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結婚は幸せの固まりと勘違いしていませんか?婚活女性の理想と現実

Date:2012.05.16

昨年の震災を機に女性の結婚願望が高まりました。保険会社の調査によると「理想の人でなくても妥協して結婚する」という女性の割合が1,5倍にも増加。

確かに緊急時を思うと家族の存在は意義があるけれど、緊急時よりも日常の方がはるかに長い時間です。その長い日常を「幸せ感」のないままに過ごすなんて…。

婚活女性にアンケート

都内のブライダルサービスがネット上で婚活男女にアンケートをとったところ、なんと現代でも幸せな人生に結婚は欠かせないと思っている女性が4割。どちらとも言えないが半数。9割もの女性が「結婚は幸せに続くかも…」と思っているようです。

しかも、理想の結婚後の生活は、会話の多い夫婦、実家の近くに住む、子どもは2〜3人、夫と二人きりデートをする、安定した仕事の夫を持つ、結婚のイメージは「安心、安定」。婚活するだけあって、結婚に夢を持つ女性が多いようです。

婚活≒結婚式

「婚活≒結婚式」この等式は成立します。先のアンケートでも理想の結婚式に「青い空と青い海のもと海外ウェディング」「仲間にかこまれてホテルウェディング」をあげる女性が多く、その費用はどうするの?と他人事ながら心配になります。

婚活で理想を求める女性は、結婚式にも理想を求める傾向があるようです。婚活の目標は実は、その日限定主役の結婚式なのかもしれませんね。

結婚式≠結婚

結婚式は素晴らしい。誰のどんな結婚式でも感動します。愛を感じます。新郎新婦の末永い幸せを祈ります。

しかし、結婚式は1日で終わります。結婚とはその先に気の遠くなるような時間が待っています。そしてその長い生活の中であなたはもうヒロインではありません。

心理学でフィリップ・ブリックマンの研究というのがあります。宝くじにあたった瞬間、あたった人は幸せを感じます。それはごく当たり前のこと。大金を手にいれるわけですから。

しかしその1年後の調査で「宝くじにあたっていない人」と比較すると「幸せ度」に違いがみられない、というものです。結婚式と結婚とはまさにその関係。一瞬の物理的幸せは長続きしないのです。

結婚≠幸せ

結婚が必ずしも幸せに直結しないのは、おわかりですね。新婚と呼ばれるうちはいいでしょう。しかし誰よりも早く当人たちが「新婚」ではないと意識し始めます。その後に「結婚」で失ったものを数え上げるような機会もくるでしょう。

友だち、趣味、時間、仕事、お金…。結婚すれば手にはいると思っていた「安心、安定」も実は儚いものだと気づきます。今の世の中、そう簡単に安定できる生活は存在しません。では、「幸せ」とはなんでしょう?

幸せとは

また心理学の応用になりますが、セリグマンのポジティブ心理学、すなわち幸せや喜びを追求する研究によると、人生においての「幸せ」は3種類。

  1. 快楽の人生
  2. 充実の人生
  3. 意味のある人生

と分類されます。

  1. の快楽は一時的なもの。例えば結婚式。
  2. の充実とは何かに熱中していること。新婚生活もそう。彼に熱中、家事に熱中。その間は時間すら感じません。「フロー」と言われる精神状態です。
  3. は大きな目的に向かって進むこと、それによって意味のある人生が送れるということです。この③の幸福感が真の幸福感で、長く継続されると言われています。

この③の幸福感、大きな目標を持って進むことは、何も結婚していなくてもできることです。

仕事の上での最終的な大きな成果でもいい、社会へのボランティア活動でもいい、要は自分が、はっきりとした意志と目標を持って生活することが、「幸せ」なのです。

結婚と幸せは、この通り全く別のものです。しかし周囲には「この人と出会えて結婚したことが、私の人生の誇り」と断言するほど素敵な結婚を選択できた人もいます。

焦らずに、じっくり自分自身の目標を掲げてから、結婚という選択もサイドオーダー的に加えていくのが、現代の賢い女性像かもしれません。

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