親のために結婚するの?自分の結婚観を見失わないためのコツ

結婚の心構え 2023.02.24

独身女性であれば、周りから結婚について意見された経験は必ずあるでしょう。また、親からも結婚について意見されたり、無言の圧力を感じたこともあるのではないでしょうか。

親や周りの意見に耳を傾けると、親のために結婚することや、親に孫の顔を見せることを重要視するようになってしまう傾向にあります。

結婚観は、人それぞれ自分の中で持っているはずですが、結婚したことがない方は特に、結婚像がぼんやりしていて、内心揺れ動いている部分もありますよね。

今回は親のために結婚することについて、詳しく掘り下げて、自分自身の結婚観について考えてみましょう。いま将来の結婚について悩んでいる方は、ぜひ参考にしてくださいね。

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キャリアウーマンと共に、結婚願望のない女性が増えている

現代女性は、社会でも認められ、地位や実力を確立し、仕事に生きがいを見出している方も多くいらっしゃいます。

そのようなキャリアウーマンは、収入面での安定もあり、1人で生きていくことに不安が少なく、結婚願望が芽生えるタイミングが無いという一因があります。

また、年齢が上がるにつれて、結婚した周りの友人の様子を見て、必要以上に深く考えてしまい、良く言えば結婚に対して冷静に分析する傾向があります。

「旦那さんの愚痴をよく聞くので、結婚にマイナスなイメージがついてしまった」、「近い将来、結婚相手の両親を介護する可能性を受け入れられない」など、結婚に対してマイナスなイメージを持ってしまったという意見もあります。

最近は、男女とも晩婚化が進んでいることもあり、周りに同年代の独身も多いので、独身でも寂しくないという理由も大きいでしょう。

無意識のうちに、結婚は親のためという考えが染み付いている

子供の頃から、「〇〇ちゃんは、こんな人と結婚してね。」などと言われた経験がある方も少なくないかと思います。

アラサーに差し掛かった頃から、親に結婚について色々と踏み込んだ意見をされ始め、時にはうんざりするほど意見されたりします。

そのような経験から、「親が結婚することを願っている」ということを無意識にインプットしているのです

そして、年齢が上がるにつれて、親孝行したいという気持ちが高まり、「親に孫の顔を見せてあげたい」という発想に行き着くことも多いのです。

たとえ、親から「早く孫の顔見せなさい」などと言葉で言われたわけではなくても、「親に孫の顔を見せてあげたい」という気持ちが生まれることは、「親のために結婚しなくては!」という意味合いが強いですよね。

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「結婚することが幸せだ」と言われ続け、流れに任せてしまう

独身女性は親だけでなく、会社でも、友人からも、接点が少ない他人からも、結婚について意見されることが多くあります。

ただでさえ、結婚する時に「幸せになります」というフレーズが定番になっていたり、「結婚イコール幸せ」という内容は多く聞かされているでしょう。

また、年齢から考えて、今付き合ってる彼と結婚すべきだと言われることもあるでしょう。結婚するつもりがない男性と付き合い続けることに、反対をする意見もあります。

そのような意見を聞く度に、良いな~と思った男性は既婚男性が増えていっているように思えてきたりして、少し焦りを感じている場合もあるかもしれません。

また、お付き合いしている男性がいる場合、周りの発言に二人のペースを崩されて、ギクシャクしてしまうこともあります。

もちろん、結婚生活には幸せを見いだすべきですが、それらの周りの発言は、結婚を急ぐこととは関係ありません。

自分のためではなかったと気がついた時、離婚に踏み切ってしまう場合もある

あなたにとって結婚する決め手は何なのか?しっかり考える必要があります。自分の結婚観がぼんやりとしていて結婚してしまうと、後々うまくいかないことがあるのです。

表面上の魅力にばかり目を向けていないか

結婚は、結婚する二人の人生において最大の決断となるはずが、自分自身の本心が決め手となっていない場合があります。

「親に急かされたから」、「周りがみんな結婚したから」などと、周りの意見に流されて結婚するパターンです。

また、付き合っている相手や恋愛対象を、親や周りに認めてもらえる人の条件に絞って選んでしまっているパターンも多くみられます。

例えばこのような条件を重視して恋愛相手を選んでいませんか?

  • 学歴
  • 家柄
  • 財力

つまり、その男性の本質ではなく、表面から判断しやすい、良い男の条件をクリアしている人に限定しているということです。

親や友人に彼のことを話題にした際、このような良い条件が揃った男性であれば、かなりの確率で結婚することを進めてくるでしょう。

もちろん自分にとっても、将来有望な男性であれば、将来に明るいイメージを持ちやすく、結婚を決めるきっかけとなりやすいことは事実です。

本質を理解し、一緒に努力できる相手になるか

周りに認められる表面上の魅力で結婚を決めた場合、結婚生活を送る中で、それ以外の部分の不満や、お互いに合わない部分が出てきた時、歩み寄れない場合があります。

周りのペースに乗って、結婚まで進んでいってしまった場合は特に、結婚の決め手が「自分の気持ちと関係なかった」と気付かされることもあるでしょう。

また、結婚相手の条件にしか目を向けられていなかった場合は、本当に重要視すべき部分を妥協してしまっているかもしれません。

本質を理解し、お互い納得して結婚したのなら、夫婦間でトラブルが起こったとしても、同じ方向を向いて問題を解決できるでしょう。

しかし、お互いの理解を深めないまま、条件を重視した夫婦関係は、もろく、崩壊しやすいのです。

「条件が良くても相手は結婚には向いていなかった」「結婚の理由が自分のためではなかった」という思いが出てきてしまうと、離婚の引き金になることもありえます。

結婚を考えるきっかけとなり、気持ちが向いていくのならOK

親や周りの評価が高い男性は、結婚相手としてもちろん魅力的です。反対に内面が魅力的でも、親や周りの評価が低い男性を選んで、反対を押し切って結婚した場合も困難は待ち受けています。

つまり、親や周りの冷静で客観的な意見は貴重でもあります。そのような意見が、結婚を考えるきっかけとなることは悪くありません。

意見を聞いた上で、「結婚相手としてどうなのか?」ということを考える良いきっかけとなる場合もあります。

客観的な意見や評価にフォーカスして考えるのではなく、自分の気持ちや結婚観を改めて考えてみることが必要です。

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親の理想を聞き、ギャップを知ることで、自分の価値観を確立しよう

自分の気持ちを見つめ直すことも大切ですが、親の気持ちを気にしない訳にはいきません。結婚は二人の問題にとどまらず、双方の家族と良好な関係を築いていく必要がもちろんあります。

自分を取り巻く環境、つまり家族関係が良好であることは将来的にも望ましいでしょう。

そのためには、親の結婚観についてよく理解することは良いことです。また、親と自分の結婚観のギャップを確認することで、自分の価値観もはっきり見えてくるという利点もあります。

また、親に改めて結婚観を聞いてみると案外、具体的な条件は持っておらず、「あなたが幸せになってくれれば良い」という答えが返ってくるかもしれません。

親は、いくつになっても子供のためを思い、意見してくるものです。結婚観についても、あなた自身の結婚観をしっかり伝えれば、理解してくれることが多いはずです。

周りに何を言われようと、自分の結婚観を見失わないようにしよう

結婚について意見されることは多々あり、多様な意見を参考にすることは良いことですが、たくさんの意見の中に自分の本当の気持ちが紛れてしまうことが問題なのです。

親のために結婚するということを中心にして考えるのではなく、自分の人生、結婚について、よく見つめ直すことを忘れないようにしましょう。

自分にとって良い相手と、適切なタイミングで結婚することが、幸せで安定した結婚生活を送ることにつながるでしょう。

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