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そのほめ言葉が子供を傷つける!心を育てるほめ方とは?

Date:2013.08.17

最近「ほめる子育て」という考え方が浸透してきましたね。たくさんほめれば子供のやる気が育ち、親も幸せ気分で子育てができるという、とても素敵な考え方です。

でも「ほめる」ってやってみると意外に難しいもの。意味のないほめ言葉を連発してしまったり、悪い事をしても「ウチはほめる方針だから」と叱らないママもいるようです。「ほめる子育てが良い!」と鵜呑みにしていると、ただの「しつけ放棄」になってしまう事も。

そもそも現在育児をしている世代は「叱る子育て」で大人になった人も多いのではないでしょうか?自分がほめられて育っていないので、どうしても無理のあるほめ方になってしまうようです。

間違った「ほめ方」は間違ったメッセージを子供に植え付けてしまいます。子供の心を育ててやる気を引き出す「ほめ方」とはどのようなものでしょうか?

ほめ言葉が引き出すプラスな気持ち

  • 喜び・・・大好きなママやパパのほめ言葉は、何よりのごほうびです。
  • 意欲・・・ほめられると嬉しくなり、もっと頑張ろうと思えます。
  • 自信・・・子供自身「これでいいのかな?」と不安に思っているもの。ほめられると「自分にも出来るんだ!」と自信がもてます。

ほめられる事で「自分はこれでいいんだ」という「自己肯定感」を感じる事ができれば、安心して次の事にチャレンジする意欲がわいてくるのです。また「人の役に立てる喜び」は充実感や、ごほうびを必要としない健全なやる気につながります。

でもほめるポイントがずれていると子供を不安にさせ、やる気を奪ってしまう事も!

ほめ言葉が子供を傷つけるって?

大人は子供の為にほめているつもりでも、それが子供の心を縛り付ける事はよくあります。具体的な例をあげていきましょう。

幼稚園での出来事です。A君はとても気がつく子で、他の子の面倒をみたり、掃除を率先してくれます。でもよく見ていると、先生がいない所ではやらないし、何かするたびに先生に「僕えらい?」と聞いてきます。先生も「これはちょっと違うな」と感じるようになってきました。

A君の親は教育熱心で、できるだけ「いい子ね、えらいね」と子供をほめるように心がけているようです。親はA君が言う事を聞くので「ほめる事でいい子になった!」と思っているようです。

この場合の問題は「自己肯定感=ほめ言葉」「行動の動機=ほめ言葉」になっている事です。「自己肯定感」が育っていないA君にとっては「えらいね!」というほめ言葉が「自分の価値をきめるもの」になってしまったようです。

「いい子ね。えらいね」といったほめ言葉はは「言う事を聞けば、好きでいてあげる」というメッセージを含んでいます。

A君は親の愛情を感じるために、一生懸命「いい子」であろうと努力しなければいけません。ほめる事が子供を縛り、コントロールする手段になる事は健全とはいえません。

このようにして大きくなった子は、ほめてもらえなくなると「ほめられない自分は価値のない人間だ」と感じてしまい、自分を見失います。

子供をほめて成長させるはずが、逆に自信のない不安定な心の持ち主にしてしまう事もあるのですね。学校や社会でつまずく原因にもなりますから、注意が必要です。

やる気を奪うNGなほめ方とは

①「えらいね」「いい子ね」「上手ね」などのほめ言葉だけで、どう良かったのか具体的に伝わらない。
②「いい点とれたね!えらいね」のように結果だけをほめる。これでは「ほめる=評価する」になっています。
③ほめる人の表情が伴っていない。無表情でほめられても嬉しくないですよね。
④失敗しても適当にほめる。子供本人もうまく出来ていないのは分かっています。「上手ね~」と適当にほめても、しらけさせるだけです。
⑤「やれば出来る子なのに何でやらないの?もったいない!」などは、ほめているようで相手を否定している事になります。

これでは親がほめているつもりでも、子供にとっては気持ちが全く伝わっていませんね。ではどのようなほめ方が良いのでしょうか?

ほめるという発想を捨ててみる

そもそも「ほめる」という発想は、ちょっと上から目線かもしれません。「ほめる」のではなく、子供がうまくできたら一緒に喜び、良い行動には感謝してあげて下さい。

(例)子供がお手伝いをしてくれたら
「ありがとう!その気持ちが嬉しいわ」「○○ちゃんのおかげでママ助かってるのよ」

(例)一生懸命に絵を書いたら
「素敵な絵だね!○○ちゃんらしい色でママ好きだよ」「こんな事もできるようになったんだね。ママ感動したわ」

大切なのは、相手が笑顔になるまで言う事!それには親がが満面の笑顔で、ちょっと大げさにほめる必要があります。無表情でボソッと「すごいね~」と言って、ほめているつもりになっていませんか?

人はほめるのが苦手な生き物!?

「人のあらさがしは得意なのに、良い所を見つけるのはちょっと苦手」という人は多いものです。でもそれは仕方のない事。人はもともと良い事よりも、悪い事に意識が向いてしまう生き物だからです。

人類の長い歴史のうちのほとんどが、常に生命の危険にされされている状態でした。親がのんびりしていては子供を猛獣にさらわれたり、子供が毒草を食べてしまう事になりかねません!

そのような環境で発達した「危険を察知する脳力」のせいで、悪い事にはとても敏感になり、良い事には鈍感なのです。

だからこそ余計に「子供の良い所をそう!」と意識する必要があります!それはママにとっても「人の良い所を探す目」を養う事になり、周りの人たちと良い人間関係を作る訓練にもなります。

2歳頃からはじまる反抗期を過ぎると、どうしても叱る回数が増えてしまいますよね。時には叱る事も必要ですが、大切なのは「叱る」と「ほめる」のバランス。

できるだけ「ほめる回数」が「叱る回数」を上回るように意識し、親子ともにストレスの無い育児がしたいものですね!

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