婚活ストレス溜まってませんか?婚活疲れからの「婚活うつ」に要注意
Date:2015.08.21

現在婚活中という女性も多いと思いますが、婚活をがんばりすぎて「婚活うつ」になってしまう女性が増えていることはご存知でしょうか?婚活疲れ専門の外来ができるほど、婚活疲れや婚活うつに悩む女性は多いのです。
婚活うつは婚活疲労症候群と呼ばれることもあり、その名の通り婚活による疲れやストレスから心身に不調が出る病気です。
幸せな結婚のためにしている婚活で、なぜうつになってしまうのでしょうか?その原因や対処法をご紹介します。
幸せ探しのハズが…「婚活うつ」になる原因とは?
婚活うつは婚活をしている人ならだれでもかかる可能性がある病気です。婚活うつには以下のような原因があると考えられています。
婚活をがんばりすぎてしまう
婚活はとにかくたくさんの人と出会って、短期間でその人と付き合うかどうかを判断して、ダメならまた他の人を探す…という行為の繰り返しです
時間を無駄遣いしないために、平行してたくさんのパーティーに出席したり、出会った男性と連絡を取っているという方がほとんどです。心身ともに疲れてしまうのは、こういった婚活ならではの仕組みも関係しています。
また、最近は金銭的に自立した女性が歓迎されているため、仕事にも手を抜けません。
女性に求められる条件はそれだけではありません。
- 容姿
- 料理や家事の腕前
- 子供を産めるかどうか
魅力的な女性でいようと婚活以外のこともがんばりすぎてしまう女性が多いのです。
なかなか良い結果が出ない
婚活も恋愛と同じように、お互いに「良いな」と思える人と出会えるかは縁や運にかかっています。また、お付き合いを始めたとしても価値観や性格の違いから長続きせず、相手を探すところからやり直しになるケースも。
時間をかけてもなかなか良い結果が出ないとだんだん辛くなりますよね。結婚したいという思いが強ければ強いほど、結果が出ないことに焦りや不安を感じていきます。
何が悪かったのか原因がわからない
婚活は相手から断られてもその原因がわかりません。普通の恋愛や人間関係でも、理由のわからない別れはモヤモヤしますよね。
結婚相談所を通していれば相談所が間に入るので相手から直接理由を聞くことができず、婚活パーティーや街コンだと連絡しても適当にはぐらかされておしまいというパターンばかりです。
理由がわからないまま断られ続けていると「自分に原因があるのでは?」という思考に陥って自分ばかり責めてしまったり、人間性を否定されたような気持ちになりがちです。
逆に、容姿などに自信があったのに相手が見つからなかったり、良いなと思った相手から選ばれないことも大きなストレスになります。
容姿や年齢だけで判断されてしまう
婚活をする男性の多くは自分の子供を望んでおり、20代の女性を希望することがとても多いです。
それでなくても男性は若い女性を希望することが多く、婚活の場では女性は30代になると男性から声をかけられたり紹介されることがガクンと減ると言われています。
「私には女性としての魅力がない」と思い込みやすく、お子さんを望んでいる女性なら「このまま結婚できず、自分の子供を持つこともできない」とどんどん落ち込んでしまいます。
女性は長期的なストレスに弱い
元々、女性は長期的なストレスに弱く、体調を崩しやすいという性質があります。婚活が長期化すればするほど精神的に不安定になっていくのです。
上で紹介したような様々なストレスの他、周りから結婚を急かされたり、結婚できないことを責められて逃げ場がないというケースもあります。
また、婚活をしていること自体が恥ずかしいと思っていたり、結婚できないと思われるのが恥ずかしくて、誰にも話せず一人で不安や焦りを抱えてしまうという女性も少なくありません。
「婚活うつ」になりやすい3つの性格とは?
婚活うつになりやすい性格には、以下の3つの特徴があります。
1.生真面目
何でもきちんとこなそうとする生真面目な性格の方は、婚活もちゃんとやろうと真面目に取り組む方が多いです。
婚活も就活と同じように、自己分析をして自己PRの方法を考えたり、良い返事をもらえなかった原因を追究したりと、常に自分と向き合うことが必要になります。
生真面目な方は息抜きすることも忘れて常に自分と向き合いがち。欠点やコンプレックスばかり目に付くようになって、だんだん気が滅入ってしまうのです。
2.完璧主義
完璧主義の方は婚活にも全力投球で疲れやすいだけでなく、相手にも同じように完璧であることを求める傾向があります。
「私はこんなにがんばっているのに条件に合う相手が見つからない」という不満からイライラしたり、ストレスがたまりがちです。
3.「普通」にこだわりすぎる
周囲から言われる以下のような言葉や世間の目を気にして婚活をしていませんか?
- 30歳までに結婚しないと売れ残り
- 結婚適齢期は20代後半
- その年齢なら結婚して子供がいるのが普通
今は働く女性が増えて結婚適齢期は年々上がっており、結婚生活のスタイルも様々で普通なんてないようなものです。
ところが、周りの意見に左右されやすい方や「普通」にこだわっている方は、「婚活しているのに結婚できない私は普通じゃない、魅力がない」と強い不安や焦りを感じるようになりやすいのです。
「婚活うつ」は早めの対処が大切!その対処法とは?
婚活うつというとなんだか軽いものに感じますが、婚活うつも通常のうつもどちらも原因は強いストレス。長期化しやすい婚活も十分にうつ病の原因になることです。
婚活うつも心身の不調に気付いたら、早めに対処することで重症化を防げます。婚活うつを防ぐ対処法をご紹介します。
1~2か月婚活をお休みする
婚活が原因のうつなら、一時的に婚活をお休みすることで症状が緩和します。ただし、婚活では年齢も重要になってくるのでお休みの期間は1~2か月程度にしておきましょう。
うつ病は少し休めば完全に治ると考えられがちですが、それはごく初期のことです。重症化すると回復するのに時間がかかる上に、パニック障害や対人恐怖症なども併発してしまいます。
結婚に対する固定観念を持たない
「30歳までに結婚しないと」
「結婚が女性の幸せ」
よく言われてることですが、30歳を過ぎて結婚する女性はたくさんいますし、結婚=幸せということでもないですよね。
こういった固定観念があると、婚活が上手くいかなった時に不安になったりイライラしたりストレスがたまりやすくなります。
固定観念は持たないで、自分のペースでのんびり婚活を楽しみましょう。周囲から急かされても気にしちゃダメですよ。
断られても気にしない
婚活でお断りされると、つい「私の何がいけなかったんだろう?」と自分の悪いところを探してしまいますが、「あの人とは縁がなかったのね」と軽く考えるようにしましょう。
あなたがたくさんの人を紹介されたりパーティーに参加するように、相手も同じようにたくさんの人と出会っています。その中であなたより条件に会う人がいたというだけのことで、あなたが悪いというわけではありません。
婚活をしていれば、相手からアプローチされてもこちらから断るということもよくあります。お互い様と思ってあまり気に病まないように。
合コン程度の軽い気持ちで婚活をする
紹介やパーティーで知り合った人の中から結婚相手を探そうと思うと、必死になって自己アピールをしたり良いなと思った相手に選んでもらおうとがんばりすぎてしまいます。
もっと気楽に「いい人がいたらいいな」「話のあう人がいたらいいな」くらいの軽い感覚で婚活の場を利用してみるのはどうでしょうか?
婚活とは関係ない場所にも参加する
婚活という意識があると、常に自分が選ばれるかどうかを気にしたり、なかなか良い相手が現れなくてイライラするようになります。
息抜きもかねて婚活とは関係ないサークル活動も初めてみてはどうでしょう?
もしかしたらそこで素敵な出会いがあるかもしれないし、知り合った人から良い人を紹介してもらえる可能性もあります。
余裕のある女性の方が婚活に成功しやすい!
婚活うつは婚活特有の疲れやストレスからくる症状です。疲れたと思ったら少し婚活をお休みしてみたり、婚活をがんばりすぎないようにすることで予防や解消ができます。
また、「何が何でも結婚してやる!」とガツガツしている女性より、余裕のある女性の方が男性から魅力的に見えます。
何もせず「出会いがない」と嘆くだけの女性が多い中、自分から出会いを見つけるために行動するのはすごく良いことです。あまりがんばりすぎず、自分のペースで楽しみながら婚活をしてくださいね!
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