痛がっている白兎を見つけます。白兎を哀れに思った大国主大神は白兎に怪我を治す方法を教え、その通りに従った白兎はすっかり怪我が治りました。

白兎はその恩返しに八上姫と大国主大神との縁を取り持ち、八上姫が大勢訪れた兄神様達よりも大国主大神を選んだことで二人は無事に結ばれました。

他の神様達よりも優しい心を持っていた大国主大神が美しいお姫様との恋を成就させたことと、後に「縁結びの神様」として崇められる大国主大神の縁を結んだ白兎の存在は縁結びのお願いをする上で欠かせない要素です。

出雲大社は大国主大神をお祀りしているだけではなくて、この因幡の白兎を模した像もあります。

このことから出雲大社は縁結びのご利益のある神社として有名になったのです。

各スポットで縁結び効果を高めよう!出雲大社の参拝方法

出雲大社は全体的に規模の大きな神社です。境内も広く、たくさんの見どころがあるのでなかなかすべてを万遍なく周ることは難しいでしょう。

そこで、ここでは縁結びにご利益のある参拝方法についてご紹介します。縁結びにご利益のある場所やお参りをする順番などを知っておけば、現地を訪れても迷うことなく良縁祈願にのみ集中することができますよ!

まずは参道で心身を清める

神社でお願い事をする…というと、多くの人が拝殿にお賽銭を投げ入れて手を合わせる光景を想像します。しかし、拝殿は参拝の中でもとっておきのメインです。

拝殿に行くよりも前に、まずは参道で心身を清めてからお願い事をする準備をしておきましょう。

出雲大社は木製の大きな鳥居を抜けると、

  • 祓社(はらいのやしろ)
  • 祓橋(はらいのはし)

という2つのポイントがあります。どちらも「祓い(はらい)」という字が名前に使われていることから、心身を清めるパワーを持っています。

また、祓橋を通って松の参道を抜けると手水舎があります。参道でしっかりお浄めのパワーを貰ったら、ここで実際にお水で手や口を清めて仕上げをしましょう。

はやく拝殿まで行きたくて参道をススーッと素通りしてしまう人もいますが、参道でしっかり心身を清めることで内側に溜まった悩みや過去のトラウマなどを清算し、スッキリとした状態でお願い事をしに行くことができます。

特に恋愛成就をお願いしに行く人なら、失恋の傷を癒したり、まだ忘れられない恋にけじめをつけるきっかけにもなります。

お願い事をするということは、神様からご利益をあずかるということです。せっかくあずかったご利益も心身に何かが溜まった状態だと満足な効果を得られません。

一歩一歩を踏みしめてゆっくりと参道を歩きながら、心身を清めてお願い事をする準備を万全に整えておきましょう。

恋愛運アップ:縁むすびの碑(いしぶみ)

本殿に向かう前に訪れておきたい場所の1つが、この「縁むすびの碑」です。縁むすびの碑は松の参道から本殿側に向かって左側、手水舎の手前に位置しています。

縁むすびの碑には、大国主大神と須勢理毘売(スセリ姫)が仲睦まじく結ばれている日本画をモチーフにした陶板が嵌め込まれています。

陶板の前にいる愛らしい2羽の兎もこの夫婦神様を現したもので、兎の姿はこの2柱の神様が杯を交わして誓約をする盃結(うきゆい)をするものになっています。

仲睦まじい2柱の神様がお鎮まりになられたことを示しているこの縁むすびの碑にもお参りをしておくことで、参拝者も結婚運や恋愛運といったご利益をあずかれることでしょう

お参りをするなら手水舎でお浄めをした後が理想ですが、縁むすびの碑は手水舎よりも入口側に位置するため意外とスルーしてしまいがちです。忘れずにしっかり訪れておきましょう。

幅広い幸運を得る:御慈愛の御神像

御慈愛の御神像は手水舎と縁むすびの碑のすぐ近くにあるので、この2つを訪れた人なら必ず見つけることができます。

「因幡の白兎」をモチーフにした御慈愛の御神像は、袋を背負った大国主大神が白兎に手を差し伸べている姿をしています。

大国主大神が背負っている袋の中にはたくさんの福が詰まっているとされています。福の内容は白兎に向けた優しさや八上姫への愛情など、参拝者の心や想像力に委ねられています。

また、袋の中には福ではなくて参拝に訪れる人の悩みや苦しみなどが入っていて、大国主大神自身が参拝者の身代わりとなってくださっている…といった見解もあります。

御慈愛の御神像の解釈は実際にその場所を訪れた人の気持ち次第ですが、何にしても大国主大神が人に幸福を与えてくださる偉大な場所であることには変わりません。

  • 恋愛運
  • 仕事運
  • 金運
  • けじめをつける
  • 傷心を癒す

など、人の幸福にかかわる幅広いご利益をあずかることができます。出雲大社に来たなら必ず訪れておきたいですね。

たくさんの縁を結ぶ:ムスビの御神像

ムスビの御神像は参道を過ぎた後、拝殿に向かって右側にあります。

ムスビの御神像となっている大国主大神の姿は、実はまだ神様ではなくて修行中の頃を現したものです。

大国主大神が「縁結びの神様」とされるきっかけは、幸魂(さきみたま)と希魂(くしみたま)といった魂の存在です。ムスビの御神像は、大国主大神がこの2つの魂を頂いて神様になろうとしている場面を模っています。

大国主大神が結んでくれる縁は男女の縁だけに限りません。

  • 恋愛の縁
  • 仕事の縁
  • 健康の縁
  • 家族の縁
  • 友人の縁

…といったように、様々なものと縁を結んでくれるご利益があります。縁が結ばれることで人生は思わぬ方向に転がることもありますし、自分ではどうにもならない現状を打破することだってできます。

「別に恋愛には興味ない」という人も、他の縁を結ぶご利益がありますから訪れておいて損のない場所ですよ!

拝殿で具体的なお願い事をする

参道を通り抜けて奥へ進むと、「銅鳥居」と呼ばれる鳥居があります。この鳥居を抜けるとようやく拝殿!直接神様に向かって具体的なお願い事をできる場所です。

出雲大社では、他の神社での参拝マナーである「二礼二拍手一礼」は通用しないので注意しましょう。

出雲大社での参拝方法は次の通りです。

  1. 二拝(2回おじぎをする)
  2. 四拍手(4回拍手をする)
  3. 一拝(1回おじぎをする)

また、「拝殿にある注連縄にお賽銭を投げて刺さるとご利益がある」という噂がありますが、これはNG行為です!神様がお鎮まりになっている神聖な場所にお賽銭を投げるという行為は失礼にあたりますから、絶対にやめましょう。

拝殿でお願い事をしてお賽銭を納めたら、後ろに回って「八足門(やつあしもん)」を訪ねましょう。そこからは本殿をお参りできますから、本殿に向かって参拝をします。

出雲大社での参拝はここまでで一区切りとなります。

隠れポイント:素鵞社(そがのやしろ)

実は出雲大社には、御本殿の裏側に位置する「素鵞社」という隠れたパワースポットがあります。

背後に荘厳な八雲山を従えて存在している素鵞社の御祭神は、なんと大国主大神の父神様である「素戔嗚尊(すさのおのみこと)」です。

かつてヤマタノオロチを退治したことで有名な素戔嗚尊をお祀りしてあるこの素鵞社はとても強いパワースポットとしても知られています。出雲大社の中であずかったご利益を更に高めるためにも訪れてみてはいかがでしょうか?

素鵞社には、出雲大社の西にある稲佐の浜から拾ってきた砂を素鵞社の床縁下に置き、床縁下に元からある御砂を持ち帰ることで神様からのご加護があるという言い伝えがあります。

何か大切な場面の前などには、神様からのご加護をいただいて万全の状態を整えておきたいですね。

おまもりでご利益を肌身離さず持ち歩こう

出雲大社を訪れる女性の誰もが気になっているのがお守りの存在ですよね。実際「出雲大社で購入したお守りを持ち歩いていたら彼氏ができたor結婚できた」という話も少なくはありません。

ここでは、出雲大社でも特に有名なお守りについてご紹介します。

縁結守
出雲大社の縁結び効果を代表するお守りです。赤い布に「えんむすび」と刺繍されているお守りで、柄の色が違うものが3種類あります。
しあわせの鈴
鈴の音で幸運を呼び寄せるというお守りです。鈴の大きさは大きなものと小さなもので2種類あります。

幸運を呼び寄せることで、周囲を取り巻く様々な縁を結ぶ効果があります。

縁結びの糸
多くの女性から絶大な人気を誇るのが、この「縁結びの糸」です。紅白の絹糸が束ねられていますが、糸は1本1本ばらしてお裁縫やアクセサリー作りなどに使うことができます。

この糸を使って普段身に着けている鞄やポーチなどに刺繍をしても良いですし、ミサンガを作って身体に結びつけておくのも素敵です。持ち主のセンス次第で様々な活躍を見せてくれる自由度の高いお守りです。

縁が幸福を呼ぶ!出雲大社の縁結び効果で人生に福を呼び込もう

人の周囲にはたくさんの縁が取り巻いています。縁によって仕事が舞い込んだり友人・恋人ができたりと様々なライフイベントが訪れます。

恋愛に興味のない人でも、縁を結ぶことは誰にとっても良い影響を与えてくれること間違いなしです!

人生に福を呼び込むのなら、出雲大社を訪れてみてはいかがでしょうか?いろんな方面で縁を結ぶことで、たくさんの幸福を呼び込んじゃいましょう。

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ライター:箸屋

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コメント一覧

  • さくら

    出雲大社に先日まだ子供が出来ない息子夫婦が参拝して来たみたいです
    全ての良きことが雪崩のごとく起きますように祈ります

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コメント