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昔ながらの喫茶店が再ブーム!おしゃれカフェより喫茶店好きが増加中

Date:2017.04.13

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昔ながらの喫茶店が再ブーム!おしゃれカフェより喫茶店好きが増加中|女性の美学
https://josei-bigaku.jp/kisaten547618/

外でコーヒーを飲む時、あなたはどこへ行きますか? 大手チェーンのコーヒー店でしょうか。それとも、スタイリッシュなお洒落カフェでしょうか?

実は今、女性の間で静かなブームなのが、昭和の香りがするレトロスタイルの喫茶店。

ひと昔前は煙草臭くて、女性が近寄りがたいイメージがありましたが、最近は店主の個性が光る、オリジナリティ溢れるお店の雰囲気に、価値を再認識する人も多いといいます。

コーヒーの淹れ方や、アンティークのインテリアにもこだわりがあるのが、大手チェーンには真似のできないところですよね。

今回は、そんな昔ながらの喫茶店の魅力やおすすめのお店について、ご紹介したいと思います。

喫茶店とカフェ、似てるけど区別する基準はあるの?

喫茶店とカフェ、お茶を飲むという目的は同じですが、思い浮かべるものは何となく違いますよね。その違いを明確に区別する基準などはあるのでしょうか?

実は、カフェと喫茶店の違いは、法律できちんと定義されています。カフェを営むには飲食店営業許可が必要で、お酒を提供することができます。一方、喫茶店の開店に必要なのは喫茶店営業許可免許というもので、こちらはお酒を提供することができません。

とはいえ、ネーミングに決まりはないので、お酒を提供できないお店であっても、カフェと名がついている場合もあります。

また、カフェというと欧米風の現代的な内装を想像しますが、喫茶店はどちらかというとレトロな雰囲気のところが多い気がします。

ネーミングによるイメージの違いも大きいかもしれませんね。

現代的なカフェにはない、昔ながらの喫茶店の魅力とは?

巷にたくさんカフェが溢れているにも関わらず、昔ながらの喫茶店が長く続いているのには、愛される理由があります。喫茶店ならではの魅力をまとめました。

コーヒーにこだわりがあるところが多い

チェーン店のコーヒーも美味しいのですが、喫茶店はサイフォン方式で淹れていたり、豆の種類が豊富など、コーヒーにこだわりが強いところが多いように思います。コーヒー通の人は、喫茶店を選ぶことが多いようですね。

食器や内装、BGMにオーナーのこだわりが光る

チェーン店はシンプルな白い食器や紙コップを使うところも多いですが、喫茶店は食器もこだわっているところが多いです。素敵な食器でコーヒーを飲むと、贅沢な気分になりますよね。

また、カフェはシンプルなインテリアが多いのに対し、喫茶店はアンティーク調など、オーナーの趣味が色濃く反映されているので、雰囲気を楽しむことができます。BGMもジャズなど、こだわりの選曲をしていることが多いですね。

混雑しすぎず、落ち着いてくつろぐことができる

繁華街や昼時のカフェは人が並んでいたり、中も混み合ってがやがやしており、コーヒーや食事が済めばすぐ店を出なければいけないことも少なくありません。

一方、喫茶店は待ち時間ができるほど混み合うことは少ない気がします。落ち着いてお茶をしたり、一人時間に浸りたい時は喫茶店の方が適していそうです。

オーナーと気さくに話すことができる

時間帯によってスタッフが入れ替わるチェーン店と違い、喫茶店はだいたいオーナーがお店に常駐しています。

何度も通ううちにオーナーにも顔を覚えられて、世間話をするようなこともあるかもしれません。チェーン店にないアットホームさも、喫茶店の魅力ですね。

コーヒーや食事を席まで運んでくれる

チェーン店では、注文をした後はセルフサービスがほとんど。セルフでもさほど手間になるわけではありませんが、やはり席に運んでもらい、そのまま席を立つことができると、ゆったりくつろいだ気分になります。

お店によっては、コーヒーにクッキーなどを付けてくれるところも。チェーン店より値段は割高かもしれませんが、至れり尽くせりの贅沢さは、喫茶店ならではです。

昔ながらの喫茶店の軽食が味わえる

カフェでも軽食が食べられるところは多いですが、昔ながらのナポリタンやカレー、プリンアラモードといったメニューが食べたいのなら、やはり喫茶店ではないでしょうか。ノスタルジックな味わいは、筆者もたまに無性に食べたくなる時があります。

煙草が吸える店が多い

チェーン店のカフェなどは、全面禁煙や分煙がほとんど。しかし昔ながらの喫茶店は、まだ店内で喫煙OKのところも多く、愛煙者にはありがたいもの。ただし、煙草嫌いの人にとってはデメリットかもしれません。

漫画や雑誌、新聞が読める

喫茶店には漫画や雑誌、新聞などが置いてあるところが多いです。読みたい漫画が全巻揃っていたりすると、それが目当てで通う場合も。ゆっくりしやすい環境なのが嬉しいですね。

女性にもおすすめ!全国5都市の純喫茶の名店

純喫茶の魅力を実際に体感していただくために、東京・名古屋・京都・大阪・福岡の5都市にあるおすすめの純喫茶をまとめました。よろしければ参考にしてくださいね。

※2017年3月時点の情報です。お出かけ前にはご自身で再度店舗情報をお調べくださいね。

神保町の純喫茶と言えばここ!創業60余年「さぼうる」(東京)

古書店が並ぶ神保町は、純喫茶も多い街。その中でも名店と名高いのが、昭和30年創業の「さぼうる」。

お店は山小屋風の個性的な外観で、中は時間が止まったようなレトロな雰囲気。分厚いミックストースト、生イチゴジュースなどが有名です。

また、隣接する「さぼうる2」では、ボリュームたっぷりの「ナポリタン」など、食事も楽しめます。

住所 東京都千代田区神田神保町1-11
電話 03-3291-8404

巨大スピーカーで本格クラッシックを「名曲喫茶ライオン」(東京)

喫茶店はBGMにこだわるところも少なくありませんが、3mを超す巨大スピーカーで本格クラッシック音楽を堪能できるのが「名曲喫茶ライオン」。所蔵するレコードは5000枚にも上るそうで、店内で定時コンサートも行われています。

1926年の創業で、外観もクラシカル。コーヒーや紅茶などの定番メニューをいただきながら、心ゆくまで上質な音楽に浸ることのできる、音楽好きにはたまらない喫茶店です。

住所 東京都渋谷区道玄坂2-19-13
電話03-3461-6858

ダッチコーヒーで知られる、浅草の老舗「アンヂェラス」(東京)

浅草で純喫茶といえば有名なのが「アンヂェラス」。お湯ではなく、水で抽出した日本式「ダッチコーヒー」発祥のお店として知られています。ダッチコーヒーに梅酒漬けの梅と梅酒が添えられた「梅ダッチコーヒー」も名物。

また、スイーツにも定評があり、表面をチョコでコーティングした、クラシカルなバターケーキ「アンヂェラス」が、看板メニューとして有名です。

住所 東京都台東区浅草1-17-6
電話 03-3841-9761 

名古屋の喫茶文化を牽引! 昭和22年創業の「コンパル」(名古屋)

昭和22年の創業以来、名古屋の喫茶文化を牽引してきた「コンパル」。現在は市内に9つの店舗を持ち、名古屋を代表する喫茶店と言っても過言ではありません。

アイスコーヒーを注文すると、ホットコーヒーと氷の入ったグラスが運ばれてきて、自分で作るスタイルがユニーク。

レストランで働いていたスタッフをスカウトして始めたという、本格的なサンドイッチや、名古屋名物の小倉トーストもあります。

住所 愛知県名古屋市中区大須3-20-19(大須本店)
電話  052-241-3883(大須本店)

手頃な価格でコーヒーとスイーツが楽しめる「ボンボン」(名古屋)

昭和24年の創業以来、地元の人に愛され続けてきた老舗「ボンボン」。昭和のレトロ感溢れる店内は独特な雰囲気があり、ブレンドコーヒー320円、ケーキも200円代~と、手頃な価格も魅力です。

隣接する売店では、洋菓子のテイクアウトも可能。素材にこだわった30種類以上のケーキが並びます。

住所 愛知県名古屋市東区泉2-1-22
電話 052-931-0442

幻想的な青い空間が魅力の老舗喫茶「ソワレ」(京都)

昭和23年創業、京都の木屋町で老舗として知られる喫茶店です。青い照明を使った店内の幻想的な空間が独特で、看板メニューの七色に輝くゼリーポンチも、お店の雰囲気とマッチしています。

このお店は画家の東郷青児ともゆかりが深く、店内は彼の絵が飾られていたり、調度品にも作品のモチーフが使われており、ファンの間では聖地として知られています。

住所 京都府京都市下京区西木屋町四条上ル真町95
電話 075-221-0351

文化財指定を受けた歴史的な建築「フランソワ喫茶室」(京都)

昭和9年創業。高瀬川添いに建つ、80年以上の歴史を持つ老舗喫茶店です。

豪華客船のキャビンをイメージした店内には、創業時から変わらぬアンティークのステンドグラスや、イタリアのメディチ家が出版した複製のモナリザの絵が飾られ、サロンのような雰囲気。

2003年には、喫茶店としては初めて、国の登録有形文化財に指定されました。自家製レアチーズケーキやザッハトルテなど、スイーツも絶品です。

住所 京都府京都市下京区西木屋町通四条下ル船頭町184
電話 075-351-4042

大阪が誇る老舗と言えばここ!「純喫茶アメリカン」(大阪)

昭和21年創業。大阪道頓堀の、繁華街のど真ん中に昔ながらの佇まいを残すのが「純喫茶アメリカン」。

内装は昭和30年代後半から40年代にかけて流行ったミッドセンチュリー様式で、大きな螺旋階段とシャンデリアは、さながらホテルのロビーのよう。

フードやスイーツ、ドリンクなどのメニューも豊富。中でも生クリームとフルーツが添えられた「カスタードプリン」とオリジナルブレンド粉を使った「ホットケーキ」が人気です。

住所 大阪府大阪市中央区道頓堀1-7-4
電話 06-6211-2100

百年以上の歴史!自家製アイスモナカが人気の「ゼー六」(大阪)

大正2年に創業した、百年以上の歴史を持つ名店。創業当時はせんべいを主にした和菓子を販売していましたが、昭和初期にアイスクリンの販売を開始。戦後はケーキの製造と喫茶を始め、今に至ります。

看板メニューは、自家製アイスクリームを詰め込んだアイスモナカ。店内で食べるほか、テイクアウトも行っており、夏場は行列ができるほどの人気店です。

住所 大阪府大阪市中央区道修町2-5-9イトヨシビル1F
電話 06-6201-3706

若者スポット天神にある、心落ち着く純喫茶「珈琲館 亜木」(福岡)

若者が集まる繁華街・天神のファッションビルの地下に、昭和のままの佇まいを残すのが、「珈琲館 亜木」。

店内はレトロ感あふれる渋い内装で、チェーン店の多い繁華街のど真ん中にありながら、落ち着いてくつろげる雰囲気が魅力です。

住所 福岡市中央区天神1丁目11-11天神コアB1F
電話 092-781-7616

お気に入りの喫茶店を見付けて、自分だけのくつろぎタイムを!

いかがでしたか? チェーン店のカフェも便利ですが、やっぱり一人の時間を落ち着いて楽しみたいのなら、昔ながらの喫茶店がおすすめです。

筆者も喫茶店は大好きで、美味しいコーヒーを飲みたかったり、のんびり読書をしたい時などは、よく喫茶店を利用します。

お店の雰囲気もそれぞれ違うので、自分だけのお気に入りを見付けて、常連になるのもいいですね。忙しい毎日の心のオアシスとして、喫茶店の時間を楽しんでください。
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ライター:EMI

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