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美しき大和撫子の心得・・・洋装とは異なる着物・振り袖メイクの注意点

Date:2013.09.09

結婚式、お正月、成人式、卒業式、子供の入学式…着物を着る機会はたくさんあります。日本人ならではの正装、きれいに着こなしたいものですね。着物メイクにはルールがあるのをご存知でしょうか?

以前、着物メイクをさせて頂いた時、どんなメイクにしたいかお聞きすると、いつもこんなメイクをしているから同じようにしてほしいという要望が非常に多かったです。

実際に言われた例で言うと、つけまつ毛を2枚重ねして目元はばっちりメイクし、眉はあまり描かないでリップも塗らない…。極端かもしれませんが、近いお話はよくあり困りました。

好みなのでこれを否定するとご本人はせっかくのお祝いの場に気持ち良く出席できないので、なるべく意に沿うようにしてきましたが、着物を着てみるとやはりアンバランスな結果になってしまいます。

今は洋装に近くなっていて多種多様化してはいるものの、ここをおさえておけば着物が似合い、より一層映えるという簡単なポイントについてお話します。

着物の種類やTPOで異なる為、今回は成人式や結婚式、パーティの場での振袖や訪問着、華やかな場で着る場合を設定してご紹介致します。

顔は大きく

ベースメイクの基本は顔が大きく見えるように作ります。小顔がブームですし、若い方はなおさら顔が小さく見えるようにと強く希望されますが、キレイな白人さんやスタイルの良い黒人さんより、着物はやっぱり日本人が一番似合うように着物がキレイに見えるバランスというのがあります。

顔を小さく作ってしまうと着物が歩いているように見えてしまい、着物のキレイさだけが浮いてしまいます。

大きくと言っても本当に大きくするわけではなく、着物面積に負けないように、平面にかつ色白に、しっかりとベースメイクを作りこみます。ナチュラルすぎるベースメイクは顔がぼんやり暗くくすんで見えます。

また、白浮きしてはいけませんが、どちらかというと白っぽいお肌を作ります。比べて頂くとわかると思いますが、着物は色白の方が絶対美しく映えます。

白さが気になる場合は顔を無理に暗くするのではなく、手の甲や首元、耳たぶにフェイスパウダーをつけ全体のバランスを取るという方法もテクニックとして使えます。

そして、ハイライト、シャドウカラーは基本的には要らないと思ってください。洋装メイクには西洋人のような立体メイクが良いかと思いますが、着物メイクは平面を作ります。着物から出たお顔に陰影をつけると老けて見えます。

胸をつぶして、寸胴にするためにタオルを入れたりと着物自体平面を作っていくので、それに合わせるお顔も平面を作るとバランスがとれます。また、お肌の粗は洋装よりもタブーです。大和撫子ならではのきめ細かい色白肌が着物を一層引き立てます。

コンシーラーなどを使ってベースメイクには時間をかけましょう。後、つやは着物や場によってはOKですが、パールやラメ入りのベースメイクはNGです。マットなむらの無い透き通った和紙のようなベースメイク作りをします。

長くなりましたが、ベースメイクの仕上がりが着物メイクの8割近くを占めると言っても過言ではありません。ベースメイクがキレイにできればいつものメイクにちょっとポイントを抑えれば簡単に着物メイクができます。

切れ長なアイメイク

着物が似合う方を想像して頂くとわかりますが、切れ長の目元はとても着物に映えます。目を大きく見せたいというのは着物でも良いと思いますが、パッチリ目ではなく、アイシャドウもアイラインもマスカラも切れ長を意識して入れる事でぐっと和美人になれます。

つけまつ毛などを使いたい時は目尻上中心につけるときれいでしょう。またアイシャドウの色味は帯や着物などの大きな面積の色に合わせると無難で、帯紐や着物の柄の一部に入っている小さい面積の色に合わせた方がセンスアップできます。

まろ眉の延長

着物メイクの場合、眉は短め、やや直線太めの眉を描きます。長く曲線を描くと洋風なお顔に近づきます。

しかし、最近は成人式や結婚式のような一般着物メイクはそこまで和風な顔に仕上げる事は少なくなりましたから、基本的には自分の眉に合わせ少し意識するくらいで良いと思います。

ただ、細すぎる眉は着物には合いません。眉はお顔の額縁ですので、着物負けしてお顔がぼけないように少し太さを意識しましょう。

はっきりリップ

真っ赤などを使うという事ではありませんが、ファンデーションで唇の色を消して、リップできちんと色を入れましょう。

ただ、今はあまり古典的な色は使わずナチュラルに仕上げる事も多くなりましたので、いつもより少し発色を意識し、肌色との境をしっかりとるためにラインをきちんととるだけでぐっとバランスがとれます。

仕上がりだけではなく、着物の時は大きなバックは持てませんし、メイク直しもほとんどできないと思いますので、多少色味が落ちても不健康に見えないための対策も必要です。

そのためにもリップラインをきちんととっておくか、いつもより色をきちんと入れる事が必要になるのです。

以前はタブーとされていたグロスは、成人式、結婚式のような場では使うようになってきました。しかし、ラメやパール、あまりテカテカしたものは着物の質感と合いませんので避けた方が良いでしょう。

洋装に近いチーク

最近ではチークは意外と自由になってきました。ただ、若い子がしているようにチークが一番目立つようなメイクは非常に幼さを強調しますので、リップに合わせた自然な色をふんわりと入れ、目元やリップが目立つ方が着物メイクには合うでしょう。

ベースメイクをキレイに仕上げていますので、あくまでも、全体のバランスを保つ程度で控えめに。

上記を意識してメイクを仕上げてみて、着物を着た後にバランスを見てメイクを足していったら間違いないでしょう。ただし、ベースメイクは足せませんので、ベースメイクはしっかり時間をとってキレイな白肌をつくります。

これであなたも着物が得意に!…華やかな場では着物を着て大和撫子ならではの美しさを発揮しましょう!

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