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孤独を感じる…就職できない…帰国子女・バイリンガルの意外な悩み

Date:2013.11.06

日本では義務教育の小学校から英語教育が始まるようになりましたが、それより早く幼児期から子供に英語教育を始めるという人も少なくありません。

そんな中、英語も日本語も堪能なバイリンガルや海外での生活経験がある帰国子女に憧れ、彼らがとても有利だと感じる人は多いと思います。

しかし、バイリンガル・帰国子女として育った人たちにとっては彼ら特有の悩みがあるのだとか。本当に彼らが有利な人生を歩んでいるのか、実際の例をご紹介しましょう。

バイリンガルとして育ったAさんの孤独

Aさんは日系アメリカ人の父親と日本人の母親の間に生まれました。産まれてからずっと日本で過ごしてインターナショナルスクールに通い、英語も日本語も堪能なバイリンガルの女性として成長しました。

彼女はアメリカの大学に入学と同時に渡米し、卒業後はそのままアメリカで就職しました。一見とても順調な彼女の人生ですが、彼女は「バイリンガルであるが故に、私の言葉は英語も日本語も不便なく使えるものの完璧ではない」と言います。

どちらかの言葉だけで育った場合と比べると、言葉の意味を掘り下げていく経験が足りないため、どちらかの言葉だけで自分の気持ちを完璧に伝えることが難しいと言うのです。

彼女にとって、自分の気持ちを100%伝えられるのはインターナショナルスクールで一緒に学んだバイリンガルの仲間だけ。

しかし、仲間たちはみんな世界中に旅立ってなかなか会う機会がなく、彼女はいつも自分の気持ちを伝えきれないもどかしさと孤独感を感じているのです。

2つの言葉を操れることでみんなに羨ましがられることはあっても、孤独感を理解してくれる人はとても少ないのだそう。憧れのバイリンガルのはずが…意外ですよね。

帰国子女のBさんを襲った予想外の就職難

Bさんは父親の仕事で子供の頃から海外生活でした。高校生の3年間のみ日本で過ごし、大学はまた海外へ。両親は日本人で家では日本語だったので、彼女は日本語も不自由なく使うことができます。

大学を卒業してからは日本で働きたいとずっと決めていて、日本の友人たちからは「海外での経験があるなんて絶対有利だし羨ましい!」と言われていたそうです。しかし実際に就職活動を始めると、どの会社からも不採用の連絡ばかり。

どうして採用されないのかと思っていたところ、ある会社の人事担当をしている友人から

「敬語ができなければ、社会人としては致命的だよ。

前にうちでも海外で生活していた方を採用したことがあるけど、何かにつけて「そういうところが日本の悪いところだ。海外では違う」と会社のシステムが悪いと主張するし、取引先には失礼な言い方をするしで散々だった。

うちも帰国子女はそれ以来採用していない。日本の常識を知らない帰国子女よりも、英語が話せる日本人を採用する

という話を聞かされたそうです。

実際に彼女は日本の社会人としての常識をほとんど知らなかったそうです。結局彼女は日本の大学に編入し、二年間日本の常識を勉強してからもう一度就職活動をやり直しました。

有利だと思っていたからこそ余計にショックを受けたBさん。就職後も毎日が「日本の常識」との戦いなのだそうです。

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