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残り昆布も捨てないで!昆布のデトックス・美肌・ダイエット効果

Date:2015.07.27

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「昆布水ダイエット」や「とろろ昆布ダイエット」など、昆布を使ったダイエットが話題になりましたが、同時に、昆布に含まれるヨウ素(ヨード)を過剰に摂取するのは危険!と、昆布を食べ過ぎることの危険性についても言及されました。

話題になりすぎたがために、「危険」という言葉に過剰に反応して、昆布の摂取自体を控えてしまった人もいるようですが、それではせっかくの昆布の栄養が泣いてしまいます。

そこで、改めて昆布の栄養、美容・健康効果などをまとめてみました。普通の食事として取り入れる分にはなんの問題もないこと、また、普通に取り入れる程度でも効果が現れるくらい、栄養にあふれた食品であることをぜひ知ってください!

和食離れはもったいない!昆布には美容・健康効果がいっぱい!

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昆布といえば、和食のだしをとるのに使われることもあり、和食中心の生活を送っていれば、昆布の恵みも自然といただくことになりますが、最近では、食の欧米化やお味噌汁離れなどにより、昆布も昔ほど身近な食材ではなくなってきているようです。

でも、昆布は低カロリーでビタミン・ミネラルが豊富なヘルシー食材!疎遠になるにはもったいない、美容・健康にもよい効果がたくさんあります。

食べると痩せる!?昆布のダイエット効果!

もともと低カロリーな食品ですが、それに加え、

  • 不溶性食物繊維が胃の中で水分を吸収して膨らむため、満腹感を得られる
  • ゲル化された水溶性食物繊維は胃腸内をゆっくり移動するため、お腹がすきにくく、食べ過ぎを防ぐ
  • 食後の急激な血糖値の上昇を抑える

という作用があるため、ダイエットフードとしては最適です!

また、脂肪を燃焼させてエネルギーに変える「熱産生タンパク質」は、通常褐色脂肪細胞の中にしかありませんが、昆布に含まれる「フコキサンチン」は白色脂肪細胞である腹部脂肪の中にも発現を促進。お腹の脂肪を燃えやすくする働きがあることがわかってきています。

水溶性・不溶性、両方の食物繊維を含み、デトックス効果大!

昆布には、「アルギン酸」が豊富に含まれていますが、アルギン酸には下記の通り、水溶性、不溶性、両方の食物繊維が含まれています。

  • 水溶性食物繊維のアルギン酸カリウム
  • 不溶性食物繊維のアルギン酸カルシウム

水溶性食物繊維は水に溶けてゲル化し、体に溜まった毒素や老廃物を排出する働きがあります。不溶性食物繊維は水分を含んで膨張して腸を刺激。ぜん動運動を活発にするため便通がよくなり、便秘の解消効果が期待できます。

また、共に、腸内環境を整える働きもあります。

お肌を美しくする効果も!ただ食べ過ぎには注意が必要!

腸内環境が整えられることですでに美肌効果も得られそうですが、それ以外にも、

  • 肌の新陳代謝を活発にするヨウ素がたっぷり!
  • 肌を美しく保つ働きがあるビタミンB2も!

ヨウ素」は甲状腺ホルモンの原料。甲状腺ホルモンが不足するとお肌がカサカサになりやすいため、ヨウ素を補うことが大切なのですが、過剰に摂取すると逆に甲状腺が低下してしまう働きがあるので注意が必要です。

ずっと背骨美人でいるために!骨粗しょう症予防効果

昆布のカルシウムは牛乳の約7倍!女性の骨は年齢とともに、どんどんもろくなっていくため、昆布を食べてしっかりとカルシウムを摂ることが必要です。

酢や梅干しと一緒に食べると、カルシウムの吸収がよくなり、さらなる効果が期待できます!

昆布は髪にいいってよく聞くけど…美髪・白髪予防効果はある?

「ある」という、科学的根拠はありません。

ただ、

  • 新陳代謝を高めるミネラル・ヨウ素の働き
  • 成長ホルモンの分泌を助けるヨウ素の働き
  • 疲労回復効果があるビタミンB1の働き

上記のような働きにより、美しいツヤ髪にするなどの効果はあるかもしれません。

昆布のヌルヌル部分には強い抗酸化作用も!

昆布のぬめり成分に含まれる「フコイダン」、色素(カロテノイド)の一種、「フコキサンチン」が持つ抗酸化力で、体内に必要以上に発生する活性酸素の増加を抑え、老化を防止します。

美容効果だけじゃない!いろいろある健康効果!

美肌やデトックス、ダイエット効果など、女性にうれしい美容効果がたくさんの昆布ですが、健康面でもいろいろな効果があると言われています。

  • 免疫力の向上
  • 動脈硬化の予防
  • 糖尿病の予防
  • 高血圧の予防
  • 胃腸の健康促進
  • 血流改善
  • 貧血の予防
  • アレルギーの改善

残り昆布にも栄養いっぱい!だしとり後の昆布の再利用レシピ

美容・健康効果いっぱいの昆布です。その恵みをきれいに残さず食べたいもの!だしをとった後の残り昆布はどうしていますか?捨てたりしていませんか?

アルギン酸、フコイダンなどの多糖類をはじめ、まだまだたくさんの栄養素が残っています。そのまま捨ててしまってはもったいない!ひと手間加えて、残らず食べてしまいましょう!

一度に出る残り昆布が少量の場合、まとめて調理したい場合

調理するにも、一度に出る残り昆布が少なすぎ!という人は、だしをとった後の昆布をとりあえず、冷凍保存しておきましょう。

  • 3cm角くらいの大きさに切る
  • ラップで包んでジップロックなどのフリーザーバッグに入れる

ここに、どんどん追加して冷凍!ある程度の量になったら、まとめて調理しましょう!

おうちでつくる「塩昆布」!

いつもはスーパーで買う「塩昆布」を、自分で、それも捨てるはずだった昆布でつくってしまいましょう!

【材料】

  • 残り昆布 100g
  • 水3.5カップ

○調味料

  • 醤油   大さじ3
  • みりん  大さじ1
  • 砂糖   大さじ2
  • 酢    小さじ2
  • かつお節 大さじ3
【作り方】
1. 残り昆布は、ハサミで細切りにします。
2. 鍋に入れ、昆布がひたるように水を入れます。
3. 調味料を全部入れ、落しぶたをして弱火で煮詰めます。
4. 水分が少なくなったら、木べらで時々まぜます。
(焦げないように、底からひっくり返すようにしてまぜます)
5. 水分がなくなったら火を止めて冷まします。
6. 完全に冷めたら、ミキサーなどで粉末状にしたかつお節をまぶします。

ほかにもいろいろ!我が家流の味を見つけて!

オーソドックスな塩昆布を紹介しましたが、残り昆布を再利用する調理法はまだまだたくさんあります!

カラッカラに乾かして!
お鍋で調理が面倒なら、天日でカラカラに乾かして干した昆布とかつお節を、ミキサーなどで粉末に!塩やゴマ、青のり、七味唐辛子などでお好みに合わせて味付けすれば、簡単ふりかけの出来上がりです!
煮詰めないで万能ダレに!
塩昆布をつくる要領で、細く切った残り昆布を鍋に入れ、しょうゆ、みりん、酒を入れて煮ること3分ほど!昆布の万能しょうゆダレの出来上がり!昆布ごと冷ややっこにかけたり、サラダにあえたり、使い方いろいろ!

ほかにも、クックパッドで「残り昆布」などで検索すると、いくつもレシピが見つかりますよ!

普通に食すれば危険じゃない!日々「ちょい食べ」の習慣を!

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昆布には、たくさん摂りすぎると甲状腺機能低下症や甲状腺腫、甲状腺中毒症などを引き起こす恐れのある「ヨウ素」が豊富に含まれているため、過剰摂取が気になるという方も多いと思います。

確かに、サプリメントや昆布水など、簡単にたくさん摂取することが可能なものは、一日の摂取量に注意が必要です。

ですが、朝の食卓に塩昆布を。自家製ふりかけを。という感じで登場させるくらいでは、健康な成人である場合、問題はないと思われます。

厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」においても、一日の耐容上限量が2010年版では2.2mgだったのが、2015年版では3.0mgに引き上げられていますし、

なお、この耐容上限量は、習慣的なヨウ素摂取に適用されるものである。また、海藻類を食べない集団のヨウ素摂取量が平均で 73μg/日に過ぎないと報告されていることから 176)、継続的な海藻類の摂取忌避はヨウ素不足につながるといえる。

176)塚田 信,浦川由美子,横山次郎,他.日本人学生のヨウ素摂取量調査─「日本食品標準成分表 2010」に基づいて─.日本臨床栄養学会雑誌 2013;35:30─8.

と、その数値も習慣的に(日々継続して)摂取した場合ですよ、との但し書きがついています。また、海藻類を食べない人たちは推奨摂取量130μgに対して、日々の摂取量が不足していることも述べています。

日本人は欧米人よりも、ヨウ素過剰摂取の影響を受けにくいと考えられているようです。週に1~2度上限を超える程度は問題ないようですね。

ただ、あくまでも健康的な成人の話であり、

  • 18歳未満
  • 妊婦・授乳婦
  • 甲状腺疾患など、健康上問題がある方

はこの限りではありません。また、閉経後の女性は数値的には同じ制限ではありますが、「海藻類をほぼ毎日食べる人は週2日以下しか食べない人に比べて、甲状腺がんの発症リスクが高くなる」という報告もあるため、閉経後は注意が必要となるかもしれません

また、昆布からしっかりだしをとり、和食を中心とした食生活を送っている人は、今以上増やす必要はないかもしれません。

ただ、アレルギー改善効果を期待する人は、昆布だしでは効果がありません。昆布の抗アレルギー成分は水やお湯にはほとんど溶けないので、昆布そのものも食べるようにしてくださいね!

日頃、お味噌汁を飲まない人、肉中心の和食離れした食生活を送っている人はぜひ、意識して昆布を摂るようにしてみてください!

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