上司のことを好きになった…先走って失敗しないための注意点

社内恋愛 2022.05.26

職場の上司に恋をした経験はあるでしょうか。仕事仲間は一緒に時間を過ごすことが多いので、気づいたら恋に落ちていたということは珍しいことではないです。

しかし、相手は上司ですから学生気分でアピールすることは避けたほうが良いでしょう。

今回は、上司のことが好きだからと言って先走らないように、上司との恋愛において注意すべき点についてご紹介しましょう。


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先のことまで想定してから進むか決める

上司のことが好きになった時には、アピール方法や告白などに頭を悩ませる前に、先のことを考えることをお勧めします。

上司との恋愛には、普通恋愛にはないような様々な注意点があるからです。

実際に付き合えたとしても末永く上手く行く保証はなく、もしかしたら別れる可能性もありますので、恋を進める前に最悪の状況まで考えておくべきです。

所属している課が同じ場合は、別れても仕事上の付き合いを続ける必要があります。

直属の上司の場合は、あなただけではなく上司にとっても気を遣う相手になるので、仕事面で悪影響が出てしまうことも考えられます。

結婚まで到った場合でも注意点がある

上司と付き合うことになって、順調にいけば結婚へと繋がるでしょうが、ここにも注意点があります。

会社によっては結婚を前提とした付き合いであれば認めているケースもありますが、結婚後は部署が変わることが一般的です。

また、関係が明らかになると自分たちだけではなく、周りも働きづらいということで転職を余儀なくされることも有ります。

結婚が決まった後に、職場で結婚の話題ばかりしていると「浮かれている」、「不真面目」などあなただけではなく、上司の評価が下がることもあります。

上司と恋愛するということは、お互いの評判にも影響を及ぼすということを心に刻みましょう。

好きになっても上司に関わり過ぎない

上司のことを好きになった時の注意点として、上司とだけ関わろうとしないことも忘れないようにしましょう。

学生時代であれば、好きな人に気づいてもらうために沢山接触することができますが、会社は仕事をする場所です。

上司を好きな気持ちを知って欲しくても、以下のような特別感を出すことは控えましょう。

  • 飲み物やお菓子など差し入れすること
  • 取れそうなボタンを繕う、肩を揉むなどの世話を焼くこと

以上のような行為は、上司の負担になることにもなりかねません。

特に優しい上司ほど受け入れてしまうことが多いので、関わり方がどんどんエスカレートしてしまうこともあります。

目立つ行動は上司から嫌われる

上司が好きという気持ちで様々なアピールをしていると、目立つ行動に繋がることも考えられます。

上司と恋愛を楽しみたい気持ちがあるのであれば、密かに想いを抱いていたほうが良いでしょう。

上司が同じ気持ちになっても、あまりに目立つ行動を取っていると疎まれる可能性もあります。

特に、アルコールが入ると人の行動は大胆になりがちです。

ボディタッチや好意を伝えるなど、お酒を飲んだ勢いで普段はしない行動を取ってしまう可能性がありますので、気を付けましょう。

周りにバレて噂を立てられる

上司が好きということは、周りにバレると面倒なことにもなります。

「職場なのに、男探しに来ている」と、あなた自身の評価が下がるばかりではありません。

もし、上司と付き合うことができても以下のような噂が広がる可能性があります。

  • 歳の差がかなりある場合は「ロリコン」
  • 上司が離婚や破局など別れたばかりの場合は「女好き」

以上のように悪い噂を立てられてしまうことも有りますので、好きになっても周りにバレるほどの大胆な行動は控えたほうが良いでしょう。

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上司への片思いについて同僚に相談しない

恋愛対象が職場の上司の場合は、同じ職場で働く同僚に相談することが多いかもしれませんね。

どんな人が知らない友達より、上司を知っている同僚のほうが良い相談相手になるからという理由がありますが、相談する相手には十分注意しましょう。

上司が好きと言う気持ちが強く、悩むほど仕事が疎かになりやすくなるかもしれません。

見かねた同僚から、「どうしたの?」と声を掛けられたら「実は、上司のことが好きで悩んでいます」と言ってしまうかもしれませんね。

しかし、上記のように相談してしまうと噂となって広がる可能性があります。同僚は友達ではないので、仕事上の利益にも関係します。

上司のことが好きなあなたの話を聞いて、以下のように考えるかもしれません。

  • 「二人が付き合ったら彼女だけ昇進して私の昇進が遅くなるかもしれない」
  • 「この子が付き合うことでこの子だけ優遇されるかもしれない」

特に女性の場合は、嫉妬や妬みのきっかけになりやすく、相談を聞くふりをしてあなたを罠にかける可能性も否定できません。

利益が関係することが学校の友達との違いですから、できるだけ恋愛相談は社外ですることをお勧めします。

ライバルの可能性もあるので好きな気持ちを隠す

上司のことが好きになると、同じように上司を恋愛対象としている同僚にバレやすくなります。

他の男性社員とは違う態度や視線などで勘付かれるからです。

親しい同僚であっても、恋愛と仕事の利益が関係することなので、同僚との関係が上手く行かなくなることもあります。

また、同僚に相談することがお互いにライバルだと気づくきっかけになるかもしれません。

「私も好きなの!」と意気投合したように見えても、実際は相手より自分を良く見せようと影ではどんなことが行われるかわかりません。

上司を好きになった時の注意点としては、相談しないことはもちろんですが、「好き」という片思いの気持ちも自分から同僚へ告白しないように気を付けましょう。

会社での会話の内容には十分気を付ける

上司を好きになってしまったら、なるべく自分のことを知って欲しくて話し過ぎてしまうことがあるかもしれませんね。

電車や徒歩など通勤中であれば、それほど話について気を付ける必要はありませんが、会社の場合は仕事中であるということを意識しましょう。

仕事中はお給料が発生している時間です。

上司との会話が脱線しないように気を付けることはもちろんですが、気持ちを許し過ぎてタメ口にならないようにもするのです。

若い女性の場合は、会話中に「うん」、「へえ」など相槌を打つ時にうっかりタメ口になることもあるようですが、相手は上司です。

上司はこちらの勤務も評価する立場にありますので、好きという気持ちで好き勝手な行動をしてしまうと、嫌われるだけではなく評価も下がる可能性があります。

上司の反応が良くても、仕事中の会話の態度や内容には十分気を付けましょう。

プライベートの会話をしない

上司のことが好きになってしまった場合、プライベートな話を聞きたくて質問し過ぎることも有ります。

プライベートな内容であればあるほど、人に話したがらない男性もいます。個人的な話ができたら心を開いてくれるというわけではないのです。

特にプライベートを会社と切り分けたい人は、ズカズカ入ってこられることで心を閉じることも有ります。

上司のことが好きだからこそ知りたい部分ではありますが、気遣いなく心に入ろうとすると恋愛対象から外されてしまう可能性もあります。

秘密主義の男性であればあるほど、「口が軽そうな女性だな」と警戒されてそれ以上近づくことが難しくなるケースもあります。

上司を好きになってしまったからと言って、すぐに距離を近づけようとせず、相手の様子を見ながら心の距離を縮めていきましょう。

心を開いてくれたら上司のほうから話かけてくれる、プライベートについて話してくれるなど、何か反応があるはずです。

上司の隣からは離れてあえて会話しない

上司を好きになったらできるだけ傍に行きたいと思ってしまうので、食事会や飲み会の席では隣に陣取ってしまうこともあるかもしれませんね。

お酒が入ると大胆な行動にも出やすくなるかもしれませんが、同僚もいる場面では雰囲気を悪くする可能性があります。

一般的に忘年会やランチなど、同僚たちも一緒にいる場合は、当然ながら二人きりの時間とは違いますので、ある程度の配慮が必要になります。

以下のような態度は、周りから浮いてしまいます。

  • 上司にだけ料理を取り分ける、お酌する
  • 上司にだけ料理やお酒の注文を聞く

上司から見ても、周りに配慮できない女性と見られてしまう可能性がありますので、あえて離れることをお勧めします。

上司から離れたほうが上司の目に留まりやすいですし、全体を見渡せるので配慮することもできるからです。

上司が好きという気持ちも周りへバレにくくなりますし、隣に座らないことでむやみに上司へ話しかけることも予防できます。

好きな人ができるとその人しか見えなくなるという方は、あえて離れることで気持ちを落ち着かせることができて本来の自分を上司に見てもらうことができるのではないでしょうか。

上司について詮索せずに仕事する

上司を好きになると、上司の恋愛事情が気になるようになるでしょう。これまでの恋愛遍歴はもちろんですが、現状も把握したいという気持ちになるはずです。

上司と同期の人や自分より上司を知る同僚などに聞きまわってしまうと、ただの詮索好きな女性になってしまいます。

そのことが上司の耳に入ると仕事より噂話が好きな女性、詮索好きな女性などと思われる可能性がありますので注意しましょう。

人を巻き込んで上司について調べることで、「私は上司のことが好きです」と受け取られかねません。

また、上司についての情報を聞くうちに悪い話も入るかもしれません。

人には良い部分だけではなく悪い部分もあるものですが、悪い部分ばかり聞いて嫌いになって自爆する可能性もあります。

聞いた話の全てが真実とは限りませんので、人から聞いた情報を鵜呑みにせず、実際に上司と仕事する中でどんな人なのかを自分で確かめることをお勧めします。

上司との関係に嫉妬して不機嫌になると仕事が進まない

上司のことを詮索するうちに、女性の同僚と親しいことを知ることにもなるでしょう。

頻繁に食事や飲みへ行ったことがあるという女性が現れたら、どうでしょうか。

きっとその関係に嫉妬するのではないでしょうか。

自分から詮索しておいて、「○○さんは(上司)は私を誘ってくれたことがない」と落ち込み、嫉妬してしまうと仕事に悪影響が出る可能性があります。

上司だけではなく、女性の同僚に対しても不機嫌な態度を取ってしまったら、何のための情報収集だったのかわからなくなります。

上司を好きになってしまうと立ち話や書類の提出など、関わる全ての女性がライバルに見えることもあるでしょうが、一般的に職場へは恋愛ではなく仕事をするために来ています。

上司との関係が発展しないうちに自分から見切りをつけて、失恋して仕事への意欲も停滞させないように、詮索を控えるだけではなく、あまり過敏に反応し過ぎないようにしましょう。

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上司へアプローチする際の注意点はコレ!

最後に、上司が好きな気持ちを伝えたくなった時にアプローチする際の注意点をご紹介しましょう。

上司が好きだから、直球勝負で行こうと思う方もいるかもしれませんが、先程からご紹介している通り、相手は職場の仲間であり関係性は上司と部下です。

あくまでも仕事があっての関係なのですから、仕事の面からアプローチしていきましょう。

アプローチする際の注意点は以下です。

  • 仕事中にスマホを見ている、同僚と談笑ばかりしているなどの姿は、不真面目に見えるので、恋愛対象になることが難しいので、仕事を頑張る姿勢を見てもらう。
  • 上司が好まない会話とはどんな内容であるか注意すべきであるが、仕事に対する相談であれば、自然な流れで乗ってもらうことができる。
  • 上司のことばかり世話を焼くと違和感が出てしまうが、上司の得意先が来た際のお茶出しや配慮は、得意先だけではなく上司にも好印象を与えることができる。

上司を好きになることは自由ですが、それが公になると色んな目でやり辛さが出ることも有ります。

上司へアプローチする際には、恋愛モード全開で挑むのではなく、あくまでも部下としてさりげなく行うという点に注意しましょう。

上司のことが好きでも会社では恋愛モードにならない!

上司を好きになってしまうと仕事するために会社へ行くという気持ちから、上司に会うために会社へ行くという気持ちになるかもしれませんが、恋愛モードは職場でNGです。

上司との恋愛ばかり考えていると、嫉妬や不安など精神面に影響を与えることがありますし、仕事に対する意欲も左右されることがあるからです。

上司を好きという気持ちが仕事を楽しくさせるというメリットもありますが、実際に恋愛へ発展させたいのであれば注意深く進む必要があるのです。

付き合う前から感情のコントロールを練習するつもりの気持ちで過ごすことで、実際に付き合えた時にも冷静に物事を考えることができるはずです。

上司のことを好きになったら、発展するかどうかわからない段階で失敗しないように、物事を慎重に進めていくことをお勧めします。

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