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「子どもの世話になんかなりたくない!」今どきの親の本音って?

Date:2013.07.26

平均寿命90歳を超えるのは間近?!

2013年の厚生労働省の資料によると日本人の平均寿命は男性が79,59歳、女性が86,35歳ですって!90歳を超えるのは間近?ってところでしょうか。

高齢者が増加する世の中では年金問題や生活保護者問題etc・・・さまざまな社会問題が取り上げられています。

平均寿命が急増すると、子どもの視点から観て親の介護問題が大きな悩みに浮上します。健康で介護の必要もなくお金の管理も出来るひとり暮らしのお年寄りも多いですが、病気や怪我をすれば子どもが保証人となる必要があります。

子どもが自立した年齢の頃の夫婦は40代後半からでしょうか。ようやく子離れしてやっと自由な時間が出来た途端、新たに親の老後問題が発生します。

「親の面倒は子どもが看るべき」と言う世の風潮がありますが、親は「子どもの世話になりたくない」と願うようです。可愛げのないお年寄りの言葉だと思われがちですが実際のところ本心なのでしょうか?

子どもに本音を語れない!介護士さんには何でも話せる

私の知人に特別養護施設で介護士として働く女性がいます。彼女に実家の母の今後について相談をしたところ、高齢者の本音を知ることが出来ました。

今どきの高齢者は、見かけは多少ガタがきているものの心はとても若いと言います。子どもの世話になりたくない!と言うのは切実な本心だそうです。

「面倒を掛ける・苦労をさせたくない」と願う親の子への愛情でもありますが、実際のところ「子どもに気を遣って束縛されたくない」と言うのが本音のようです。息子の嫁や娘婿に気を遣い、小遣いを与えられるだけの生活なんてまっぴら!だと。

「じゃぁ、どんな生活が理想なの?!と質問すると、「施設に入居したい」と願うお年寄りが多いそう。

子の立場から言わせてもらうと、「施設に入居させるのは可愛そう」「親戚からクレームを言われそう」などの意見がありますが、本人たちからしてみると一番理想的なのだそうです。

しかし、介護付き有料老人ホームは高額なイメージが強く、セレブな人たちが利用する処じゃないの?と思われがち。

親が老後のために貯蓄をしていればともかく、一般庶民にとっては親の希望のために民間の有料老人ホームに入居させるなんてとんでもない贅沢ではないでしょうか。

介護施設の種類とは

介護施設は大まかに分けると2つあります。

【入所介護型施設】

介護保険で被保険者である利用者にサービスを提供する施設。

例:グループホーム・介護老人保健施設・特別養護老人ホームなど

【介護保険が使えない入所施設】

例:用語老人ホーム・経費老人ホームA型・経費老人ホームB型・経費老人ホームC型(ケアハウス)・民間有料老人ホームなど

この他にも様々な種類の介護施設がありますが、各施設によって入居審査や基準が異なります。

民間の有料施設は高額な入居費用や管理費などが必要ですが、国からの補助があって運営しているものに「軽費老人ホームA・B・C型」などがあります。

ケアハウスに見学に行ったことがあるのですが、厚生労働省の支援があるため利用者は年金で賄えるくらいの費用で入居することが出来るのです。ケアハウスは、介護手帳を持っていない食事や生活がひとりで出来る高齢者が対象となっています。

プライベートな話で恐縮ですが、私の実家の母は糖尿病の持病があり、年金管理が出来ないために今までの都心でのひとり暮らしを辞め、姉夫婦の下で世話になっています。今は姉夫婦が母の面倒を看ていますが、母を最期まで看取るのは大変なことです。

両親揃って健在な場合、両夫婦の両親を一気に4人面倒を看ることになれば妻の精神的・肉体的な負担は想像を絶するものとなります。出来るだけ「兄弟・姉妹とそれぞれの夫婦」が協力的なことを日頃から理想として努力しています。

至れり尽くせりのケアハウス

母にいくつかケアハウスを見学させたことがあるのですが・・・。

「広めの個室にバリアフリー完備、ひとつ屋根の下に同世代の高齢者が住み、同じ敷地の特別養護老人ホームのスタッフとの連携が整い、週に何度か内科医が訪れ、施設内に美容院も完備、趣味のサークルも多数ありイベントも盛りだくさん」の至れり尽くせりのケアハスが気に入ったようです。

「いずれはこんなところに住みたいわ~」と母。死ぬまで面倒を看る覚悟でいる姉夫婦の気持ちも知らずに、見学する母の目はとても幸せそうでした。

私たち夫婦は子どもがいない夫婦二人です。子どもがいない夫婦にとって老後を考える時期は子どものいる夫婦より早く訪れます。「子どもの世話になれない」夫婦にとって、将来介護施設に入所するのも悪くはないです。

むしろ母の気持ちが理解でき、老人施設に入所したいと希望する今どきの高齢者の考え方は解るような気がするのです。

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